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特にフーガ。
弾けば弾くほど味わいが深まる名曲。
小川(=Bach)が営々と流れ下り、深く大きく育って海に至る。
そんなイメージだなぁと思っていた曲。
しかし最近、
この曲をさらっていると、
28小節目、ソプラノから登場するメロディーに
何だか聞き覚えが…
はらはらと降りてくるような繊細な8分音符たちは
この歌詞を連想させてしまうのだった。
いやホント。
古いっすか?
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バッハ『平均律』
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前日の答え。 |
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ハナちゃん最新映像サービスよぅん♪(笑) |
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備忘録ね。
2010年9月28日現在までで、
『平均律』第1巻:
プレリュードは第1番〜第24番(←やったぁ全部だ!)、
で
フーガは第1番〜第11番、第13、17、19、21、23番まで
音取りをした。
『平均律』第2巻:
プレリュードは第1番〜第7番、第9、13、23番、
で
フーガは第1番〜第7番、第9番の
音取りにこぎ着けた。
長い長い時間がかかった!
しかし中には、
譜読み未満といった「もたもた状態」の曲も多い。
まだまだこれからだ。
とりあえず音取りした曲を
しつっこくしつっこく繰り返し弾いて、
「バッハの弾ける侮れないお婆さんになる!」という
わたしの野望に
アンダンテ(笑)で近づいていきたい。
そして、
少しずつ
「初めまして」の曲も減らしていくぞ。
音取りは(特にフーガは)
トシと共に大変になってる〜と実感してるので、
後延ばししてる暇は無い。
(今月から始めた「新しいこと」も現在続行中。
両立出来るんかなぁ…。)
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前の記事の続き。
昨日(土曜日)、まずはピアノでプレリュードを練習。
旋律が凄くイイので
滑らかに淀みなく弾きたい!と気がはやるのだが、
指の操作性がついていかない(涙)。
しばらくお稽古して、
今度は搦め手から(?)攻めてみる。
ちゃきちゃきした旋律が弦楽器向けだし、
音域がヴィオラに合うので、
旋律部分(主に右手担当のところ)を
そのままヴィオラで弾いてみる試み。
ヴィオラは通常ハ音記号の楽譜を読む。
ただ、高音部分だとト音記号楽譜に変わるってのにも
慣れている(?)ので、
ピアノ譜を読んで弾くこと自体はそんなに困らない。
が!
ロ長調(♯5つ)の音程がこんなに取れないとは!!!!!
途中嬰ヘ長調(♯6つ)に変わるところもあるし
基本♯だらけ。
開放弦を使う機会も殆ど無く、
いわゆる「ハーフポジション」というややこしい指の位置で
音階やアルペジオを弾くので、
音が合ってるんだかどうかすらわからん。
しばらく苦闘して、
さらに搦め手から攻めてみる。
ロ長調の楽譜を
いきなりハ長調転調で「読み替え」して再試行。
(つまり、ハ長調プレリュードに編曲演奏ってこと。)
ハ長調はヴィオラになじむ調だ。
開放弦を活用できるし、倍音も聞こえやすくなるので
音程が取りやすい!
読み替えの面倒くささがあっても
こちらの方がよほど「音の並びを理解しつつ演奏」出来た。
でこれでしばらく練習。
それからロ長調で再び練習。
まぁ少しわかってきたかな?
最後にまた、ピアノで練習してみた。
運指はピアノの方が難しく感じるなー。
右手と左手のアンサンブルも侮れないし。
長期戦だなこれは。
おまけ:
『バッハ平均律の研究 2』(伊達純・小林仁 共著)で
伊達さんが
このプレリュードを評して
「この曲は、深く内面的な曲というよりは、
バッハがとてもきげんのよいときに、
すらすらと書いてしまったような感じのする明るい曲でしょう」
(p.272)
と言っている。
確かにこのプレリュード、
バッハさんにも「絶好調!超気分イイ!」時が
生涯のあちこちにあって、
その『時』を即興的に
旋律にあらわして
後世のわたしたちに遺してくれたのだなぁと
感慨を深くする。
幸せなことに
こんなわたしでも
バッハさんの上機嫌を追体験できるのだ。
何度でも。
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