|
「ヤンキー先生」こと義家弘介氏のことを私が知ったのは、例のドラマ「ヤンキー母校に帰る」が放映される直前だった(現在名古屋では2度目の再放送が終わった)。氏の本を読み、非常に感銘を受けた反面、幾つか気になる点があり、アマゾン社HPで書評した。氏のやり方が、北星余市高校以外でも通用するのか、「普通の」高校教員にそこまで求めるのは酷ではないか、氏自身が家庭を持っていないからこそできる側面もあるのではないか(教師の娘がグレることもままあるようだし)――それらが私の疑問だった。
去年だったか、名古屋大学でヤンキー先生の講演があり、是非質問をしたいと思い、参加した。氏は当時既婚で、また高校教員をやめ、教育委員会に入ったばかりだった。その経緯を述べることから講演は始まったと思うが、きわめて面白い話だった。話上手であると同時に、内容も有益であった。私の印象に残っている話が幾つかある。第一に、「いい教師とはどんな教師か」と聞かれると、氏は「そんなものはいない」と答えると言う。どんなに良い教師でもウマが合う合わないはあるから、どんな生徒にも良い教師はいない。しかし、学校全体でみれば、多様な教師を揃えることによって、いろいろな生徒に対応できる。つまり、教師団が協力して生徒を見る体制を整備することが重要であり、その意味でいい学校というものはあり得るだろう、ということだった。第二に、自由とは勝手気ままに振る舞い、後になってあたふたすることではない。自由とは、自分の言動の結果をきちんと予測でき、それに責任がとれることを言う。したがって、それは教育の最初に与えられるべきものではなく、最後に与えられるべきである。この二点が聞けただけで、私は講演に来た甲斐があったと感じた。
第三に、教師はオヤジギャグを言うことが望ましいそうだ(笑)。面白すぎるギャグは授業を中断させるし、かといってギャグがないと生徒は疲れる。オヤジギャグは苦笑を誘い、授業を中断させることなく息抜きをさせる(笑)。ただ、狙っても面白すぎるギャグは言えないそうだ(笑)。
|
本人補足:ヤンキー先生が偉いのは、過去の教訓を現在に活かして活動している点にあり、彼の過去がそれで正当化されるかどうかという問題とは当然別問題である。
2006/5/21(日) 午後 5:17 [ a99*90*d ]
本人補足:当然のことだが、自由は教育過程において徐々に解禁されるべきものであり、学校内では自由が無いなどと主張したいわけではない。
2006/5/23(火) 午後 3:31 [ a99*90*d ]
本人補足:親友の助言によると、各段階でどこまでを習得させるかという、小中高大を貫通するような新たなプログラミングが必要ではないか、とのこと。もっともな指摘であると思う。
2006/6/6(火) 午前 11:37 [ a99*90*d ]
本人補足:ドラマでホームルームの場面は出てきたが、ヤンキー先生が、実際の教科に関わる授業でどう教えているか、見た覚えがない。。。
2007/1/17(水) 午後 0:13 [ a99*90*d ]
本人補足:『諸君!』最新号に石原都知事との対談が出ている(まだ途中までしか読んでいないが)が、相手が相手とはいえ、どうも気がかりな点が多い。『世界』2月号で、教育再生委員会には教育の専門家が不在だという批判があったが、それが悪い方向に行かないことを望む。
2007/2/15(木) 午後 0:51 [ a99*90*d ]
本人補足:首相のために選挙など出てないで、教育現場に戻った方がよいのではないですか?
2007/6/27(水) 午後 5:14 [ a99*90*d ]
やはりこの人、教育現場以外には向かんわ。http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%8a%a0%e8%a8%88%e5%ad%a6%e5%9c%92%e3%80%8c%e5%ae%88%e7%a7%98%e7%be%a9%e5%8b%99%e9%81%95%e5%8f%8d%e3%80%8d%e5%89%af%e5%a4%a7%e8%87%a3%e7%99%ba%e8%a8%80%e3%81%ab%e6%89%b9%e5%88%a4%e7%b6%9a%e5%87%ba/ar-BBCHAan?ocid=spartandhp#page=2
2017/6/16(金) 午前 2:57 [ a99*90*d ]