年金

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8月24日2時30分配信 毎日新聞

 年金保険料の滞納を巡り、厚生労働省と財務省は、国税庁が行う初の強制徴収手続きの概要を決めた。日本年金機構が該当者を絞り込んでおり、今秋にも実施の見通し。事業所が従業員と折半して納める厚生年金では滞納2年分以上で滞納額1億円以上、個人が納める国民年金も滞納2年分以上、本人か連帯納付義務者の直近の年間所得1000万円以上で、ともに財産を隠匿するなど悪質なケースが対象。国税庁が差し押さえや公売を行う。 厚労省などによると、「悪質性」を判断する要件は▽財産の名義を書き換えたり、事業所や取引先を調べても収入が使途不明など、財産隠匿の恐れがある▽督促状を送付するなど滞納処分に入っても納付計画を示さず、「誠実な意思」が認められない−−など。

 国税庁への委任は1月、年金機構発足と共に改正国民年金法や改正厚生年金保険法が施行されたのに基づく措置。民主党は税と保険料を一体で徴収する「歳入庁」構想を掲げているが、年金の強制徴収は「国税庁の事務負担が過大になる」など慎重論もあった。同省は要件の整備で、該当者は数百〜数千の個人・事業所に絞られ、対応は可能とみている。

 強制徴収に関し、国税の滞納について猶予中や執行停止中▽破産申し立て中や会社更生法の申請中−−のケースなどは除く。具体的には、各地の年金事務所が督促した滞納者のうち悪質な要件該当者について、同省が国税庁に権限を委任する。

 保険料の納付率は、国民年金は09年度、過去最低の60%にとどまり、厚生年金の納付率も07年度の98.7%から、08年度98.4%、09年度98.0%と微減傾向が続く。

 一方、財産差し押さえは国民年金が07年度の1万1387件から09年度は3092件、厚生年金も同1万2879事業所から8250事業所と大きく減った。同省は「経費節減のため電話督促が主になったり、消えた年金などの対応に追われたのが背景」と分析する。【野倉恵、加藤隆寛】

8月5日21時43分配信 毎日新聞

 日本年金機構は5日、09年度の国民年金保険料の未納率が40.02%(08年度37.9%)となり、過去最悪になったと発表した。納付率は59.98%で初めて6割を割った。未納率の悪化は4年連続。年金機構は悪化理由を「年金記録問題への対応に人手を割かれた」と説明するが、未納率悪化に歯止めが掛からないだけでなく、「ねじれ国会」の下、民主党の主張する制度改革の行方も不透明で、無年金・低年金者増大の懸念は強まるばかりだ。

 年金機構は納付率が高い団塊の世代のうち、49年生まれが60歳に達し、受給者側に回ったことも悪化の原因に挙げる。未納率を世代別に見ると、25〜29歳は52.9%と最も高く、最低の55〜59歳(26.7%)の倍近い。若い世代を中心に年金制度への不信が高まっているのに加え、非正規労働者が増え、定額保険料(10年度は月1万5100円)を払えない人が急増していることも影響している。

 こうした事態を踏まえ、民主党は所得に応じた払いやすい保険料とし、国民年金の代わりに全額税による最低保障年金を創設するとしている。しかし依然具体性に欠け、国民の不信解消には結びついていない。同党は年金機構と国税庁を統合した歳入庁をつくり、徴税ノウハウを用いて未納を減らすとも言う。だが、徴税していない課税最低限より低い所得の人から保険料を集める能力があるのかどうかも未知数だ。

 国民年金保険料の未納率は92年度の14.3%を底に年々上昇し、02年度に当時過去最悪の37.2%まで悪化した。年金機構の前身、旧社会保険庁は「納付率80%」の目標を設定し、一時は回復に向かったものの、07年度に年金記録問題が発覚、納付担当職員の6割を記録問題に充てたことが響き、毎年約2ポイントずつ低下している。年金機構は当面の納付率目標を「現状維持」とする意向だが、年金記録問題を重視することが制度の劣化を招くという皮肉な状況に陥っている。【鈴木直、山田夢留】

7月28日0時0分配信 読売新聞

 厚生労働省は27日、企業が従業員の給料から厚生年金保険料を天引きしたのに着服や事務的ミスなどで国に納めなかったケースが、3月末で計2万3359件、総額約15億4900万円に上ったと発表した。

 このうち約10億9000万円(8749件)は3月末までに、企業が国の勧奨に応じて事後的に納付したが、残りはまだ納められていない。同省は、納付しない企業の名称や事業主名を省のホームページで公表している。

 政府は同日、調査結果を盛り込んだ報告書を閣議決定し、国会に報告した。企業の未納による従業員の年金減額を救済するための「厚生年金保険料納付特例法」に基づくもので、報告は半年ごとに行われ、今回で5回目となる。

1月4日10時35分配信 毎日新聞

昨年末に廃止された社会保険庁の後継組織として1日に発足した非公務員型の特殊法人「日本年金機構」(紀陸孝理事長)が4日午前、通常業務を開始した。東京都杉並区の同機構本部で開かれた発足式では、長妻昭厚生労働相が「社保庁は50年にわたり(年金)記録問題で国民の期待を裏切った。新組織で信頼を回復し、国民の老後を支えるのは自分たちだという気持ちで仕事をしてほしい」と訓示した。

 同機構の職員数は有期雇用を含め約2万3000人。正規職員1万800人の大半が社保庁から移行したものの、約1100人を民間から採用し、積極的に管理職に登用。保険料の徴収や年金記録の照合にあたる。都道府県ごとにあった社会保険事務局は九つのブロック本部に再編。全国312カ所の社会保険事務所は「年金事務所」に改称された。【塙和也】

12月11日19時12分配信 産経新聞

社会保険庁は11日、国民年金で市町村が保管する紙台帳記録とオンライン記録の一致していない割合が、0.3%だったとするサンプル調査結果を発表した。入力ミスなどが原因とみられるが、市町村保管の紙台帳記録1.4億件に当てはめて試算すると、最大42万件に誤りがある計算だ。

 サンプル調査は全国から抽出した2159件について実施。紙台帳とオンライン記録に食い違いがあったのは7件。このうち保険料の納付記録が未入力だったものが5件、生年月日が異なり基礎年金番号に未統合だったものが2件だった。受給者分の5件は記録訂正で年金額が1人あたり平均年10万3950円増える。

 また、社保庁は国民年金の特殊台帳(未納・免除期間などがある記録)の記録3096万件とオンライン記録の全件照合結果(実施率97%)についても公表。不一致は20万7184件(全体の0.7%)で、受給者分の記録訂正による年金増額は1人あたり平均年1万4852円だった。


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