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河北新報 5月18日(金)14時0分配信
 太陽が月と重なってリング状に見える「金環日食」が21日に迫った。国内で25年ぶり、しかも広い範囲で起きる。仙台市は完全な金環に見えるエリアから外れるが、太陽が9割以上も欠ける部分日食は貴重な天体ショーだ。日食が近づくほどに市民の関心が高まり、市内の書店や雑貨店では観察用グラスが売れ行きを伸ばしている。

 市天文台によると、市内での日食の見え方は図の通り。午前6時23分ごろ欠け始め、7時40分に「食の最大」を迎え、9時9分に元通りになる。
 学芸員の溝口小扶里さんは「金環日食にならない地域でも見応えは十分」と指摘する。「食の最大前後20分間で『C』の字が時計回りに回転していくように見える。わずかな時間にこうした変化が見られるのは仙台ならでは」と強調する。
 国内で観察できる次の日食は2030年6月1日。北海道でだけ金環日食が見られ、仙台では今回より欠け方が小さい部分日食となる。ちなみに仙台で金環日食が見られるのは、417年後の2429年7月2日だ。
 日食観察には専用のグラスが欠かせない。エスパル仙台店(青葉区)の科学系雑貨店「ザ・スタディールーム仙台店」は、両目の部分に特殊なフィルムが付いた紙製の日食グラス(525円)を販売している。日食まで1週間を切ってから、1日100枚以上が売れているという。
 蜂谷知洋店長は「当初、仙台では金環にならないことから日食自体が見られないと誤解されたようだ。ようやく関東や東海地方並みに注目が集まってきた」と話す。
 9割以上欠けるとはいえ、太陽を直視したり、通常のサングラス越しに見たりすると、失明や「日食網膜症」という障害が起きる恐れがある。
 市天文台は「専用グラスを使った上で、隙間から漏れた光が目に直接当たらないようグラスの周囲を手で覆うなど、観察中も気を付けて」と呼び掛けている。
 仙台の21日の天気予報は曇り時々晴れ。仙台管区気象台によると、南海上にある梅雨前線が北上するスピードが速まれば、雲が厚く太陽が見えづらくなる。神秘の天体ショーは、週末の前線の動き次第となりそうだ。

◎主な観察会の日程

▽「日食トークショー&ワークショップ」 19日午後、青葉区のエスパル仙台店1階スクエア。市天文台職員から日食に関する解説を聴き、観察用のうちわを作る(材料費500円)。1、2、3時開始の3回。
▽「特別観察会」 21日午前6時〜9時半、青葉区の市天文台。屋外で日食を観察するほか、東京での金環日食の様子をホールでライブ中継する。
▽「移動天文車ベガ号による観察会」 21日午前6時〜9時半、宮城野区の榴岡公園内の噴水付近。市天文台職員とともに日食を観察する。

読売新聞 5月17日(木)21時29分配信
 日本年金機構は17日、国民年金と厚生年金の加入者計約3030万人のうち、コンピューターで管理している年金記録と原簿の紙台帳の内容が一致していない人が、約21万2000人に上る可能性があることを明らかにした。

 加入者1万2000人を対象にしたサンプル調査で判明したもので、同日の厚生労働省の年金記録回復委員会(磯村元史委員長)で明らかにした。

 サンプルでは、コンピューター管理の記録と紙台帳の両方があり、それらが一致しなかったのは、国民年金の加入者5057人のうち7人、厚生年金と国民年金に加入する1890人のうち30人、厚生年金のみ加入する2853人のうち28人で、計65人だった。

 このうち、資料の精査で年金加入記録が回復し、受給額が増えるのは48人で、平均73万1000円(生涯額)の増額となる。また、5人は受給額が減り、平均5万8000円(同)の減額となった。残る12人の受給額は変わらなかった。

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