鹿児島を走る!!

バイクフォーラムのスタッフ益永による実走ツーリングレポート

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「鹿児島を走る!!」 はバイクフォーラムの益永が、いちライダーの目線で鹿児島県内の道路を実際にバイクで走行した記録と感想を綴ったレポートである。
 
五月晴れの気持ちの良い早朝。
午前中だけ時間がとれたので、以前行きそびれていた林道散策へと出掛ける。
 
 
第19回目は、川辺周辺の林道散策。
ツーリング、と言うよりもお散歩感覚的なトレッキングといったところ。
ゆる〜い感じで、スタート。
 
平川のヨットハーバーから、近くの細い路地へ。
イメージ 1
車種によっては通れないかもしれない。

清々しい朝だ。
イメージ 2
正面の山の上に錦港湾公園のロケットが顔を覗かせている。
踏み切りを渡り、山手の方へ進み入る。
イメージ 3
段々と怪しく(楽しく)なってくる。

二手に道が分かれた。
イメージ 4
ロールプレイングゲームの様な選択を迫られる緑のトンネル。
名付けるなら、「迷いの森」と言ったところか。
左側へ進路をとる。
イメージ 5
一応舗装はしてあります、という程度。
しかし陰湿な空気感は全く無く、むしろ
どこに連れて行かれるんだろう、という期待感が満ちてくる。
変?

そして、行き着いた先は・・・、
イメージ 6
そう、ここです!
って、知らねーよ。という方の為に。
ここは錦港湾公園の駐車場奥から平川林道に入ってすぐの所です。
イメージ 7
合流地点から程なく砂利ダートとなる。
今回の見晴らしは・・・?
イメージ 8
良好だ!
桜島がくっきり。
朝日を受けて錦江湾がキラキラと輝いている。
うん、いいね。
更に登って行く。
イメージ 16
前回から4ヶ月余り。
随分風景が違う。
草木の成長の早さに驚いた。
もうすぐ峠、という直前。
イメージ 17
以前とはえらい違いで、倒木等は皆無だった。
非常に走り易く、グッドコンディションに多少余裕が出たのか、前回全く気付かなかったものを発見。
イメージ 18
県道17号指宿鹿児島インター線、通称指宿スカイライン、略して指スカが真上、上空を通る。
実は結構高い所走っていたんだ。知らなかった。
そして峠を越えて、八瀬尾の滝へ。
イメージ 19
滝を目の前にしてのコメントとしては定石過ぎるが、マイナスイオンをタップリ浴びてリフレッシュ。
少し下って、
イメージ 20
分岐を右側の林道、今田八瀬尾線へ。
イメージ 21
舗装林道を散策。
あっちこっち寄り道しつつ、脇道に少し展望がきく所があった。
イメージ 22
気持ち良い〜っ。
午前8時30分。川辺の山中にただ独り。
その後下りに転じ、川辺峠の麓の鏡石湯の脇で国道225号と合流。
イメージ 23
全線綺麗に舗装されていて走り易かった。
さて、では前回工事中で通行止めだった山之寺林道へ。
イメージ 9
以前来た時の、
イメージ 10
小憎らしいクマとモグラはもう居ない。
 
そして、程無く舗装が途切れる。
イメージ 11
楽しい砂利ダートの始まりだ。
おっ、真新しいカーブミラーを発見。
イメージ 12
人工的なオレンジ色が林の中で一際異彩を放つ。
この感じ、舗装が進むのも時間の問題か・・・。
 
やがて、再び舗装林道となる。
イメージ 13
走り易くはなるが・・・。
 
途中、宝福寺跡がひっそりと。
イメージ 14
すぐ横の斜面に石段らしきものがある。
イメージ 15
廃仏毀釈うんぬんという話で、残念ながら門外漢。
さらに登って行くと、驚く程綺麗なアスファルト路に変化した。
イメージ 24
以前の工事はこれだったのか?
非常に走り易いが、転落注意。
そして、
イメージ 25
下りに転じるや否や舗装はブッツリと途切れ、多少ガレたダートとなった。
ゴロゴロして中々走り難い・・・。
山之寺林道区間、唯一と言ってよい展望。
桜島がひょっこり。
イメージ 26
と言うよりもそれしか見えない。

下り切ったT字でダートが終わる。
イメージ 27
振り返って。
イメージ 28
徐行、熊ヶ岳登山口。
4輪車の離合は無理だな。
さて、T字を左折すると火の河原地区ですが、ここで問題です。
では右折して進むと、どこに通じているでしょうか?
イメージ 29
ちょっと行ってみましょう。
イメージ 30
再び指スカを潜る。
トンネルを抜けて、その先の写真の残りはあと3枚。
どこで分かるでしょうか?
イメージ 31
真正面に錦江湾と桜島。
この位置関係と高度。
残りあと2枚。
イメージ 32
左手に視線を移す。
真下のこの道路。
分かりました?
正解はコチラ。
イメージ 33
そう、こんな所に出て来ました!
って、知らねーよって方も、知ってる方も
トコトコトレッキングで鹿児島再発見!

「鹿児島を走る!!」 はバイクフォーラムの益永が、いちライダーの目線で鹿児島県内の道路を実際にバイクで走行した記録と感想を綴ったレポートである。
 
季節は春。
ある晴れた日、昼飯をあれやこれやと思案していると藪から棒にラーメンスイッチが入る。
さて、どこに行こうかとダーツを手に取る。(嘘です)
 
決まった!
 
第18回目、目指すは宮崎県えびの市京町。
霧島連山の麓をグルッと一周するルート。
果たして今回はどの様なツーリングになったのか?
ではスタート!
 
鹿児島市内から国道10号を北上し、快走路宮崎県道・鹿児島県道2号都城隼人線へ。
イメージ 1
この看板を目印にして、
イメージ 2
ここを左折する。
信号交差点という訳でも無く、特に案内も無いが
そこは・・・、
イメージ 12
牧園広域農道!
霧島連山の麓をアップダウンやワインディングで繋ぎ、霧島市から姶良郡湧水町を目指す。
楽しいーっ!
イメージ 13
沢を跨ぐ橋の上から。
全線に亘り新緑眩しい牧園広域農道。
そう、ここは別名・・・、
イメージ 14
霧島グリーンロード
イメージ 15
道端に咲くアザミを愛でつつ、
イメージ 16
霧島の自然に抱かれて森林浴。
長閑な山間部を抜けて辿りついたのは、
我らがアイドル、みどり芸人ことクワハタ君の生まれ故郷、湧水町。
 
・・・は、今回すっ飛ばして目指していた所はここ。
イメージ 17
宮崎県えびの市京町の昭和レトロな雰囲気薫る、京町銀天街。
たけしの挑戦状的なアーチを潜り、数件目。
イメージ 18
やって来ました、えびの本店慶(きょうみん)
イメージ 19
濃厚スープで、ガッツリ食せ!
マニアもハマる濃旨豚骨!!
あなたは、豚骨派?味噌派?
私は豚骨派!
という事で、
イメージ 3
濃旨豚骨、チビ角煮丼セット、さらに野菜餃子。
男34歳、ガッツリ食しました。
北川圭一さんのブログ風に言うと、うまし(^^)v
満腹になったところで帰路に着く。
イメージ 4
京町から県道403号えびの高原京町線へ。
暫くはセンターラインも無い1.5車線路が続く。
しかし、やがてそれは驚くべき変貌を遂げる!
イメージ 5
霧島北部広域農道!!
今度は宮崎県側の霧島の麓を南へとひた走る。
ほぼノンストップで楽しい、気持ち良い快走路が続く。
相好崩れる垂涎ルート!
イメージ 6
新緑も眩しいが、こちらの別名は・・・、
イメージ 7
みやまきりしまロード。
時期尚早だったのか、残念ながらミヤマキリシマをカメラに収める事は出来無かった。
或いは、走る事に夢中になっていただけか・・・。
イメージ 8
道沿いより霧島山を望む。
緑が体に気持ち良い。
イメージ 9
長閑な風景に心が休まる。
そして、霧島北部広域農道国道223号とのT字の交差点で終焉を迎える。
イメージ 10
その国道223号、通称霧島バードラインの途中で、
イメージ 11
御池越しに高千穂峰を望む。
山頂に突き立つ天の逆鉾を引き抜いたという坂本龍馬に思いを馳せつつ、今回のレポートは終了となるぜよ。

「九州を走る!!」 はバイクフォーラムの益永が、いちライダーの目線で鹿児島県内の道路を実際にバイクで走行した記録と感想を綴ったレポートである「鹿児島を走る!!」の番外編である。
 
第17回目の舞台となるのは、総走行距離600kmに及ぶ日帰りツーリングのメインイベントの第五章となるルート。
そのルートとは・・・?

酷道と呼ばれる道がある。
ウィキペディアには、『酷道(こくどう)とは一般国道のうち乗用車による通行が困難であるなど「国道」と呼ぶにはふさわしくない、文字通り「酷(ひど)い状態の国道」を揶揄した日本語の用語(略語)である。』とある。
私がレポートする(挑む)のは熊本県阿蘇市から宮崎県小林市まで200km以上に及び山深い南九州を縦断する、九州最凶の呼び声が高い国道265号
熊本県阿蘇市から箱石峠大戸ノ口、外輪山の高森峠を越え宮崎県入り。
そして、悪名高き国見峠を越え秘境椎葉村に入り、飯干峠を越えて西米良村へ。
さらに尾股峠輝嶺峠軍谷峠を越えて小林市へと至る。
合計8つもの峠を現道・旧道共に全て走破する事を目標とした。
 
さて、今回の九州を走る!!〜酷道265号 最終章 小林編〜
宮崎県小林市のゴールとなる交差点“本町”へと至るルート。 
 
 
果たしてどの様なツーリングになるのか?
では、スタート!
 
長かった闘いに今回、遂に終止符が打たれる!
ようやく小林市入りし、酷道265号の峠も残す所、輝嶺峠そして軍谷峠の後2つ!
日没までに酷道を制する事が出来るか?
イメージ 1
ゆっくりしてる暇は無いが、何故か左折。
イメージ 2
全面通行止。路肩決壊。
見たい・・・。
この目で確認したい。
だが12km先、寄り道するにはちと遠い。
ダム見学だけにしておくか。
イメージ 13
重力式コンクリートダムの田代八重ダム。
読めますか?
正解はコチラ。
イメージ 17
残念!! ボッシュート。
 
暫しファイナルバトルに備え休憩。
イメージ 18
ではそろそろ・・・。
小林市街地まで後38km。
儀式に入ろう。
メインスイッチを回す。 カチッ、プゥーーン。
スタータースイッチを押す。 キュルッ、ドリュンッ!  ドリュッ
シートに跨る。 ザッ、ギシッ!              ドリュッ
サイドスタンドを払う。 カコンッ!            ドリュッ
クラッチレバーを握る。 クッ!               ドリュッ
チェンジペダルを踏む。 ガコッ!            ドリュッ
クラッチレバーを放す、と同時にスロットルグリップを捻る! キュッ、ゴバァッ!!
往くぜっ!!
交通量皆無の対向2車線をただ独り、快走する!
イメージ 19
落陽映えるダム湖を右手に見ながら酷道265号7つ目の峠、輝嶺峠を目指す。
しかし、やばい・・・。
太陽はもう山々の向こう側に隠れつつある。
急がねば。
イメージ 20
おっと、現道は直前を右折だが、封鎖された正面の道は旧道か?
ガードレールや道路標識が確認出来る。
落石が散乱している様だ。
立入禁止ならしょうがない。踵を返す。
イメージ 21
道の死と直面。
水没してゆくかつての国道。
イメージ 22
橋の上から旧道を臨む。
近付いてみたかったが、時間も無い。
先を急ごう。
イメージ 23
そして、T字の分岐を左折して延々と、ただひたすらに酷道を走る!!
ええ、いつもの急カーブ・路肩軟弱・幅員狭小、更に落ち葉に落石、路面上の苔。
イメージ 3
飽きる程にね。
路面は濡れているし、ペースも上がらない。
イメージ 4
山ばかり。
同じ様な景色がずっと、ずっと、ずっ〜と続き・・・そして、
イメージ 5
輝嶺峠に到達!
展望は無いが祠があり、今後の安全を祈願する。
私はこれから残す最後の峠、軍谷峠を攻略しなければならないのだ。
事前調査によると、軍谷峠は旧国道の隧道越えであり、
しかもそこまでの道は未舗装な上、ガードレールも無い酷道らしい。
んむぅ、萌えてくる。いやさ、燃えてくる。
当然外灯の様な類は一切無い・・・。
日没を避けたい理由はそこに有る。
漆黒の闇夜の中、宮崎の山中の林道の如き旧国道なんか走りたくない!
こんな所で泣き言を言っていても何も進まない。
残された時間は少ない・・・。
前進あるのみだ!
一気に下る。
イメージ 6
酷道265号の最後の峠に向かって!
因みに狭隘路故に常に対向車には気を使っていたが、前回の尾股峠の登りから
この輝嶺峠を越え麓に辿り着くまでの間(40km以上あるが)、
一台たりとも先行車はおろか対向車とも遭遇しなかった事を付け加えておく。
イメージ 7
何だかなぁ・・・。
左側の綺麗に舗装された1.5車線路が林道で、
右側の1車線の狭隘路が天下の国道・・・。
標識が無ければ地獄を見る事に。
イメージ 8
やがて、酷道265号は抜群の快走路となり、
イメージ 9
T字の交差点をもって、国道265号へと変貌を遂げる。
イメージ 10
あぁ、オレンジ色のセンターラインが懐かしい。
花壇に人家、ここには生活感がある。
私は下界に戻ってきたのだ!
と、感慨に耽っている暇は無い。
まだやらなければならない事が残されている。
イメージ 11
旧道への分岐がイマイチわからないので、一旦新軍谷トンネルを抜ける。
「新」という事は当然・・・。
トンネルを抜けた先の、それっぽい道筋に突入を試みる。
やばい、夜が辺りを支配してくる。
本当にこの道で合っているのか?
だが、止まりたくないっ。
速く!早く!
直ぐ後ろに冷酷な闇夜の足音が聞こえる!
路面は現道からずっとアスファルトのまま。
未舗装路じゃなかったのか?
或いはどこか別の道に迷い込んでしまったのか!?
イメージ 12
あぁっ、日が沈む!
もう少し待ってくれ!
Just a minute! Please!
思わず地元のコトバが出てしまった。

と、その時!!
それは突然闇夜の中に姿を現した!!
イメージ 14
旧国道265号の軍谷峠にある軍谷隧道
昭和30年竣工。
イメージ 15
かつての国道がダートだったという事にも驚きだが、国道のトンネルでこのサイズ。
普通車の離合は不可能だ。
では、反対側。
イメージ 16
雰囲気が伝わるだろうか?
闇夜の中の圧倒的な存在感。
すげぇですよ。
その後、漆黒の旧国道265号の峠道を下る。
舗装されていて良かった・・・。
現道に戻りゴールを目指す。
そして遂に!
イメージ 24
遂に辿り着いた、小林市の交差点本町
2010年5月2日 19時41分
ワレ、酷道265号完走セリ!
 

いかがでしたでしょうか?今回の“九州を走る!!”
ツーリングの楽しさが伝わったでしょうか?
それとも酷道の辛さが伝わったでしょうか?
何れにせよ、思い出のひとつとなり、経験が人生の糧となる。
いやぁ、ツーリングって本当にいいもんですね〜。

おっと、高森峠国見峠は?
それはまた、別の話。
「九州を走る!!」 はバイクフォーラムの益永が、いちライダーの目線で鹿児島県内の道路を実際にバイクで走行した記録と感想を綴ったレポートである「鹿児島を走る!!」の番外編である。
 
第16回目の舞台となるのは、総走行距離600kmに及ぶ日帰りツーリングのメインイベントの第五章となるルート。
そのルートとは・・・?

酷道と呼ばれる道がある。
ウィキペディアには、『酷道(こくどう)とは一般国道のうち乗用車による通行が困難であるなど「国道」と呼ぶにはふさわしくない、文字通り「酷(ひど)い状態の国道」を揶揄した日本語の用語(略語)である。』とある。
私がレポートする(挑む)のは熊本県阿蘇市から宮崎県小林市まで200km以上に及び山深い南九州を縦断する、九州最凶の呼び声が高い国道265号
熊本県阿蘇市から箱石峠大戸ノ口、外輪山の高森峠を越え宮崎県入り。
そして、悪名高き国見峠を越え秘境椎葉村に入り、飯干峠を越えて西米良村へ。
さらに尾股峠輝嶺峠軍谷峠を越えて小林市へと至る。
合計8つもの峠を現道・旧道共に全て走破する事を目標とした。
 
さて、今回の九州を走る!!〜酷道265号 第五章 西米良村後編〜
宮崎県児湯郡西米良村から同県小林市へ至るルート。
 
 
果たしてどの様なツーリングになるのか?
では、スタート!
 
九州を走る!!〜酷道265号〜もラスト2回。
真の酷道が今始まる。
刻一刻と忍び寄る夕闇の足音に怯えながら、残りの3つの峠尾股峠輝嶺峠そして軍谷峠を目指す。
イメージ 1
小林まであと62km。
現在、17時25分。
あまりゆっくりしてる暇は無さそうだ。
交通量は皆無で、幅員も十分に広い対向2車線。
非常に走りやすい。
と、その刹那!
イメージ 2
電光掲示板の表示に緊張が走る!
まさか、通行止め?
イメージ 12
文法的にどうかとは思うが、なんだそれだけか、と少しホッとした。
おや〜?何だか様子が変だ。
イメージ 13
正に快走。
しかし、素直に喜べない。
イメージ 14
人工的な川沿いを走る。
何だ? この違和感は?
と思っていたら、そのブラインドコーナーの先、
イメージ 15
やはり・・・。
嬉しい様な、嬉しくない様な、複雑な心境。
2車線から一気に絞り込み狭小へ、かつ鋭角に切れ込み
さらに急上昇を見せるコークスクリュー的な様変わりに口元が緩む。
 
そして、日の光もあまり届かない深い森の中へ足を踏み入れる。
イメージ 16
まずい・・・、
イメージ 17
随分と日が傾いてきている。
先を急がねば。
イメージ 18
高度が増すにつれて明るくはなるが、日の差し方がもう夕方のそれだ。
ガードレールがいつの間にか、ガードケーブルに格下げされている。
イメージ 19
いい加減飽きて来た。
木々の隙間から見える景色はやはり山ばかり。
イメージ 3
時折思い出したかの様に顔を見せる国道標識。
間違い様がないのだが、あまりに国道らしくないので不安感に襲われる事が度々ある。
そういう時にこれを発見すると正直ホッとする。

そして遂に!・・・という様な感動は一切無かった。
なぜなら一度通り過ぎてしまい、暫く下った辺りで
あれっ? もしかしてさっきの所が峠?
と、戻ってきたからである。
という事で、
イメージ 4
酷道265号6つ目の峠、尾股峠
展望どころか峠と分かる様なものも何もあったもんじゃない。
 
その傍らで朽ちかけている、
イメージ 5
辛うじて何かを必死で伝え様としている満身創痍の標柱が屹然としていた。
後で調べたところによると、「九州中央山地国定公園 西米良村」と、標記してあるらしい。
読めねーよ。
存在意義が問われる所だが、しかしそれも悲しいかな時間の問題か・・・。
おっと、感傷に浸っている暇は無い。
先を急ごう。
峠をひたすら下り、西米良村脱出を計る。
しかし、その先で私は目を疑った!!
イメージ 6
非常に簡素なつくりだが、道路を封鎖する為のゲートが!
チラッと全面通行止めの文字が目に入る・・。
いや、私はたった今、峠を越えてここに至ったのだ。
北側の麓にはゲートも何も無かったのに!
峠を下って来て、ここのゲートが閉まっていたらどーすんだ!?
引き返せと?
恐るべし酷道265号・・・。
まぁ、閉まってなかったから関係無いけど。
そして更に下る。
イメージ 7
青いおにぎりを目にし、僅かな安堵を噛み締めながら・・・。
イメージ 8
途中、突然現れた快走路に驚きつつもひたすら南下する。
Aya Suki?
イメージ 9
ローマ字の大きさに何かしらの意図を感じる。
 
対岸に旧道の名残りが。
イメージ 10
そーっと覗いて見てご覧。
そーっと覗いて見てご覧。

イメージ 11
道路が崩落しているよ。
 
イメージ 20
2車線快走路も1km程で元通り。
毎度御馴染み急カーブ・路肩軟弱・幅員狭小の3点セット。
更に落ち葉に落石、路面上の苔。
その上・・・、
イメージ 21
大胆に曲げ加工が施されたガードレール。
代替のロープの何と頼りない事か。
この先延々と酷道が続く。
進めども進めども同じ様な景色。
いい加減、飽ーきーてーきーたー・・・。
そして、
イメージ 22
またしてもゲート!
北側から来る者の事なんか全く視野に入れてはいない。
さて、その向こうに見える標識に注目!
待ちに待った小林市の文字!
やっとこさ・・・やっとこさ、ここまで来た。
イメージ 23
振り返って初めて知ったが、今走って来た道は紅葉街道というらしい。
う〜む、酷道で呑気によそ見なんぞしながら走っちょると
おんし洒落にならなん事にもなりかねんぜよ・・・。
その後、程なく快走2車線となり、
イメージ 24
酷道265号の峠も残す所、後2つ!

次回!
日没が先か?、ゴールが先か?
果たして残す2つの峠の実態は如何に?
九州を走る!!〜酷道265号 最終章 小林編〜
乞うご期待!

いかがでしたでしょうか?今回の“九州を走る!!”
ツーリングの楽しさが伝わったでしょうか?
変転する道の様相。
あなたも是非バイクで物見遊山!
「九州を走る!!」 はバイクフォーラムの益永が、いちライダーの目線で鹿児島県内の道路を実際にバイクで走行した記録と感想を綴ったレポートである「鹿児島を走る!!」の番外編である。
 
第15回目の舞台となるのは、総走行距離600kmに及ぶ日帰りツーリングのメインイベントの第四章となるルート。
そのルートとは・・・?

酷道と呼ばれる道がある。
ウィキペディアには、『酷道(こくどう)とは一般国道のうち乗用車による通行が困難であるなど「国道」と呼ぶにはふさわしくない、文字通り「酷(ひど)い状態の国道」を揶揄した日本語の用語(略語)である。』とある。
私がレポートする(挑む)のは熊本県阿蘇市から宮崎県小林市まで200km以上に及び山深い南九州を縦断する、九州最凶の呼び声が高い国道265号
熊本県阿蘇市から箱石峠大戸ノ口、外輪山の高森峠を越え宮崎県入り。
そして、悪名高き国見峠を越え秘境椎葉村に入り、飯干峠を越えて西米良村へ。
さらに尾股峠輝嶺峠軍谷峠を越えて小林市へと至る。
合計8つもの峠を現道・旧道共に全て走破する事を目標とした。
 
さて、今回の九州を走る!!〜酷道265号 第四章 西米良村前編〜
宮崎県西臼杵郡椎葉村から同県児湯郡西米良村へ至るルート。
 
 
果たしてどの様なツーリングになるのか?
では、スタート!
 
椎葉村市街地を抜け、酷道265号の五つ目の峠となる飯干峠越え、そしてその先の西米良村を目指す。
日向椎葉湖畔を離れると途端に高度が増していく。
イメージ 1
きました。
酷な雰囲気が漂って参りました。
通行止めの準備も万端の様だ。
大型車通行止。
理由:幅員狭小・急カーブ・路肩軟弱
そして程なく・・・、
イメージ 2
幅員狭小・急カーブ・路肩軟弱
軟弱!軟弱ゥ!
ははっ。
えっ?舗装林道?
いいえ、違います。
ここはれっきとした、
イメージ 11
国道265号。
狭小の道で一気に高度を上げる。
イメージ 12
クネクネとタイトなコーナーが連続する。
イメージ 13
えっと・・・、楽しいです。
木々の隙間に空が見えてきた。
イメージ 14
段々と辺りが明るくなっていくのがわかる。
イメージ 15
所々視界が開けるが山しか見えない。
 
そして、
イメージ 16
登り切った所に広場があった。
そう。
ここが、
イメージ 17
飯干峠
標高は1,000mを越える。
酷道265号、残りの峠は後3つ!
では、西米良村目指して一気に下る。
ガードレールの向こうは、
イメージ 18
アウトー、な状況になっている所が多い。
下り切った辺りで自販機発見!
イメージ 3
余計なお世話かもしれないが、こんな所に設置してもとが取れるのだろうか?
補充しに来るのも大変だ。
 
イメージ 4
この先、一部国道388号と重複する。
この国道388号もかなりの酷道らしい。
イメージ 5
九州2大酷道のダブルネーム区間。
路面状況は悪くないが、如何せん狭い。
バイクだからあまり関係ないが、対向車が来た時は普通車同士ならどうするんだろう?
崖とガードレールと私。
イメージ 6
鎖かたびらを装着。
金属アレルギーに注意。

私の記憶が確かならば、阿蘇より国道265号を南下してきてお初となる、黄色の警戒標識“つづら折りあり”。
イメージ 7
今頃?
散々つづら折れて来たのに今頃?
いや、まさか今までのはとてもつづら折りとは呼べないと?
これから先こそが真のつづら折りという事か?
畏怖の念を抱く・・・。
 
だが!
酷道265号!
この程度では生ぬるい!
この先で私は驚愕の事実を目の当たりにした!
一体何が起こったのか一瞥しただけでは理解できなかった・・・。
イメージ 8
「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『俺は椎葉から峠を越えて来たと思ったら、いつの間にか椎葉の手前に降りていた。』
な…何を言っているのかわからねーと思うが、
俺も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
恐るべし酷道265号・・・。
イメージ 9
その後、国道388号に別れを告げ右折。
おっと、これもお初。
イメージ 10
規制標識“警笛鳴らせ
対向車なんて来やしないのに。
ホーンを鳴らすと静かな山々にこだまする。
何故か妙に寂しくなる・・・。
不自然に変形した標識。
あれっ?もしかして熊対策?まさかね。
野地の大滝で一息ついて、
イメージ 19
路面状態が抜群に良い、一つ瀬川沿いを快走し椎葉村を脱出。
イメージ 20
いよいよ西米良村入り。
相変わらず狭い。
イメージ 23
まるでゴーカートコースの様。

何とここで!
酷道265号、まさかの通行止め!!
イメージ 24
「こわれた道路をなおしています。」
ガビーン・・・。
迂回路→って、バス停との間を行けって事?
どれどれ?
イメージ 25
ばば〜ん!
ザ・崩落!!
確かにこわれてます。
という事で瓦礫の上を越えて・・・、
いや、行かない行かない。
対岸の村道で迂回し、再び現道に戻ると久しぶりの快速2車線。
で、
イメージ 26
竹原トンネル
は、通らず旧道へ。
反対車線に注意書きが。
イメージ 27
ご存知、急カーブ・路肩軟弱・幅員狭小の3点セット。

おっと、何するんだ?
イメージ 28
反対側の入口にも置いとけよって話。
 
T字を右に曲がり、暫く国道219号と重複。
イメージ 29
合崎橋
イメージ 30
今までの流れなら、それが当り前であるかの様に左手へ延びる旧道へと舵を切るのだが・・・。
私は焦っていた。
川を跨ぐ立派な橋のたもとに川沿いへと続く道。
「あぁ、あれが旧道だな。」と、頭では分かってはいた。
何度も言うが、私は焦っていのだ!
写真でお気づきになられたであろうか?
そう!
まだこの先、酷道と呼ばれる道に難所と言われる峠が3つも残っているというのに!

確実に日が傾き始めているのだ!!
「確実! そう コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!」
焦る私は旧道散策をすっ飛ばし、現道のやまびこトンネルかりこばトンネルをくぐる抜け、
イメージ 21
国道219号に別れを告げる。
イメージ 22
そして、久しぶりに小林の文字が!!

九州を走る!!〜酷道265号〜もラスト2回!
これより刻一刻と迫りくる闇夜と、そして難所と言われる3つの峠と対決する!
乞うご期待!

いかがでしたでしょうか?今回の“九州を走る!!”
ツーリングの楽しさが伝わったでしょうか?
予想外の出来事。
何が起きるか分からない。
だからおもしろい、やめられない!

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