|
2月24日7時32分配信 ロイター
[ニューヨーク 23日 ロイター] 米国株式市場は大幅続落となり、ダウとS&Pは1997年春以来12年ぶりの安値を記録した。金融システムの安定化をめぐり米政府に対する信頼感が揺らいでいる。
米政府が保有するシティグループ<C.N>優先株を普通株に転換する可能性があると報じられたが、市場では、大手金融機関の問題を解決するには不十分と受け止められた。
CNBCがアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)<AIG.N>について、追加支援をめぐる政府との交渉が決裂すれば破たんに追い込まれる可能性がある、と報じたことも地合いを悪化させた。
ダウ工業株30種は250.89ドル(3.41%)安の7114.78ドル。
ナスダック総合指数は53.51ポイント(3.71%)安の1387.72。
S&P総合500種は26.72ポイント(3.47%)安の743.33。
企業や消費者によるIT(情報技術)関連支出の減少をめぐる懸念を背景にハイテク株の下げが目立ち、IBM<IBM.N>は5%安、ヒューレット・パッカード<HPQ.N>は6.3%安となった。
モルガン・スタンレーが価格低下などを理由に2009、10年のパソコン(PC)売上高見通しを引き下げたことも嫌気された。アップル<AAPL.O>は5%近く下落。
一部の米銀大手が国有化されるとの懸念が引き続き相場を圧迫。ただ、ホワイトハウスが、銀行システムは政府監督下での民営が依然として最良の方策、との認識をあらためて示したことを受け、株価は一時やや値を戻した。シティは9.7%高、バンク・オブ・アメリカ<BAC.N>は3.2%高。両銘柄とも前週末20日は35%超急落していた。ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>は5.7%安。ドイツ銀行は同社の目標株価を3分の1近く引き下げた。
|