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この間、初めて生で聴いた。
どうも、どこかで断片的に聴いたことがあったらしくて
「お初」という感じはしなかった。
シューベルトさん自身が、
この曲を作ってから自分で弾いてみようとして上手く弾けなくて
「こんな曲、悪魔が弾けば良いんだ!」と言ったとかいう
トリビアルなエピソードが残っているくらいの、
難曲。
聴いたとき、確かに「凄い!」とは思ったが、
技術的にそこらのPコンと互角な難しさがあるとは思ったが、
1回聴いた限りでは、「自分でも通して弾いてみたい」とまでは
思わなかった。
弾けないから諦め、とかじゃなくてね。
でも、「多分楽譜を追っていくうちにどんどんハマり込んでいく」
というタイプの曲ではないか、と予感した。
こういう時、若いわたしだったら
すかさず楽譜を買ってきて
いきなり譜読みとか始めて
どどーーーーーーんと落ち込むのが常道だった。
ところが。
いいかげん熟してきているわたしは
かえって遠回り。
ベートーベンのピアノソナタ、
それも「易しい」とされている曲から
しばらく地道に練習して、
何年かかるかわからないけれど、
シューベルトロードへの足がかりを作ってみようと思っている。
この週末は、
Op.49-1,Op49-2,Op.79がメイン。
知る人ぞ知る「お稽古ソナタ」である。
指遣いを厳守して、かなーーーりタイトにとらえ直した。
シューベルトソナタを「適当に気ままに弾く」よりも
自分的には大変だったーーー。
曲によっては、35年ぶりなぁんてのもあるが、
負けない。
たとえると、
真面目に英語で『マクベス』とか読もうと志した人が、
「中学レベル」のおさらいから始めるような感じかな。
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