鹿児島を走る!!

バイクフォーラムのスタッフ益永による実走ツーリングレポート

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「鹿児島を走る!!」 はバイクフォーラムの益永が、いちライダーの目線で鹿児島県内の道路を実際にバイクで走行した記録と感想を綴ったレポートである。
 
本日は8月19日。さて、何の日?
言わずもがな、バイクの日だ。
天候も上々。今日バイクに乗らなくて、いつ乗る?
と、言う訳でどこに行こうか?
いや・・・、もう既に方角は決まっている・・・。 北だ!
以前より心の片隅に引っ掛かったままのものを片付けなければならない。
そして、何よりずっと気になっていたあの案件・・・。
であれば、自ずとルートが見えてきた!
 
夏休みだよ!(?)250km北薩ツーリング4部作!
第23回目となる今回はその第1部、川薩広域農道
果たしてどの様なツーリングになったのか?
 
 
では、バイクフォーラム鹿児島店からスタート!
現在無料となっている南九州西回り自動車道で鹿児島市内から一気にいちき串木野市へ。
串木野ICを降り、国道3号を北上。
交差点串木野駅を左折して、
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県道43号川内串木野線
へ。
一路、薩摩川内市を目指す。
朝日を全身に浴びながら海岸線を北上。
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私は光合成でもしているのか?気持ち良いっ!
体中の細胞が活性化していく様だ。
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交通量も疎らな快走路を邁進する。
ガードレールの向こうに再び東シナ海が見えてきた。
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洋上に浮かぶのは甑島。
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向こうからも同じ様な景観が遠望出来るのだろうか?
 
その後、県道43号川内串木野線は山手側へと進路をとる。
アップダウンやワインディングが楽しい。
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程無く、薩摩川内市入り。

朝もやを纏いながら、朝日を浴びて美しく輝く緑。
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荘厳な雰囲気の中、奥手の山頂に風車が確認出来る。
ほえ〜、素晴らしい景観だ。癒されるぅ〜。
早起きは三文の徳、どころかまさに、プライスレス
良い一日になりそうだ。
そして、三度海が見えた。
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と思ったら、もう一度山手側へ。
ロケーションの変転に飽きが来ない中々良いルートだ。
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雲の中から川内火力発電所の煙突が姿を覗かせる。
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静寂に包まれた心地良い朝日の木漏れ日の中、爽快な非日常を堪能する。
左手に松林が見えてきた。
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海岸線が近いのだろうか?
何て事を考えながら走っていると、それは突然現れた。
川内原子力発電所
物言わぬ圧倒的な威圧感がフェンスの向こう側から漂ってくる。
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カンナとヒマワリと鉄条網。そして、監視カメラ。
物々しい雰囲気だ。
 
そして、川内河口大橋を渡るのだが・・・。
何だあれはっ!?
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川内川の対岸に暗雲が立ち込めている!
あの方角はまさに、これから臨む川薩広域農道方向。
不吉な・・・。
上等だぁ、晴れ男の真髄を見せてやるっ! 無駄ァッ!!
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国道3号との交差点川内港入口
ここから川薩広域農道、通称川薩グリーンロードが始まる。
正確に言うとここが終点だが。
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マスコットキャラクターの川薩グロ君(嘘です)がお出迎え。
ところでさっきの雨雲は・・・、
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私の勝ちぃ!!
イエイ! 行くぜぃ!
その名の通り、生い茂る緑に囲まれながら
アップダウンやワインディングで繋ぎ、北東へ舵を取る。
交通量も少なく路面状況も良好。
気持ち良いっ!
幾つものトンネルを走り抜ける。
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色々と気になるお年頃だが、残念ながら今回は
道草を食ってる時間が余り無いので早々に立ち去る。
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長閑な風景に癒され、自分が日本人であることを再認識させられる。
いい雰囲気を醸し出す光景が随所に見られる。
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この川薩広域農道は抜群の快走路であるだけでなく(not only)、
その沿道を飾る景観もまた(but also)素晴らしい。

例えば、この様に!
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問答無用なインパクト!
私には黙って通り過ぎる事は出来なかった!
いや、違う・・・。
一瞥しただけで通り過ぎたのだが、引き返して来たのだ!
サイババもビックリ!
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何も言えなくて・・・夏

その後、暫く走ると!
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デビット・ホセインもビックリ!
恐るべし川薩広域農道・・・。
 
更に追い討ちをかける様に、想定外の事態が待ち受けていた!
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ありゃ〜、しょうがないなぁ。迂回路へ駒を進める。
しかしここで、私自身の中でかなりの葛藤があった事を付け加えておく。
 
そして、迂回路から本線に戻ってきた交差点で、更なる衝撃の事実を目の当たりにする!
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目の前を左右に走る道が川薩広域農道
左側が先程の通行止め方向だが、何と正面の町道平江線も全面通行止め!!
右折しか選択肢が無い状況・・・。
選べないなんてありえない!
こんなの初めてぇ〜。
何だか得した気分になった。
さて、再三のプライスレスな出来事に血沸き肉踊りつつ、川薩広域農道を快走する。
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気持ちが良いし、楽しいし、最高だぁ〜。

ホタル大橋から川内川上流を臨む。
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良いですねぇ〜。
そして非常に名残惜しいが、
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極上快走路川薩広域農道はやがて・・、
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国道267号との交差点で・・・、
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終点(起点)となり、このレポートも終了となる。
「鹿児島を走る!!」 はバイクフォーラムの益永が、いちライダーの目線で鹿児島県内の道路を実際にバイクで走行した記録と感想を綴ったレポートである。
 
第22回目は、以前より進捗状況が気になっていたルート南薩東部広域農道の続きと、その先にある南薩広域農道
アドレナリン噴出必至の極上快走路だった南薩東部広域農道
辿りついた喜入トンネルの向こうは果たしてどうなっているのか?
 
 
では前回の続きから。スタート!
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さて、旧道散策を諦めて喜入トンネルを抜けると・・・?
更なる快走直線路が続演される!
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あなたの耳に聞こえて来たのは、甲高く吹け上がるエキゾーストノート?
それとも地に響く重低音の鼓動音?
何れにせよ、
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超気持ち良いぃぃっ!ウリィィィッ!!
奇特な雄叫びを上げながら、長閑な風景の中を快走する!
だが、路面状態が良いと自然とペースが上がってしまうので注意が必要だ。
なぜならば・・・。
こんなものを見逃してしまうからだ。
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はい、銃を構えるのは止めて下さい。
 
その後、更に悶絶快走路は続く。
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真新しいアスファルトはタイヤの要求をしっかりと受け止めてくれる。
本当に良く馴染むッ!
最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ!!
その刹那!!
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対向3車線からの、突然の砂利ダートで一気に狭隘路へ・・・。
オゥ、サプライズド!
どうやらお楽しみはここまでの様だ。
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そしてそのまま直進したい気持ちを抑えつつ、左へ下る迂回路へ。
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工事中の橋梁の袂を通る。
現道に合流するも・・・、
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そこにはもう道が無かった・・・。
この南薩東部広域農道は、起点の平川から海沿いの国道226号と尾根伝いの指宿スカイラインに挟まれたかたちで山間部の中腹をそれらと並走し南下する。
その後、池田湖の外側をグルッと回り込む様にして鰻池、更には開聞岳との間を通り南薩広域農道へと接続する。
う〜む、全線開通が待ち遠しい。
しかし、やはり我田引水だが交通量の増加を嫌忌する・・・。
 
それでは、その接続先となる南薩広域農道へと足を延ばしてみよう。
と、その前に腹ごしらえを。
あのタイガーウッズも通ったというモスバーガー指宿店へ。
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今朝「スッキリ!!」で観た本日発売の噂のざくざくラー油バーガーに、モスライスバーガー海鮮かきあげ(塩だれ)、それとテリヤキバーガーのオニポテセット
えっ?一人分ですが何か?
 
さて、おなかも満たされた所で国道226号沿いの富士見PAへ。
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お約束的な構図で面白みに欠けるが、言わずと知れた薩摩富士、開聞岳。
そして、知る人ぞ知る「ん」の先を右折して、
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枕崎目指して南薩広域農道が始まる。
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しかし、水を差すようだがあくまで農道なので・・・、
ドドドーーーン!!!
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うおりゃぁぁぁっ!!
フロント周りが浮いてくるような感覚!再び!
このルート、アップダウンがあるものの大部分を見事なストレートが占める!!
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田畑の向こうに東シナ海の水平線を望む。

更にストレートが続く!
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幾度と無くアップダウンを繰り返し、この様な景色だと自分が今走っている道の傾斜が上りなのか下りなのか、何だか良く分からなくなってしまう。
交差する道もストレート!
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枕崎空港方面。
先程の開聞岳の遠望が利く。
更に更にストレートを駆け抜ける!
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やがて、南薩広域農道県道34号枕崎知覧線との交差点で終点となり、このレポートも終了となる。

「鹿児島を走る!!」 はバイクフォーラムの益永が、いちライダーの目線で鹿児島県内の道路を実際にバイクで走行した記録と感想を綴ったレポートである。
 
第21回目は、以前より進捗状況が気になっていたルート、南薩東部広域農道
6月10日現在、工事中で全線開通となるのは23年度という事だが、何処まで続いているのか?
 
 
では実際に走って確認してみよう。
スタート!
 
起点を目指し、平川へ向け出発。
海沿いの国道226号より交差点平川町を右折し、県道23号谷山知覧線へ。
やがて登りとなり、追い越し車線が現れて直ぐの道筋を左折。
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ここが南薩東部広域農道の起点となるが、特にその様な案内標識等は見受けられなかった。
全線開通すると何かしら設置されるのだろうか?
そして、本当はあまり紹介したくない快走路が始まる。
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空と雲と太陽、木々とガードレールとアスファルト。
そして少ない交通量。
嫌でもテンションが上がる。
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木々の隙間から錦江湾と桜島が。
では皆様お待ちかね、準備は良いですか?
エンジンも体も暖まってますか?
行きますよ!
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どうですか?
思わず右手がピクリと動く!
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どうですか?
あなたの耳には吹け上がるエンジンのエキゾーストノートが聞こえているはずだ!
まぁまぁ、ちょっと落ち着いて。
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時々思い出したかの様に姿を現す。
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どーですか!?
いいでしょう?
肩が左右に動き、足の裏にはステップを踏ん張る感触!
瞬間的にライン取りしてしまったでしょう?
胸の鼓動が速くなってますよ!
景色もなかなかのもんです。
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随分と海が近くなってきた。
まだ行きますよ!
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なぜか笑みがこぼれて、前傾姿勢となる!
まだまだ!
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ちょっと分かり辛いか?
左コーナー(カーブ、では無くコーナー、でしょ?)の先、
林の向こう側を緩やかな登りで白いガードレールが確認出来る。
楽しそうでしょう?
視界が開けた!
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シケインの向こうに喜入の石油備蓄基地が広がる。
シフトダウンしてアフターファイヤーに酔いしれる!
その後、再び山手側に進路がとられ・・・、
大声で歓喜の叫びを上げたくなる様な道へと変化する!!
心の準備は良いですか?
行きますよ!
ドーン!!
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うおぉぉぉっ!!すっげぇぇぇっ!!

更に、ドドーーン!!
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しかし、水を差すようだがあくまで農道なので・・・、
ドドドーーーン!!!
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うおりゃぁぁぁっ!!
フロント周りが浮いてくるような感覚!
 
ふぅ、そして喜入トンネル
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ちょっと落ち着きましょう。
心拍数上がり過ぎ。
振り返ってみると・・・、
ドン!!
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もういいって?
少し目線をずらすと・・・、
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ドクン
隧道有る所に旧道有り。
で旧道散策へと食指が動くが、今日はソロツーリングでは無いのでNO旧道DAYという事で。
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おっと、体が勝手に・・・。
危ない危ない。
止めておこう。
そして、トンネルを抜けると・・・?

以前より気になっていた南薩東部広域農道
アドレナリン噴出必至の極上快走路だった。
現在全線開通までには至っていないが、その折りには賑わいを見せない事を切に願う。
勝手な話だが・・・。
「九州を走る!!」 はバイクフォーラムの益永が、いちライダーの目線で鹿児島県内の道路を実際にバイクで走行した記録と感想を綴ったレポートである「鹿児島を走る!!」
の番外編である。
 
記念すべき第20回目は、以前ゴールデンウィーク特別企画としてお伝えした酷道265号高森峠にある、
廃道となった旧道走破レポートである。
熊本県は阿蘇の南側の外輪山となる高森峠
国道265号325号が一部重複してこれを越えて行く。
ここに、旧国道265号旧国道325号、そして旧高森峠、更には旧・・・が存在する!
 
 
では高森峠の麓、高森町からスタート!
 
九十九曲 高森自然公園入口。
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春は6千本の桜が華やかに沿道を飾るという。
季節外れのゴールデンウィークの今は閑散としている。
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おもしろそうだ。
ガードレールが白い大蛇の様に山の斜面に沿って地を這い、桜の代わりに柔らかな黄色い菜の花が道沿いを彩る。
一気に駆け登り、ふと足元に目をやる。
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何だか凄いね。
ここがかつての国道265号。これでは本当に酷道だ。
目線はもうこの高さ。
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阿蘇山を望む。
その後、道なりに進むと旧国道265号とは別れ、現国道265号に合流する。
現高森峠付近の位置関係はこうだ。
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右下の細い筋が今、九十九曲経由で登って来た旧道。
現国道265号高森峠隧道直前の現高森峠で合流する。
看板上では十字の交差点になっているが、実際は・・・?
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旧道方向から、現国道265号との交差点。
右手、電話ボックス側が高森峠隧道
十字の交差点・・・の筈だが・・・。
真正面から漂ってくる妖しい雰囲気。
少し角度を変えると・・・、
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じゃ〜ん!
元々は2車線近く道幅はあったのだろうが、自然の浸食を受け、ギリギリ1車線分を何とか確保している。
一時停止の標識も、あの位置では何の意味も成さないのではないか。
現国道の高森峠隧道から勢い良く飛び出して来る車に注意しつつ進入を試みる。

しかしその直後!この道路に起こった、廃道への道が決定的となった事態と直面する!
一瞬何がどうなっているのか分からなかった。
道は続いている・・・。
しかし、確実に断絶されている!
なかなか目にする事は無い様な光景が眼前に突如として展開した!!
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分厚いコンクリートの壁が道路上に鎮座している・・・。
そして僕は途方に暮れる。
どういう事?
辛うじて残る白線の行方を追ってみる。
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人一人通れる程度の隙間があった。
以前は設置されていたのだろうが、ガードレールは撤去され崖側は手すりも何も無い。
右側にカーブしており、先が見えない。
恐る恐る道の先を覗き込む。
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威圧感を覚えるコンクリートの壁が続く。
段々と道(?)が狭くなっていく。
ちょっとこれはバイクでは厳しいか。
山手側はこの有様。
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どうやら土砂災害対策の様だ。
にしても大胆な・・・。
道としての機能を取り戻す気は毛頭無いらしい。
ありゃりゃ、早々に万事休す。

完。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
否!
よ〜く観察してみよう。
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茂みを分け入ると一条の踏み跡を見つけた!
足場はしっかりしている。
行けるか?
と、悩むより早くクラッチを繋いでいた。
バキバキ、ガサガサと半ば強引に突き進む。
リリックにのせて・・・、
旧道はすっかり退廃。
車線がファジィ、つまり曖昧。
廃道になった理由は災害。
勝ち負けで言うと大敗。
第一線からは既に敗退。
全く目途は付かない再開。
むしろジ・エンド合掌礼拝。
焼飯するならタイ米。
いやこれは別に他意無い。
もう思いつかないバイバイ。
 
そして体中に枝やら何やらくっつけて、遂に茂みを抜けた!
するとそこには・・・、
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更に壁が有った・・・。
しかもちょっと長いし、ヤブが深い・・・。
えぇ〜い、ままよ!
なこよっかひっとべ!
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途中跨ったまま振り返って。
ザ・廃道。
いやぁ、良く育ってるねぇ。
制限速度30km/h。恐ろしくてそんなスピード出せない。
そして今度こそムコウ側に抜ける事が出来た!
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不自然な角度で曲がる道路標識がお出迎え。
ふと視線を進むべき方向に移した。
すると、前方に何かが認められた!
あっ、あれは!?
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胸の高鳴りを抑えつつ近寄る。
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キター!! 旧高森峠!! 攻略セリ。
高森峠展望所!!
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折角だから(?)行ってみよう。
北側は案内板の通り阿蘇五岳が一望、
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出来ない・・・。
連携のとれた樹木共が素晴らしき景観をナイスブロック。
南側は、
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直下は現国道265号・325号の重複区間。
緩やかな左カーブの先に現高森峠高森峠隧道
目線の高さに見える、左右に走る白いガードレール。
右手側から山の斜面を登って行くのが旧国道265号
現国道とクロスして、今突破して来たのが旧国道325号
では、その旧国道325号。コマを進めてみよう。
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激しい自然の浸食を受け、一車線分も幅員が無い。
車のワダチも見当たらない。
多少なり人の往来は有る様だが、車両がこの旧道を通過したのは何時が最後なのだろうか?
と言うよりも、バイクで通り抜ける事自体出来るのだろうか?
行き止まりや通行止めであったら来た道(?)を戻らなければならない。
正直あの茂みはもうイヤだ。
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落石が自然のバリケードを形成。
脇を通れるが、行く末が不安になってきた。
大丈夫なん? 抜けれると? 行くばい。
と、その刹那!
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四輪車が転回するワダチが認められた!
先程の落石の為、ここで引き返したのだろう。
車が入って来られるという事は、抜けられるという事だ。
安堵を覚えた。
そして、この先で、旧国道の遺構に遭遇する!
生い茂る草木の先にポッカリと・・・。
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近づいてみよう。
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旧道に存在する隧道。
その名も・・・、
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高森隧道!!
竣工は、驚く事無かれ、明治23年!!
西暦で言うと1890年!!
何と120年前だ!!
すっげぇ〜。
幾度と無く改修は受けているのだろう。
内部はしっかりしていて、意外と荒れていない。
しかし、足元には多数の漫画や雑誌が散乱していた。
どういう意図があるのか分からないが、決して褒められるべき行為では無い。
非常に残念な事だ・・・。
しかも山中にありがちなアッチ系の類が無かったのにもがっかり。
さて、では内部に進入。
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照明器具の類は全く見受けられない。
ひんやりとした冷気が体を包む。
車の離合は無理だが、そこまで狭くも無く
直線的に出口が見えているせいか、陰湿な閉塞感は無い。
しかし、残念な事にあまり歴史の重みを感じられない。
だが、反対側の坑口。
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こちら側の方が苔生す石垣と共に断然趣が有る。
一世紀以上に渡りこの地に佇む古隧道、高森隧道
お邪魔しました、と一礼し峠を後にする。
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そして程無く旧道は現国道325号と合流し、このレポートも終了となる。

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