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「名もなき毒」宮部みゆきさんです。 きっと、以前ならば間違いなく、書店に並んだときに買って読んだであろう本を、 図書館に予約して、ここまで待ちました。 途中手違いで、1回キャンセルになってしまい、「来た!」という喜びが「えええ」 というがっかりに変り、やっとやっと来た。 「誰か」とつながっているんだ、というのは知っていましたが、なるべく書評や、 内容がわかるものは避けて通ってきました。 「殺人事件」「殺人」というものは、間違いなく凶悪で怖ろしく嫌なものですが、 事件の陰惨さや陰や闇を、くるむやさしいものがあります。 最近は、宮部さんの作品で、現代ものであまり、すごく良いかんじで読めたものが なかったのですけれども、この本はいいです。一気に読めました。 もともと、にんげんが持っている、毒。 それを、持ったまま、持っていることも気付かずにいけたならば、どんなにか いいでしょう。でも、なかなか、そうは、いかない。 毒が暴走し、毒に溺れる。 誰にだってきっと、「そういう思い」はある。 でも、そうは、しないものなのがまた、にんげんなのかもしれない。 そして、自己中毒のようになっている場合もある。 だって、そうか、そうじゃないか、毒は見えないのだから。 エンディングは、変えないで欲しいです。 曲も、この中に最後に出てくる、「丘を越えて」で、御願いします。 丘を 越えて 行こうよ 真澄の空は 朗かに晴れて 楽しい心 鳴るは胸の血潮よ 讃えよ我が青春を いざ行け 遥か希望の 丘を越えて ほろりと。 |

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