|
4月10日22時16分配信 読売新聞
福田首相は10日夜、首相官邸で自民党の伊吹幹事長、谷垣政調会長ら党四役と会談し、道路特定財源制度を2009年度から廃止し、全額一般財源化することを、11日に政府・与党間で正式に合意することを確認した。
政府・与党はこれを、ガソリン税の暫定税率を維持する税制関連法案に関する与野党協議の基本方針とし、近く野党に提示する。しかし、民主党は暫定税率廃止を譲らない構えだ。
政府・与党合意は、首相が3月27日に表明した内容に沿って、一般財源化のほか、〈1〉暫定税率の扱いは、地方の道路整備の必要性などを踏まえ検討〈2〉10年間で総額59兆円と定めた道路整備中期計画は、5年間として新たに策定−−などを盛り込む。自民党の道路族議員らに配慮し、「必要な道路整備は進める」との趣旨の文言も入れる。11日午後に「道路特定財源の見直しに関する協議会」を開き、文書で合意する。これに先立ち、自民党は同日午前の党役員会で了承する予定だ。
政府・与党は、税制関連法案など道路関連法案を原案通りに成立させ、一般財源化などは09年の通常国会で法改正することで野党側と合意したい考えだ。首相と民主党の小沢代表で党首会談を開き、合意を働きかけることも検討している。
これに対し、民主党は、山岡賢次国会対策委員長が10日、自民党の大島理森国対委員長に与野党協議の開催を申し入れるなど、協議は否定していない。しかし、暫定税率廃止を求めているほか、閣議決定や自民党の総務会などの党議決定も必要としており、協議の進展は難しい状況だ。
|