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メトロポリタン・オペラ・ガラ 1991
リンカーン・センター25周年記念コンサート
を収録したビデオで、
ベルディ作曲 歌劇「リゴレット」第3幕
ベルディ作曲 歌劇「オテロ」第3幕
ヨハン・シュトラウス作曲 喜歌劇「こうもり」第2幕
の3編が収められている。
今日は、そのうちのベルディ作曲 歌劇「オテロ」第3幕を見終えた。
プラシド・ドミンゴのあたり役の「オテロ」ということで、さすがに40分の第3幕だけの収録が短
く感じられる舞台だった。
ドミンゴは、私がここ半年の間に見てきたいくつかのオペラの中のそこここで演じていたし、他の作
品でも、見ごたえのある、また聴き応えのある歌唱をみせていたので、初めから、見る機運が高まって
いた。特に最近では、レオンカヴァッロ作曲の「道化師」が強く印象に残っている。
ところで、私は、このメトロポリタン・オペラ・ガラ 1991のビデオを見る前に、英国ロイヤル
・オペラでの「オテロ」を収録したビデオを見ている。ショルティの80歳記念講演なのだそうだが、
ほんの数十分見ただけで、放り出してしまっていた。主演はやはりドミンゴだった。その当時は、まだ
、オペラを見始めたばかりのころで、それも仕方なかったように思われる。そんな経過をもつ「オテロ
」が今、曲がりなりにも興味の対象となっているのは確かだ。
「オテロ」とは、そもそも何かというと、原作がシェークスピアの「オセロ」・・・当然のことだが
、私はまだ未読である。あるいは一生、読むことがないのかもしれない。せっかく、何らかの縁があっ
て触れた書物であるから、できるならば読んでみたいものだ。
アッリーゴ・ボイトのリメイクとイタリア語の台本に刺激を受けた67歳のヴェルディが1880年
に着手、1887年2月5日のミラノ・スカラ座で初演、大成功を収めたという。
シェークスピアの原作らしく物語の題材は人間の持つ喜悲劇。物語の中で、重要な位置をしめる第3
幕では、英雄オテロの心を支配する様々な思いに苦悩する姿が描かれる。それを、ドミンゴの歌唱とヴ
ェルディの音楽が表現する。
第3幕だけでは満ち足りない思いが私の中にあり、全4幕が収められた英国ロイヤル・オペラの「オ
テロ」を見てやろうと今から、胸をわくわくさせている。
作曲者: ジュゼッペ・ベルディ(1813−1901)
台本:アッリーゴ・ボイト
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演奏:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
配役
オテロ:プラシド・ドミンゴ(テノール)
デズデモナ:ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
ヤーゴ:フスティーノ・ディアス(バリトン)
エミリア:ソンドラ・ケリー(メッゾ・ソプラノ)
カッシオ:ウヴァ・ハイルマン(テノール)
ロドリーゴ:チャールズ・アンソニー(テノール)
ロドヴィーゴ:ポール・プリシュカ(バス)
伝令:ドウエイン・クロフト(バリトン)
ステージ・プロダクション:フランコ・ゼッフィレッリ
ヴィデオ演出:ブライアン・ラージ
製作:1991年9月 メトロポリタン歌劇場
日本語字幕:小瀬村幸子(イタリア語、フランス語)、山瀬次男(ドイツ語、英語)
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