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今回、本学大学に学ぶに当たって、まあこういった古い本も再読する良いチャンスだな、 と思いました。「第4の殺人」なわけですから、当然その前に3冊の本が出版されている のですが、わたしはこの、4冊目がとっても好きでした。 「魔性の殺人」第一の大罪 、「欲望の殺人」第二の大罪、「無垢の殺人」第三の大罪と、 この「大罪」シリーズは4冊です。でも、このほかにも、もう、あれよあれよというように 「十戒」シリーズ、「ニューヨーク夢物語」などなど、調べてみたら懐かしいタイトルが ハンド君のように、わたしを「おいで おいで」していました。 学生だったり、まだまだこどもだったりしながら読む、人間の心理と言うものは、はたして どこまで理解していたのだろうかと、今回思いました。 ただ、もともとわたしは直球勝負みたいな単純なところも多い人間なので、今も昔も 「怒り」で人を殺してしまうことが、一番理解しやすいようです。特に、そのひとの尊厳を 脅かしてしまったり、信用を裏切ったり、プライドをずたずたにされたり、いろいろな 怒りはあります。今回この物語においては、もう烈火のごとくの怒りではありますが、 たとえ静かであっても、ふつふつと湧き上がり、いつしか沸騰点を迎えてしまったり、 理性をも越えてしまったりしてしまうものが「怒り」なのではないでしょうか。 どんなカタチにせよ、いけないことですが。 やはり、どうしても古さは否めません。 でも、思い出したことで、とっても大きかったのは、このシリーズでディレイニーが 作る、よだれの出そうな数々のサンドウィッチ、焼きたてのパンを、パン屋さんで買う シーン。それも、誰がこんなに食べるのさ、という量の、美味しそうなパン。 そうそう、この頃日本にはドンクしか、無かったかも・・・。 いまや、ありとあらゆる種類のパン屋さんがあるのですから、このレシピも、あっちの レシピも試せます。スライスオニオンの入った、オイルサーディンも。 また、翻訳者である、田村 義進さんのページもみたところ、またまた再読したいよの本 たちが、怒涛のように押し寄せてきているのでした。 高い波が来るぞう。 でも、黄表紙やさんも、勝小吉さんも、わたしを待っているんです・・・。 |
「本楽大学」
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この作品は、ピーター・ストラウブとスティーブン・キングの共著です。 イギリスに住んでいたピーター・ストラウブに、キングが原案を持ちかけることで実現した (と、あとがきに書いてあります) この夢のようなコラボレーションは、今読んでもちっとも古さを感じさせません。 そして、アメリカに帰ってきたストラウブと、1980年から84年の間に作り上げた もしかしたら?どこかBかも?という楽しさも含んでいます。 かわりばんこに執筆して完成させたものなのに、どうしてここまで応えあい共鳴しているか やっぱり再読してまた、妙な興奮と感動を憶えました。 区切り無くつながって、タリスマンへと導かれる。 「タリスマン」は、歌うよ。「ジャック!おいで!」 キング独特の毒とスプラッターな部分が、少し薄まっている、だけど、そこここに毒が、 引き寄せる怪しい魅力がこう、ストラウブの美しいもので薄衣のようにとりまかれている。 (と、書いて見て今度はよく読んだら、やっぱりあとがきに書いてありました。。 「キングはストラウブの、見事な散文」に惚れ込み、ストラウブはキングの「破格的で猥雑な 口語体」に、感嘆している ―中略― おたがいどうし文体を真似ることからはじめ、 やがてそのどちらでもないものになる ―中略― 相手の書いた文章には、いっさい手を 入れなかった)凄いや、やっぱり。 きれいなんだろうなあ〜。この子はきっと。 どんなに、ばっちくなっていたとしても。 そして今のSFX技術だったら、きっと作れるし。作って欲しいと思います。 お母さんのリリー役には、今度こそニコール・キッドマンを・・・。 初めて「スター・ツアーズ」に乗ったときのような興奮と、ウルフの出来に期待します。 この本を久々に通しで読んだら、やっぱり長いしくたびれました。 もちろん、「指輪物語」ですとかには比較になりませんが、読み終わってしばらく呆けた ようになっておりました。いけませんね。 それからキングの作品に必ず出てくる、罵詈雑言の類には、訳者のセンスが光りますね。 わたしはこのなかの、「ヌケヌケヌスット!ヌケヌケヌスット!」というのが、妙に耳に ついて、あとから口に出して言ってみて、くすくす笑ったりしていました。 ファンタジーだと認めていただいたので、大好きなキングをこれから勝手に「キング派」 と名乗り、レポートしてまいります。あらすじなし、誉め言葉とあとがき引用が、もし うっとおしくても宜しく御願いいたします。 |

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中学生の頃、奇妙な小男に恋をしました。 むさぼるように読んでいた、あのころを思い出しました。 それはまだ、現実や社会を知らなかったからかもしれません。 でも。 ひさしぶりに読んだこの本は、やっぱりすごかったです。 乙女に戻ったかのような感動を与えてくれました。 きっと一生行かないであろう、ナイルへと思考はさまよいます。 「自分では、この作品は「外国旅行物」のなかでも最もいい作品の一つと考えています。 そして探偵小説が「逃避的文学」だとするなら、(それであって悪い理由ではないで しょう!)読者はこの作品で、ひとときを、犯罪の世界に逃れるばかりでなく、南国の 陽差しとナイルの青い水の国に逃れてもいただけるわけです」、というしめくくりの 「著者による前書き」を読んでにやっとしてからほろっとしたりするのは、きっと わたしだけではないはずです。 1978年に「ナイル殺人事件」として映画化されましたが、映画よりも本のほうが 古さを感じさせないように思います。デジタル・リマスター版でも・・・。 むしろ、いまでもこのタイプの古典的な殺人はしょっちゅう起こったり本になったり するからなのかもしれませんね。なあんて、かんがえたり。 ミステリ学部へのレポート提出が遅くなりましたが、これから課題図書もそうでは 無い本も、けっこう読んでしまったので徐々にアップします。 |

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ああ、久しぶりに読みました。 ファンタジー学部とも月野さんとのかかわりのうえで敬意をはらう意味でも、 避けては通れない本です。 内容は、なるたけ書きませんが「もうひとつの世界」がつながってゆく、その 加速力と、反対に本来の幸せな家庭とのギャップ。 強く、激しく、ファンタジーは襲いかかってきます。 特に「夢」はかなりはっきり見るほうですし、つながっているケースもあります。 だからといって、「もうひとつの世界」は形成できません。 できたら、いいのにな。 ちゃあんと家庭を持って、家族(こどもを含む)があるかた、また性別によっても 印象や怖さやいろいろな感情が違ってくると思いますが、名作です。 「課題図書」には、重すぎますか? 次は、「みぃつけた」と、そのつぎは「タリスマン」を書きたいと思っています。 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」も読んだのでした、そうでした。 ミステリ学部の課題が難しくって、何を書こうかまだまだ時間がかかりそうです。
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半月以上でしたので、「このぅ!ビスタに変えてるんだな」と思いながらも、たのしみに していました。そして、期待は裏切られませんでした♪ 予約はすべて備え付けのパソコンにログインし、自分の図書カードのデータはすでに、 ベースがあるのでログインしたら、通販のようにカートに入れて予約してゆくのです。 来月になれば、予約データもすべて、自分のパソコンにメールが届くシステムになるそう で、今はまだ電話ですけれども、この進歩と進化に、嬉しい感激でした。 立派にファンタジーではありませんか? 少年少女「ふろくコレクション」という本です。 日本人はもともと、世界で最も早く、多色刷りの技術を庶民レベルで享受した国民だと 言われています、と冒頭から10行目くらいに書かれていますが、浮世絵からの流れや センスがこんなに生かされているものも珍しいですよね。 この本は現代のことを書いているわけではなく、明治、大正、昭和を通しての本です。 特に昭和に重きが置かれ(それはそうですよね)、「戦前」「戦中」「戦後」に分かれて います。物資がたりない時にでも、夢を与えよう、もしかしたら洗脳しようという勢いや 戦後はアメリカ文化やら欧米化?で大きく変ってゆきます。 このふろくを作っていたかたも、そうでないかたも。 (ある意味歴史書かもしれませんね。笑) 弥生美術館で、展覧会を行ったそうです。 1枚の紙を切って作ってゆくものなどは、現存しているもので作ってしまうわけには、 いきませんから、カラーコピーを取って、そこから新しく組み立てて展示したそうです。 驚き、かつ楽しい。参加されたかたも、ご覧になったかたも、きっと。 うんと後のほうのページになると、「あ、これこれ憶えている!」というものまで登場。 あの、紙をくるりんと回すと、薄いカラフルな紙で蛇腹のようになっているもの。 お姫様のドレスやら、当時の最先端だったわけですね。 かろうじてわたしが生まれる頃近くまでの編集なのですが、ものすごい発想力とパワーを 感じます。「自動式扇風機」「宇宙ピストル」「快速空中電車」。。。。 ぜひ、ご興味のあるかたは、ご一読をお薦めいたします。 やっぱり、図書館はいいですね。
こんな素敵な本にめぐり合えるのですから。 |

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