『あざらし。の日記。』

すっかり、ご無沙汰をいたしてしまいまして、申し訳ありません。

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 1月16日に、父が亡くなりました。


     さんざん、入退院を繰り返し、手術もし、最後は電気ショックを何度も何度もかけても
     かえってきてはくれませんでした。


     わたしは実家というものがあるのならば、出入り禁止です。
     ですから、父が病院にいて、相手方(いまや継母以外の存在になりました)がいないときに
     サシで話せることが、唯一の父とのコミュニケーションでした。


     やっと、ブログに書くことを決めたのは、おそらく父を亡くした怒りでしょう。

     たったひとりの肉親を失い、とうとう、ひとりぼっちになりました。
     何を甘っちょろいことを言っているんだ、と思うかたもいらっしゃるかもしれません。


     でも、父はわたしにとって、かけがえのない父でした。
     生きている百科事典のように、ちいさいころから、なんでも聞けばほとんど即座に
     答えが返ってきました。

     本を読む楽しさや、歴史の難しさ、戦争の恐ろしさ、ひいては生きてゆくことの辛さまで
     教えてくれました。


     わたしが家を出ようと思ったときに、なんども相談しました。
    「おまえな、一度出たら、二度とは帰ってこられないぞ、それでもいいのか?」

     家での虐待に疲れ果てていたわたしは、フルタイムで働くということに疲れ果ててもおり、
     いつでも帰ってこれるじゃん、くらいの気持ちで家を出ました。

     でもそれは、お父さん、あなたが正しかったです。

     父が亡くなったときから、お線香を上げることも禁じられ、わたしはささやかな仏壇と
     位牌を求めました。わたしの母は、自殺しておりますので位牌も戒名もありません。
     今度の父の位牌は、裏側を連名にしています。
     ささやかな、ちっぽけなわたしの復讐です。

     昨年の12月頃から、自殺未遂を繰り返し、わたしの血でも血管でも臓器でも何でもいいから
     あげたかった。それで父が生きていてくれさえするのならば。

     
     お父さん、わたしはあなたが、大好きでした。
     ずうっと言えなくて、ごめんなさい。

     あなたの、娘に生まれてきてよかった。

     ありがとう。おとうさん。     
     

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