着物アロハシャツの山雲海月

和柄の古布やVintage着物から仕立てた1点モノのアロハシャツ

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片身替りとは、
背縫いを中心に左右別の地色や、別の模様の生地で仕立てた着物のことで、
桃山時代から江戸時代初期にかけて流行したそうです。
しかし現代でも片身替の浴衣等は、はっとするほどモダンで粋です。

これまでATELIER 山雲海月の合切袋は、
両面同じ柄行きを使って作ってきましたが、
今回はこの片身替りをイメージし、新作を作ってみました。


イメージ 1


この生地、元は子供の祝い着でした。
おそらく明治時代ぐらいの着物ではないかと思われます。

子供が成長し、祝い着が着れなくなったからなのでしょう。
購入した時この祝い着は、布団表になっていました。
今でいうリサイクル。
昔の人は本当にモノを大切にしてきたのですね。

アロハシャツを仕立てようと購入したものですが、
生地があまりに薄く繊細だったため、
鯉の滝登りの額装を4つ作り、(既にSOLD OUT)

イメージ 4


また家紋でカードケースを作り、(既にSOLD OUT)

イメージ 5


そして最後に残った生地で、この合切袋を作りました。

絵柄は全て手描きです。

滝を登る鯉がいきいきと、
また波頭にいたっては、北斎を思わせるような迫力と繊細さで描かれています。

イメージ 3



もう片方の面は、
同じ祝い着に染め抜かれていた花菱の家紋をあしらいました。

イメージ 2


「うらを見せおもてを見せて散る紅葉」ではありませんが、
どちらの面も見せたくなる、もちろんONE & ONLYな合切袋です。


しかしアンティークと言える絹は、どうしてこうも繊細なのでしょう?
それは、お蚕さんが食べる桑の葉。
その桑の木に与える肥料が今と違い、全てオーガニックなものだったことに由来するとか。


昔の祝い着は、モノを大切にする心だけではなく、
食べ物の大切さまで教えてくれるんですね。




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