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家具探しの続きです。
本日ダイニングテーブルに的を絞って探すことに。
ネットで検索したところ、ある家具屋さんがヒット。場所は吉祥寺。
お店の店長さんが親切丁寧にいろいろと教えてくれました。
この家具屋さんは、原木の仕入れ、製造、販売を一貫しておこなっている会社で
主にダイニングテーブル、ダイニングチェアを作っていんるだそうです。
そして、一番難しく且つこだわりを持って作っている部分というのがテーブルの「天板」なんだそうです。
無垢の木をそのまま使う事で、木目やその木自体が持っている色などをそのままに生かしているとか。
そして無垢の木を使っているので年々すこしづつ色味が変わって風合いが出てくるんだそうです。
殆どの家具屋さんで作っているテーブルは、天板に1mmくらいに薄くスライスした木を貼り付けているか、木目のプリントシールみたいなのをを張っているだけなので、こういう経年変化の味っていうのがないそうです。
原木は結構ヒビ割れが多く、そしてそのヒビ割れ箇所を表面に出さない、また節目の部分を出さない等、
大きな原木から天板の部分をカットする時は職人の経験と感が重要なんだとか。
また、木はすごく水分を含んでいて、乾燥させないと製品にならないそうですが、乾燥させるとまたヒビが入ってしまうそうです。
なので天板になるのは木の限られた部分のみなんだそうです。
この店はそういったこだわって作っている天板がいっぱい置いてあります。
その中で気に入った天板からテーブルを作ってもらうんですが、
表面を仕上げて足をつけてと全部職人さんの手作業なので納期が2ヶ月以上かかるんです。
どんな世界もそうですが、その世界ごとに素人では解らない奥深い事が隠されていますよね。
でも知らない世界だからこそ、その話が興味深くて楽しいです。
ここでは8種類の木材からダイニングテーブルを作っていました。
ウォールナット
チーク
チェリー
メープル
ホワイトアッシュ
ケヤキ
ナラ
タモ
ウォールナットはクルミの木です。濃いブラウンで高級家具や高級外車のウッドパネルに使われていたりと一種のステータスがあるんだとか。
メープルは言わずと知れたあのメープルシロップの木です。カナダが原産です。
タモは日本で採れ、プロ野球選手のバットに使われる素材です。
ホワイトアッシュはアメリカで採れるんですが、タモと近種でアメリカでも野球のバットに使われているそうです。こっちはメジャーリーガーのバットですね。
ケヤキは北海道を除くほぼ日本全土に分布していて、古来より神社仏閣の建材、琴や太鼓にも使われているそうです。
ナラの類は世界でオーク材と呼ばれ、色々な国で採れるそうですが、日本産は品質も良く輸出もしていたそうです。が、今では希少で殆どとれなくなってきているそうです。
そして、恥ずかしながら僕は知らなかったんですが、ナラはクヌギやブナなどと一緒でドングリがなる木なんだそうですね。
また、ナラは生命力が強く、色々な樹木が混生している森で他の植物は淘汰されてもナラは最後まで生き残ると言われているそうです。そこから「キングオブフォレスト」と言われているんだとか。
中でも一番僕の琴泉に触れたのはナラでした。そして店内に置いてあったナラ材の天板に決定。
先の写真の天板が購入した天板なんです。これは北海道産のミズナラで樹齢200年ものだそうです。
木目も綺麗に出てました。
北海道産は最近なかなか手に入らないそうで、原木のオークションがある時は
必ず、ここの会社と大手酒造メーカーとで競争になるんだとか。
このミズナラはウイスキーの樽になるみたいですね。いいウイスキーを造るにはいい木が必要になるんだそうで、ここでも僕らの知らない拘りっていうのが解りましたねぇ。
さて、テーブルを購入したからには当然椅子もという事になるんですが、今回あえて2脚づつ違うのを選び、計4脚購入。
こういう選び方する人って結構多いんだとか。4脚全種類違う椅子を選んだ人もいたみたいですが、それはちょっとって感じですかね。でも、それぞれにデザイン・すわり心地などがいい椅子なんで選びきれなかったのかもですね。
椅子も相当な拘りを持って作っているそうなんですよ。試作品も100点以上作って、職人さんたちが全員で長い間座って感触を確かめているそうですね。
また、背もたれのカーブとかは木を曲げて作っているところが多い中、この工房では一つの木から削り出しているようです。
テーブルと2脚の椅子は6月に届くそうです。
残り2脚の椅子は新作で、作れる職人がまだ2人しかいないので7月になってしまうそうです。
ここでも、製品を適当に作らせてまで急いで出荷しないというこの会社の思想・理念が覗えました。
正直かなりお高い買物でしたが、
職人が一つ一つ手作業で作っている。厳選した原木から無垢材を切り出し使用している事。など
それだけの価値があるかと思っての決断でした。
また、テーブルっていうのはその家の顔だと思ったのもいい物を欲しくなった一因ですかね。
いや〜、届くのが楽しみですね。
届いたら写真をUPしたいと思います。
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