着物アロハシャツの山雲海月

和柄の古布やVintage着物から仕立てた1点モノのアロハシャツ

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襤褸の手前で。

襤褸。

難しい漢字ですね。

「らんる」もしくは、「ボロ」と読みます。
そう、使い古して役に立たなくなったボロボロの布の「ボロ」。

主に東北地方の農村部で着用されていた野良着。
何度も何度も継ぎあてをしたり、ほころびを縫い合わせたり、

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当て布をしたり、刺し子をほどこしたりして、

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場合によっては何世代にもわたって使い続けられた仕事着。

それがボロボロになったものが襤褸です。

今回仕立てたバッグは襤褸の一歩手前。
比較的良い状態の所を選んで裁断しました。
優しい風合いには深みと温かみが感じられます。


イメージ 1


「ボロは着てても心は錦」という唄もありますが、
このバッグの内側には大変貴重な絵絣を2種類使っています。

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一つは表の野良着が経て来た長い時間に敬意を表して「鶴と亀」の絵絣。
もう一つは縁起の良い末広がりの「扇と花菱」の絵絣。

リバーシブルなバッグではありませんが、almost reversible。
裏返して使っていただいても大丈夫な位、丁寧に縫製してあります。

ポイントは濃い藍染の部分に施された赤いステッチ。

イメージ 5


これがこのバッグをモダンな雰囲気にしています。
野良着としてはもう役に立たない襤褸(ボロ)でしたが、
形を変えることによってモノを入れて運ぶという新たな役割を担いました。


襤褸についてもっと詳しくお知りになられたい方、実物をご覧になられたい方。
浅草・浅草寺の二天門のすぐそばの、アミューズミュージアムへ是非お出かけください。


さて2012年もいよいよ千秋楽。
今年は皆様にとって、どんな一年だったでしょうか?

今回上記でご紹介させていただいたバッグの素材は襤褸の手前ですが、
わたしの体や心は既にボロボロ。
しかし何とか襤褸の手前で踏み止まり、
今年一年無事過ごす事ができたのは、
皆様の暖かいご支援のお陰と、日々何かしらの本を読んでいるからだと思います。
そんな私が独断で選んだ今年の本、お勧めNo.1は、
なんといっても「HELP 心がつなぐストーリー」です。
これを読んで改めて、
誰もが誰かを何らかの形でHELP 手助けしているんだなぁ・・・と感動しました。
またこの本は、あなたの心の奥に仕舞い忘れている大切な何か、
決して無くしてはいけない大切な誰かを、
思い出させてくれるHELP 手助けをしてくれます。
未だお読みで無い方、是非ご一読ください。
但し電車の中で読むと、号泣してしまう個所もありますので要注意です。


本日、

 跳び上がる、
 舞う、
 飛ぶ
 はじける、

をテーマにした2013年の新作アロハシャツ6点が出来あがりました!
来月半ばにはお披露目させていただく予定です。


皆様、今年一年ありがとうございました。
どうぞ明るく、健やかな新年をお迎えください。




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