科学

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

ロイター 2月8日(水)14時19分配信
[ケープカナベラル(米フロリダ州) 7日 ロイター] 米航空宇宙局(NASA)は7日、国際宇宙ステーション(ISS)に飛行士を輸送する「宇宙タクシー」計画について、開発を手掛ける民間企業を追加募集していると発表した。

NASAは2010年以降、ボーイング<BA.N>、シエラ・ネバダ・コーポレーション、スペースXなどの企業に対し、計3億6550万ドル(約281億円)を投資しており、各社がそれぞれの宇宙船を開発している。

追加で募集する企業は2社以上を予定しており、NASAはそれぞれに300万─500万ドルの投資を計画しているという。選ばれた企業は2014年5月までに、総合的な設計図を完成させ、予算が許せば打ち上げのテストも行う予定。

昨年にNASAのスペースシャトルが退役して以降、ISSへの宇宙飛行士の輸送はロシア一国が担っている状態。ロシアはNASAに対し、宇宙飛行士の輸送料として1人当たり約6000万ドルを課している。

時事通信 1月31日(火)16時6分配信
 総務省は31日、7月1日に1秒の「うるう秒」を加えると発表した。世界標準時と地球の自転速度に基づく時刻のずれを調整するのが目的で、午前8時59分59秒の後に同60秒を挿入する。うるう秒による時刻調整は2009年1月1日以来3年半ぶりで、初めて実施した1972年から数えて25回目。
 世界標準時は、高精度の原子時計で決められている。一方、地球の自転に基づく時刻にはむらがあり、誤差が0.9秒を超えれば世界標準時に1秒を足して調整する仕組みだ。うるう秒に自動対応しない電子機器は、手作業で調整しないと、設定時刻が世界標準時からわずかにずれてしまう。
 うるう秒をめぐっては廃止の議論があったが、1月の国際電気通信連合(ITU)の会合で当面、存続が決まった。 

読売新聞 12月8日(木)3時3分配信

物質を構成する素粒子に質量を与えたとされる未知の粒子「ヒッグス粒子」を見つけた可能性が高まり、ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)は13日、緊急の記者会見を開く。

 「神の粒子」とも呼ばれるヒッグス粒子は、現代物理学の基礎である標準理論を説明する粒子の一つで、世界の物理学者が40年以上探索を続けてきた。存在が確認されれば世紀の大発見となる。

 発表するのは、日本の研究者も数多く参加するCERNの「ATLAS」実験チームと、欧米中心の「CMS」実験チーム。いずれもCERNの「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」という実験装置を使って、陽子と陽子を高速で衝突させ、そこから出てくる粒子をそれぞれ分析した。

 その結果、今年10月末までの両方の実験データの中に、ヒッグス粒子の存在を示すとみられるデータがあることが分かった。8月までのデータでは、存在する確率が95%以下しかなく、データのばらつきかどうか判断がつかなかった。

読売新聞 11月18日(金)22時44分配信
 素粒子のニュートリノが超光速で進むという、相対性理論に修正を迫る実験結果を9月に発表した国際研究グループ「OPERA」は18日、精度を高めた再実験でも同じ結果が得られたと発表した。

 再実験では、スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関から約730キロ・メートル離れたイタリアの地下研究所へ飛ばすニュートリノのビームの長さを前回の3000分の1以下に短くし、より正確に速度を測定できるように工夫した。

 その結果、今回もニュートリノは光より57・8ナノ秒(ナノは10億分の1)早く到達していた。これは9月に発表した結果(60・7ナノ秒早い)とほぼ同じ。ただ、今回も両地点の時刻合わせにGPS(全地球測位システム)を使っており、疑問が完全に解消したわけではないという。

産経新聞 10月23日(日)7時55分配信

素粒子ニュートリノが光よりも速く飛ぶとする名古屋大などの国際研究チームの実験結果公表から23日で1カ月。現代物理学を支える相対性理論に反する結果に研究者の多くは半信半疑で、議論は混迷している。事態を打開するため研究チームは今週、追加実験に着手する方針を固めた。“世紀の大発見”か測定誤差か。謎の解明に向けて検証が始まる。(小野晋史)

 今月20日、千葉県柏市の東大数物連携宇宙研究機構。素粒子論や数学、天体物理などの国内外の研究者100人以上がホールに集まった。研究チームに参加した名古屋大の小松雅宏准教授が実験結果を英語で説明すると、精度などを疑問視する質問が飛んだ。

 「時間の計測に問題はないのか」「1987年の超新星爆発に伴うニュートリノが光とほぼ同時に地球に届いた観測結果と食い違うのでは」

 これに対し小松准教授は丁寧に説明を重ねたが、議論は平行線。参加した男子大学院生は「これが本当ならすごいこと。検証結果を待ちたい」と関心を寄せた。

 実験結果は大きな反響を呼び、研究チームには世界から600件以上の反論や提案が届いた。小松准教授らは同機構のほか、高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)や東大宇宙線研究所の研究施設(岐阜県飛騨市神岡町)などに出向き、説明に追われた。

 外部からの指摘で多かったのは、「時間」の測定誤差が影響した可能性だ。

 ニュートリノは極めて微小で他の物質とほとんど反応しないため、検出が非常に難しい。そこで研究チームは、ニュートリノの生成原料となる陽子が検出器を通過した時刻から、ニュートリノの発射時刻を間接的に推定する手法を使った。

 茨城県東海村から神岡町にニュートリノを飛ばす「T2K」実験を指揮する小林隆高エネ研教授は「この推定部分が論理として切れている。例えば、最初から最後までニュートリノは生成できていたのか」と疑問を呈する。

 指摘を受け研究チームは27日から、再びニュートリノを発射する追加実験を行う。陽子の通過時刻だけでなく新たな検出器を設置して発射直後のニュートリノの通過時刻もとらえ、時間計測の正しさを立証する計画だ。実験は約10日間で、結果を論文にまとめる。

 一方、ニュートリノの発射地点と到達地点では標高が異なるため、重力がわずかに違う。この影響で両地点で時計の進み方が合っていなかったのでは、との指摘もある。しかし、小松准教授は「検証済みで問題ない」との立場だ。

 研究チームの中村光広名古屋大准教授は「1カ月が経過して議論は出尽くしたようだ」と話す。ただ、決着には他の研究機関による追試が不可欠。同様の実験はT2Kと米国で行われてきたが、検証実験の計画はまだ具体化していない。

 今回の結果が正しければ「質量を持つ粒子は光速を超えない」とするアインシュタインの特殊相対性理論(1905年)は見直しを迫られ、現代物理学に計り知れない影響を与える。

 このため物理学者の多くは結論を急ぐべきではないと主張する。高エネ研の野尻美保子教授は「相対論の信頼性はそう簡単に揺るがない。まずは実験を再検証すべきだ」と慎重だ。中村准教授も「相対論を否定しようと思っているのではない」と強調する。

 現代物理学の根幹を問う歴史的な議論の行方を、世界中の科学者が固唾をのんで見守っている。

 ■「タイムマシンも可能」 問い合わせ、書籍販売急増…高い関心

 「超光速粒子」をめぐるニュースは学界だけでなく、一般社会でも大きな反響を呼んだ。

 実験結果は新聞各紙が1面で報じたほか、NHKなども取り上げた。ニュースサイト「MSN産経」では9月24、25日の全ニュースで第1位のアクセス数を記録。硬派の科学ニュースとしては極めて異例で、関心の高さを裏付けた。

 国立天文台には「実験結果は本当なのか」などの問い合わせが相次いだ。1カ月近くたっても続いており、「その後、真相は判明したか」と“続報”を期待する声も。担当者は「天文と直接関係のないニュースでこれほどの反響はあまり聞かない」と驚く。

 相対性理論によると、光より速い物質は時間をさかのぼっているとも考えられる。このため「実験結果が本当ならタイムマシンも可能」との専門家の談話が報じられ、日本科学未来館(東京)にはタイムマシンの質問も寄せられた。

 大手書店の三省堂書店(東京)では、アインシュタインや相対性理論に関する書籍の売り上げが伸びている。担当者は「実験結果が話題になり、多くの人が興味を持ったためではないか」とみる。科学雑誌「ニュートン」は12月号で「光速」を特集し、今回の実験も詳しく解説する。同誌編集長の水谷仁宇宙航空研究開発機構名誉教授は「これまでも『光より速い物質はなぜ存在しないのか』などの疑問が読者から寄せられている。関心は高いはずだ」と話す。


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事