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■「極東には核実験をした国やノドンという搬送手段をもった国が隣にある。日本の安全保障を考えた場合、島国にとって空軍力などは極めて重要な要素だ」という麻生首相の見解は正しいと思える。 ■だからこそ、小沢氏は、他力本願的に米国軍事力に大きく依存するのではなく、「私たちもきちんとした世界戦略を持ち、少なくとも日本に関係する事柄についてはもっと役割を分担すべきだ。」と主張したのであろう。 ■現状、在日米軍に対して「思いやり予算」を交付しているのであろうから、例えばそれを振り替えることなどにより、空軍力も含めて我が国自身の防衛力を強化し、自国の安全は原則として自力で確保するという方向性は、あながち誤りとは言えないように思われる。 ■したがって、河村官房長官の「日本の安全と平和を確保する上で非現実的だ」という批判は、必ずしも妥当とは言えないように思われるところである。 ■【参照報道1】「駐留米軍は第7艦隊で十分」 民主・小沢代表 2009.2.25 民主党の小沢一郎代表は24日、在日米軍再編に関連し「米国もこの時代に前線に部隊を置いておく意味はあまりない。軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンス(存在)は第7艦隊で十分だ」と述べ、将来的に日本に駐留する米軍は海軍関係だけで十分との認識を明らかにした。 また、「あとは日本が自らの安全保障と極東での役割をしっかり担っていくことで話がつくと思う」とし、政権交代した場合、国連活動への協力などを通じて在日米軍基地の整理、縮小に取り組む考えも示唆した。奈良県香芝市で記者団の質問に答えた。 小沢氏は「米国に唯々諾々と従うのではなく、私たちもきちんとした世界戦略を持ち、少なくとも日本に関係する事柄についてはもっと役割を分担すべきだ。そうすれば米国の役割は減る」と強調した。 ■【参照報道2】小沢発言、政府から批判相次ぐ 2009.2.26 民主党の小沢一郎代表が日本に駐留する米軍は将来的に海軍関係だけで十分との認識を示したことをめぐり、麻生太郎首相は26日夜、「前後の脈絡を知らないので直接はコメントできない」としながらも、「防衛に少なからず知識がある人はそういう発言はしないのではないか」と述べ、小沢氏の考えに疑問を投げかけた。 その上で「極東には核実験をした国やノドンという搬送手段をもった国が隣にある。日本の安全保障を考えた場合、島国にとって空軍力などは極めて重要な要素だ」と強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。 河村建夫官房長官は記者会見で「日本の安全と平和を確保する上で非現実的だ」などと批判した。 ■【参照報道3】空自岐阜基地にPAC3配備 厳戒、未明に搬入 2009年02月26日 http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090226/200902261316_7233.shtml 防衛省が進めるミサイル防衛計画で、中部・近畿の都市圏をカバーする防空システム・地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が26日未明、航空自衛隊岐阜基地(各務原市)に搬入され、同基地第四高射群に配備された。
PAC3は、イージス艦に搭載する迎撃ミサイル(SM3)が大気圏外で撃ち落とせなかった弾道ミサイルを、地上からミサイルを発射して大気圏内で撃墜するシステム。北朝鮮のミサイル発射問題などを踏まえ、主に航空機が迎撃目標だったPAC2に代わるシステムとして、防衛省が技術研究を進めてきた。 搬入ルートとなった各務原市内の国道沿いなどでは、同日午前2時半ごろから県警が300人規模で交通整理の態勢を敷き警戒。岐阜基地正門では空自隊員約20人が待機した。同3時半すぎ、迎撃ミサイル発射機のほか、レーダー、射撃管制装置など支援機材を載せた十数台の車列が、岐阜基地正門からゆっくりと進入。PAC3配備に反対する市民団体のデモ行動やトラブルはなかった。 PAC3はこれままでに、首都圏をカバーする第一高射群の入間基地(埼玉県入間市)など4基地と、浜松基地(静岡県浜松市)の高射教導隊・第二術科学校に配備が完了。岐阜基地を本部とする第四高射群の饗庭野分屯基地(滋賀県高島市)、白山分屯基地(津市)には、今年夏ごろまでに配備される予定。 |
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