だべり場

プリキュアおじさんの住処

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「ダメか……またダメだ。いい加減介入した方がいいのかねェ。畜生、面倒臭いけどそうするしかねェか」
 照明が消えた暗い部屋。湿った空気の漂う陰湿な雰囲気蔓延る空間に佇む一人の赤い髪の人物が呟き、あるスイッチを押した。
 
 
 僕は変態だ。凄く変態だ。誰も追いつけない程に変態だ。正直世界一変態だと思う。だから僕は前の学校でいじめられていた。変態だという以外は全て普通で平凡な僕だけれど、変態だという理由だけで壮絶ないじめに遭った。でも僕はいじめにあったところで変態をやめる気はなかった。僕が変態なのは本能的なものだから、他の人に何と言われようと変態をやめる気はないんだ。
 ところで僕はお父さんの仕事の関係で引っ越すことになった。つまり学校も変わる。転校だ。
「今度はいじめられないように出来るだけ頭の中に留めておかないとなぁ……」
 僕は段ボールが埋め尽くす元自室で一人呟いていた。ちなみに今は携帯ゲーム機でギャルゲーをプレイしている所だ。そのタイトルはズバリ『萌え萌えバトル!ハイスピードパンチラガール〜爆誕〜』という。その内容は題名の通りにバトルものだ。主人公が孤高にして伝説の格闘家でその生きる伝説に挑んでくる格闘家や忍者が美少女。そして圧倒的パワーで挑戦者をねじ伏せる度にカットインでパンチラが拝めるのだ。そうして戦い、絆を深めていき最終的には何故か付き合い始めるというものだ。いやあ、作画が好みだったから買ってみたけど大当たりだった。性格もきちんと練られていて戦闘も結構凝っている。へたをすればそこらへんの格闘ゲームよりも面白いかもしれない。特に忍者の娘が僕の好みだ。昔から忍びとしての生き方を叩き込まれてきていて素っ気ない態度だけど本人も気づかないうちに主人公にだけは気を許すようになってくる。そこを指摘すると赤面したりして慌てふためく。最高だ。
 そんな風にゲームに興じていたのだけれど流石に眠気がきた。時計を見れば深夜の二時だった。仕方ないね。僕は床についた。
 
 
 引っ越しは完了した。描写とかはしない。楽しくないし。そして今は学校だ。新しい学校。その名は『私立偏怠学園』。僕は少し緊張しながらその学園に足を踏み入れた。
 入ってみれば案外すぐになじめた。そして驚くことにといったら変かもしれないけれど僕のクラスには美少女が一杯だった。というかこの学園の女子はみんな美少女だ。これなんて天国?右を見ても左を見ても、360度美少女だ。モブキャラですら美少女。これこそ僕の求めていた学園生活だ。これならいじめられても怖くない。美少女に罵られたって興奮するだけだしね。
「清くん。これからよろしくね!」
 隣の席の美少女もとい陽光ひかる(ヨウコウヒカル)が僕に話しかけてきた。眼鏡をかけていて淡い黒の長い髪なクラスの委員長だ。多分メインヒロインだろう。そう言う感じがプンプンする。面倒見が良くて頭が良い真面目な女の子。勿論僕の射程範囲内だ。
「清くん?」
 ああ、そういえば僕の名前は佐藤清だった。危うく自分の名前を忘却の彼方へと捨て去るところだった。危ない危ない。
「あ、うん。よろしこ」
 僕は挨拶をお返しした………うん?なんだこの違和感……。
 
 放課後僕は体育館裏に呼び出された。誰にかといえば副委員長にだ。早速いじめ開始だろうか。いやあ、まだ何か変な事してないはずなんだけれどなあ……。体質ってやつなのかな。
 体育館裏には三人の人影があった。一人は副委員長。そして校長と理事長の息子だ。なんてそうそうたるメンバーなんだろう。
「来たな……」
 副委員長が体育館の壁にもたれかかりながらニヒル気取りでそう言ってきた。僕はそんな副委員長をじとーっとみつめてから「何の用かな?」と聞いてみた。すると理事長の息子が長い前髪をいじりながらこう言った。
「君さ。ひかる様に『よろしこ』とか言ったらしいじゃない?それに副委員長君に聞いたよ?消しゴムを忘れて来てひかる様に借りたそうだね」
「うん。ソレが何か……?」
 僕が本気で困惑しながら言うと禿散らかしている校長、禿山禿太郎(ハゲヤマハゲタロウ)が一歩前に出て右拳はきつく握りしめて半分というか全開で怒りながら僕に向かって言った。
「神聖なるひかる様に無礼を働いておきながらなんだその言い草は!清!貴様は今ここで我ら『ひかる四天王』が削除してくれるぅ!」
 いや校長が生徒を様付けなのもおかしいし、そんな理由で僕を削除するとかも相当おかしいんだけど。しかも四天王の癖に三人しかいないし。勘弁してよ……。
「まあまあ、焦るな禿。まずはストレンジメガネでアイツの力を測ってからだ」
 副委員長が今にも殴りかかってきそうな校長を右手で制してそう言う。というか今校長のコト禿って言ったよね?校長的にそれはいいの?それにストレンジメガネってなに?
「説明しよう!ストレンジメガネとはっ!ドラゴ○ボールでいうスカウターのことである!」
 僕が疑問に思っていたことを突然副委員長が説明してくれた。何だコイツ。
 校長は僕の方を眼鏡越しに見つめている。そして眼鏡からピピっと音が鳴って、校長はにやりと笑いながら言う。
「ふははは!!清!貴様の変態力はたったの300!一般人にしては相当な数字だが儂に比べればゴミクズも同然!」
「な!?校長貴様は変態力幾らなんだ!?」
「聞いて驚け!儂の変態力は6000だ!」
 な、なにい!?ていうか僕の変態力300って……。校長は既に価値を確信したような表情で僕に攻撃を仕掛けてきた。
「死ね清!儂の最強技『ゴムゴムのピストン』で葬ってやるわあ!」
 なんだかよくわからないけれど僕は今ピンチな気がする!校長がなんか死ねとか言ってくるし危ない状態な気が何となくする!そもそも勢いでなんか合わせてみたけど変態力ってなんだよ!
 よくわからないまま僕が死を覚悟した時、副委員長が「なに……?」と意味深なひと言。そして大声で校長に「やめろ禿!死ぬぞ!」と言ったが、校長にはもう聞こえていないようでそのまま突進してき、突如僕の視界は暗転した。僕はきっと校長の技をくらったのだ、と思っていたのだが、どうやらそうではないらしい。僕の目を塞いでいるのは誰かの手だ。そして聞こえてきたのは校長の悲鳴だった。ひええ、というとんでもなく情けない声をあげながら退散していくのが足音で分かる。
「チッ。情けない禿だ」
 副委員長の声がそう言う。前後不覚な僕には何が起きているのかさっぱりわからないんだけど、だれか説明して。と、その時、僕の視界は開かれた。見れば僕の目を塞いでいたのは鬼の面を被り素顔が分からない人だった。それと僕と副委員長、理事長の息子の間にもう一人、すごく変な格好の男がいた。上半身は凄く着込んでいるのだけど、下半身は何も着用していない。強いて言えばその股の間に何かモヤモヤしているモノが付着していた。所謂モザイクというやつだろう。
 その男は僕の方を振り返ってスバラシイエガオでこういった。
「実力を隠している場合じゃないぞ親友!お前は変態だ!変態力300なんて小物じゃない!さあ、本気になれ!変態嗜好を解放させろぉ!!」
「な、何故僕が変態だと知っている!?」
「二度目だからだ!お前は間違いなく変態だ!それも特上のな!」
 二度目だから?どういうことだろうか。よくわからないがしかし、確かに今の僕はいじめを受けないように自分に眠る変態因子を封印しているのだ。それを解放すれば変態力は300ではすまなくなるだろう。
 じゃあいくぜ!変態因子 解 放 
 どしゅどしゅと体中に本来の力が戻っていくのを感じる。両手の指が疼く。生気を失いかけていた顔はシャキリと張りが戻る。覚束なかった足取りも確かなものになり、筋肉がどうっと盛り上がる。まるで体の中に太陽炉が存在しているかのような感覚だ。
                   へんたい
「ふう……これが本来の僕の力だ。さあ、測ってくれ。僕の変態力は幾つだ?」
「へ、変態力1万!!?儂を大きく越えている!!?そんな馬鹿な!?」
「まだいたのか校長。てっきりあのまま家に帰ったのかと思ってたぜ」
「くそ!ひかる四天王は変態種族だ!舐めるなよぉ!」
 校長が半ばやけくそに僕に向かって突進して来たが、もう怖じることは何もない。今の僕はまさしく変態。禿校長などに負けは無い。
「喰らええい!『ゴムゴムのピストン』!!」
「甘いわ!!必殺『亀ハメ波』ァァアアア!!」
 僕の両手に変態的エネルギーが集中し、ソレを合わせて発射する奥義『亀ハメ波』。肉弾技である校長の『ゴムゴムのピストン』とは比べるまでもない。校長はそれを避けることも叶わず憐れアフロヘアになって遥か彼方へと飛んで行った。
 下半身裸の青年は僕の方を見てニカッと笑い、「やったな親友!」と言ってきた。
「ねえ、その親友ってなんなの?」
「いや失礼。俺の名前はア・ヴェ。お前の親友だ」
 え?まったく返答になってないんですけど。しかも見てみたら副委員長と理事長の息子はいなくなってるし。ああ、そういえばこの怖い仮面の人は誰なんだろう。
「ま、まあ。わかったよア・ヴェ。これからよろしく親友。ところであの人は…?」
 僕は鬼の仮面を装着している人を指さしてア・ヴェに聞いてみる。
「秘密だ」
 ア・ヴェは悪戯する餓鬼のような顔で言ってきた。…………???
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聖騎士イクサが出た!可愛い!久々に俺の嫁宣言。
 
以下、ステータスなど
 
名前:イクサ・ミツルギ
性別:女
種族:人間
職業:聖騎士
属性:聖、光、闇、金、土
武器:聖剣アスカロン
特技:真極ダイヤモンド・ブレイク
 
伝説の竜殺剣(ドラゴンキラー)を得てパワーUP!
闇の呪縛を跳ね除け、暗黒騎士の鎧は聖騎士の鎧へと進化を果たした!
 
+ポイント+
銀髪……+5
ツリ目……+5
俺っ娘……+7
鎧娘……+4
褐色肌……+3
 
無駄に露出の高い恰好でないのも好ポイント!
『戦士イクサ』『騎士イクサ』だったころはもっと露出がなくてかわいかった
 
折角安全な武具をアークが用意してくれてるのに、失敗作である暗黒騎士の鎧を気に入るとか中二かわいい
 

 
ウエハーマンの豆知識より
 『戦士イクサは男性に間違われることが多く、表面上は気にしない素振りをしているが実はかなりへこんでいるらしいゾ!』←超かわいい
 
 
甘いものに目がないかわいい
『苺大福は俺の命!』
 
勝ち気かわいい
 
なんだかんだアークを気にかけてるかわいい
 
 
こんなにかわいいのに、なんで第一弾と第二弾のとき出てきてくれなかったんだ……orz
イクサちゃんは可愛いなぁ……第一弾と第二弾では出てきてくれなかったけど、第三弾でやっと出てきてくれた!
可愛い!
「はわわ……」
 私、百合沢薫は人生最大のピンチを迎えておりますです……なんで山奥で肝試しをするなんてことになってしまったのでしょうか……私、お化けとかすごい苦手なんですよ……。で、でも私とペアになったのは零さんです。あの零さんですよ!多分零さんならお化けも妖怪も幽霊も倒してくれることでしょう!零さんのおかげで少し心が休まります。
「………動きづらいから少し離れてくれないか……?」
「ごめんなさい!」
 あちゃー、零さんに抱き着きつつ進んでいたら怒られちゃいました……。
「れ、零さんは肝試しとか平気ですか?」
「ん?まぁな……そもそも、幽霊なんているわけがないだろう」
「そ、そうですよねっ!」
「そうだ。お化けなどいない」
 流石零さん!怖いものなしですね!っと、もはや折り返し地点の祠とやらが見えて参りましたよ!
「わーい!もう半分来たようですよ!ちゃっちゃと終わらしちゃいましょう!」
 木々を掻き分けて一目散に祠へとひた走る私!その時顔面にひんやりしたナニカが直撃しました!ぎゃあ!
「うわあっ!?」
 思わずおっきい声を出してしまいました……しかし今顔にあたったのはただの濡れた枝でしたよ。ふぅ、お化けが出たかと思いました……。
「ど、どうした?何かいたのか?」
「あ、いえちょっと顔に枝が……」
 心なしか顔が青い零さんが零さんにしてはゆっくりな速度で駆け寄ってきました。
「え、枝?なんだ枝か……目に入ったら危険だからな……前をよく見て進めよ……」
「はい……面目ないです…………っっ!!?」
 面目ないので頭をぺこっと下げたときでした!なんか冷たいものが上からたくさん降ってきました!冷たいです!すごく冷たいですよ!
「ひゃあああ!!な、なんですか!?なにがおこったんですか!!?」
「!……………あ、焦るな、ただの濡れた葉だ……」
「え?あ、本当です……」
 私しょんぼり。それにしても枝にあたったり葉が沢山落ちてきたりとついてないです……。しかし、ここはもう祠のすぐ前!もうこのまま帰ってよいのですよ!というわけでとりあえず振り返る私。
「ぎぃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!?」
ぎゃああああああああああああああああああ!!振り返ったらなんか血塗れのお方が!お方がおられました!!しかも凄く強面で、おまけに顔が近いです!!ひああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!た、助けて!!呪われます!!私呪われてしまいます!!助けて零さん!!うわあああああああああああああああ!!
「きゃあああああああああああああああああああああああ!!?」
「ひああああああああああああああああああああああああ!!??」
うわあああ!!なんか涙出てきました!!血塗れのお方が凄い形相で私を見ていますよ!!やめてください!私を呪っても何も出ないです!!っっ!?なんか背中側から誰かに抱き着かれました!?ま、まさか幽霊第二号さんですか!?お、恐る恐る背中に目を遣る私……
「た、助けて………誰か助けて………」
 うわああああああ!!顔面蒼白の女の子が目をぎゅうっと力強く閉じて膝をがくがくさせつつ凄まじい腕力で私に抱き着いているゥゥゥゥゥ!!なんて力でしょうか!これはもはやさば折りみたいな!?内臓が危うく破裂してしまいそうです!!………って、このか弱いのに全然か弱くない、寧ろ怪力の女の子はあの零さんだったあああああああ!!紛れもなく零さんですよ!!意識してみると背中に柔らかいものが二つ遠慮なく押し付けられていますですよおおお!!これって胸ですか!?巷で噂のお胸ですかぁっ!?
「れ、零さん!!な、なにしてるんですか!?」
「………助けて………誰か助けて……」
「か、か弱いっ!?」
 そ、そうだった!零さんはれっきとした女の子なのでした!ということはお化けが怖いのも当たり前(?)ですよね……そして私は男なのです!ここで震えている零さんをゴールまで導くのが私の役目!よし、ここが男の見せ場ですよ!
 私は零さんの異様に軽い体を抱えて勇者さんたちの待つテントの場所まで戻ろうと勇ましく立ち上がりました!
「………うぎゃあああああああああああああああああ!!!!!?」
 立ち上がったはいいのですがゴールのある方向になんだか幽霊さんと思われる体が半透明なお方たちがずらっと並んでおられますよ!?あれれ!?今から幽霊会議でもするのでしょうか!!?流石にこの幽霊さんたちの蔓延っている道を突っ切れるほど僕は根性がない男なのです!ごめんなさい零さん!!
「た、助けて……助けて……誰か……」
「ゆ、勇者さーーん!!清さぁぁぁーーん!!」
 うひゃ。舌の長い幽霊が私と零さんの顔をべろりと容赦なくなめまくってきますよぉ!?無意識且つ反射的に私と零さんは身震いして、お互いを抱きしめあいました。そして絶叫です!夜の山に響き渡る大絶叫です!………………そのあとのことはもう覚えてません…。つまり、あまりの恐怖に気絶してしまったようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ふぅ……久々に気絶したみてぇだな。おい腰抜け女ァ!」
 アイツが気絶したから俺様が出てきたぜ。もう忘れ去られてる設定かも知れんが、というかまともな説明すらなかったが、百合沢薫はあまりにか弱い!ゆえに危機的状況ですぐに正気を失い気絶してしまう!それでは早死にする!ということでアイツの防衛本能が生み出した攻撃的な第二人格がこの俺様ってわけだ!ちなみに俺様に名前はない。というか、ものすごく攻撃的になっただけで、俺様もまた百合沢薫であり、二重人格ってわけじゃねぇんだよね。例えるならば、普段温厚な奴が泥酔すると攻撃的になる、みたいなもんだ。泥酔だから記憶はきれいさっぱり消えてなくなっちまう。
「た、助けて……」
 ちぃ!いつまで俺様に抱き着いて震えてやがるつもりだこの女ァ!こんな幽霊がなんだってンだよビビりめ。ああもう面倒くせぇ。お姫様抱っこしてやるぜ。サービスいいなぁ、俺様。
 
出発〜帰還まで 約一時間

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