読聴見聞録

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ヱヴァQ

 「ヱヴァンゲリオン:Q」をやっとこ見に行く。
 そろそろ空いた頃かなと思ったが、それでも平日の夜でシネコンで一番広いスクリーンが半分以上は埋まっていた。

 前2作の「序」と「破」はリメイクとは言っても、基本的にストーリーはTV版に準拠していた。そのため、展開自体は読めたのだが、今回の「Q」は全くの別物で、完全な独自ストーリー。そのため、どんな展開になるのかが全くわからない。というか、「破」のラストからこういう展開になるとは予想もしなかったぜい (^^;)。
 まあ、ストーリー的には別物であっても、レイのシャワーシーンやら、カヲルの最期などテレビシリーズのイメージは随所に挿入されている。シンジのシンクロの相手は別だったけど (^^;)。

 もっとも、ストーリーそのものは単純と言える。演出も前2作のような緻密なものではなく、作品としての完成度として見るならば決して高くはないだろう。ただ、映像的なインパクトは強いし、何よりもこれまでの作品とは立ち位置をガラリと変えた各キャラクターたちの与える衝撃度は強く印象に残る。それだけにそれらの驚きが作品としての面白さとなっており、2度見て面白い作品かと言われるとどうだろうかという気がする。

 ただ、この作品の主人公はやはりアスカだな。全編これでもかとばかりに躍動するアスカこそがこの作品を支えていると言っても過言ではない。テレビシリーズの前半の面白さを支えたのは間違いなくアスカだったし、このアスカを見るだけでも行く価値はあったのかなという気はする。

 それにしても、普通は続編のたびに興行成績は下がっていくものなのに、新劇場版は「破」は「序」の2倍、「Q」は「破」の2倍って、新作の公開のたびに倍々に増えているっていうのは何なんだろうか (^^;)。

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 やっとこ北海道でも発売された「このミステリーがすごい! 2013年版」。……いや、順位自体は先週のうちからわかっていたけどね (^^;)。

 国内編は当然のように2強激突で、文春同様『64』に軍配。結構差もついたかな。この辺は予想通り。3位に『機龍警察 暗黒市場』、4位に『幽女の如き怨むもの』と文春では9位、10位の下位組が繰り上がっている。そして、特徴的なのが5位に入った『地の底のヤマ』、文春ではベスト10入りしなかったが、多分厚くて読んだ人が少なかったんだろうなぁ (^^;)。ただし、この作品に関しては入ってむしろ当然だろう。
 その他、中盤は『楽園のカンヴァス』、『カラマーゾフの妹』、『キングを探せ』、『奇面館の殺人』と文春とほぼ同じ作品が並んでおり、順当というべきか、面白みがないというべきか (^^;)。まあ、文春とこのミスがかぶるのは最近の傾向だしねぇ。
 ただし、10位に『盤上の夜』が入ったところがちょっと目を引くかな。逆に文春で高かった『屍者の帝国』が入らなかったのも意外だったけど。

 海外は予想以上の大差で『解錠師』が、こちらも文春と並んでの制覇。実のところ、去年この本を読んだ時に来年のベストはこれだろうなと思っていた作品なので、個人的には予想通りとは言えるんだけど、基本的にアンケート向きの作品なのは間違いない。続いて『占領都市』、『無罪』、『湿地』とディーヴァーを除けば文春と同じメンツが並ぶ。混戦だった海外だけど、この4作がややリードと言ってよかったと思う。それ以外もまあ順当と言っていい。『ルパン』が入っていないのも正しい (^^;)。『罪悪』とか『特捜部Q』が入っていないのは残念だけど、かと言ってベスト10に特に変な作品が入っているわけでもない。結局のところ、今年は中位以下の作品の充実ぶりが素晴らしかったということだろう。

 全体としてみると、ごく真っ当なベスト10という印象が強い。とんがった所がなくてつまらんとも言えるけど (^^;)>
 今年に関しては文春とこのミスを足して2で割ったくらいがちょうどいい感じだろうか。………まあ、微妙な差しかないのでほとんど変わらないんだけどね (^^;)。

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 「闘うベストテン」に続き週刊文春の「ミステリーベスト10」も発表になった。………北海道は吹雪の影響でまだ売ってないんだけど (^^;)。

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2116
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2117

 国内編は予想通りに2強の一騎打ち。なにせ3位と2位の得点がダブルスコア以上、3位と1位はトリプルスコア以上という圧倒的な差。ただ、1位と2位はもう少し接戦となるかと思ったけど、予想以上に差がついたかな。まあ、7年ぶり復帰の横山秀夫に敬意を表しての『64』の1位ということだろう。

 3位以下は、完全にどんぐりの背比べ (^^;)。そんな中で3位の乱歩賞『カラマーゾフの妹』が目をひくが、乱歩賞がこんな位置に来るのは文春だからだろうなぁ。もっとも高野史緒は全然新人ではなく、SF・ファンタジー作家としては15年以上のキャリアのあるベテラン作家だけに例年の乱歩賞よりはいい出来とは思うけど。また、4位の『屍者の帝国』は文春ならばもう少ししたかなと思っていただけに、やや意外。
 後は比較的評判のいい作品が順当に来た感じ。昨年ベスト10に3冊送り込んだ東野圭吾は8位に辛くも滑り込んだけど、さすがにもうブームは終わりかな。早ミスで1位だった三津田信三は10位だけど、どう考えてもこちらのほうが座りがいい (^^;)。まあ、もう少し上でもいい気はするけど。

 対する海外編は本命なき混戦。これを制したのは早ミスの雪辱を晴らしてスティーヴ・ハミルトンの『解錠師』。個人的には昨年のベスト1だし、特に文句はございません (^^;)。2位は早ミス1位だったアーナルデュル・インドリダソンの『湿地』。こちらは今年のベスト1候補なのでこれも順当か。3位の『無罪』も間違い無く力作。これに4位のディーヴァーの『バーニング・ワイヤー』を加えた4作はほとんど点差がない接戦となっている。でも、ディーヴァーがここまで高いのは文春だからだろうなぁ (^^;)。個人的には5位の『占領都市 TOKYO YEARS ZERO II』の方が上だと思うけど。
 あと、6位の『ルパン、最後の恋』はどうよ (^^;)。どう考えても内容と言うよりは刊行されたということに対するご祝儀だよなぁ、これ (^^;)。逆にあまり文春向きでは無さそうな『都市と都市』が7位に食い込んだのはちょっと驚き。まあ、『特捜部Q Pからのメッセージ』とか『ファイアーウォール』とか『鷲たちの盟約』などが予想以上に低いというのはあるけれど、かと言って上位陣にそんなに変な作品が入っているわけではないので、しょうがないところだろう。それだけ今年の海外ミステリは混戦だったということか。少なくとも30位くらいまでは全部面白いと思うので、ベスト10だけ読むなんてもったいないことはしないように。ベスト10下位と30位くらいでは出来にほとんど差がなく、順位にあまり意味が無いのが今年の海外ミステリなのだから。

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闘うベストテン 2012年

AXN Mysteryの「Mystery BOOKナビ」名物の「闘うベストテン」も発表された。

 このベストの特徴は、まず国内と海外を区別しないこと。そして、順位はアンケートによる得票ではなく、メンバーによる合議によるという点。
 昨年までは特番を組んでの放送だったが、今年はレギュラー放送枠での放送にグレードダウン。公開放送でもない。そのかわり1月に有料で「闘うベストテン 場外乱闘編」を公開イベントでやるようだが。

 というわけで、その順位。

1位 『フリント船長がまだいい人だったころ』 ニック・ダイベック
2位 『屍者の帝国』 伊藤計劃/円城塔
3位 『失脚/巫女の死』 デュレンマット
4位 『都市と都市』 チャイナ・ミエヴィル
5位 『機龍警察 暗黒市場』 月村了衛
6位 『湿地』 アーナルデュル・インドリダソン
7位 『濡れた魚』 フォルカー・クッチャー
8位 『特捜部Q Pからのメッセージ』 ユッシ・エーズラ・オールスン
7位 『濡れた魚』 フォルカー・クッチャー
8位 『特捜部Q Pからのメッセージ』 ユッシ・エーズラ・オールスン
9位 『LAヴァイス』 トマス・ピンチョン
10位 『ソロモンの偽証』 宮部みゆき
11位 『マイクロワールド』 マイクル・クライトン/リチャード・プレストン

 いかにもらしいと言うか、何と言うか (^^;)。

 まず今年最大の話題作とも言える『64』は誰も推さなかったので入っていない。大森望の「『64』はバカミスだ」にはちょっと笑ったけど (^^;)。宮部の『ソロモンの偽証』も下位。この辺はどうせ他のベストでは上位だろうからここで推すまでもないという事もあるのだろうが。
 代わっての1位はなんと『フリント船長がまだいい人だったころ』。他のベスト10では海外部門のベスト10にも入らないだろうなぁ。早ミスにすら入っていないしねぇ。まあ、確かにいい話………ではないけど (^^;)、いい作品ではある。でも、地味だよなぁ (^^;)。
 他に上位に入った『屍者の帝国』や『都市と都市』あたりもいかにも「闘うベストテン」好みの作品とは言える。デュレンマットがここまで高かったのはやや意外だが。

 全体的にほとんど「闘う」ベストテンにならず、すんなりと決まった感もあり、盛り上がりにはやや欠けたかなという気がする。まあ、1位と10位をひっくり返せば、わりと普通だしね (^^;)。
 それにしても、ベスト10中でドイツ・北欧ミステリが4冊というのも非常に特徴的な年だったと言っていいだろうなぁ。

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 年末ミステリベスト10、その2。

 毎年トップを飾るIN☆POCKETの「文庫翻訳ミステリー・ベスト10」は対象が文庫本の海外ミステリのみなので、本当の意味でのミステリベストとしては一番早いのが早川書房の「ミステリが読みたい!」、通称「早ミス」となる。
 しかし、昨年まではちゃんと1冊のムック本として刊行されていたのだが、今年は「ミステリマガジン」誌の特集へと大幅に格下げ。それに伴い、昨年まで行なっていた作品の要素ごとに別々に点数をつけるという大変に凝った、しかしほとんど意味のない (^^;)集計をやめ、単純に順位で得点を付けるだけのベスト10になってしまった。あれ、採点者には評判悪かったんだろうなぁ (^^;)。それにしても、ここまでグレードダウンするなら、もうやる意味ないんでないの?

 というわけでまずは海外編の感想。今年の海外物は、はっきり言えばどんぐりの背比べ。それなりにレベルの高い作品は並んでいるが、飛び抜けた本命というものはいない。二強の一騎打ちの様相を呈している国内とは対照的。そのため、何が1位でもさして驚かないのだが、そんな中でトップを取ったのはアーナルデュル・インドリダソンの『湿地』。まあ、1位の有力候補作だと思っていたので、順当なところだろう。
 2位の『解錠師』は、個人的には昨年のベスト1だったのでこれも順当。と言うか、以下3位の『占領都市』から10位の『罪悪』まで、ほとんどケチのつけようもない順当な作品がズラリと並んでいて、なんかつまんない (^^;)。もっとひねくれた作品が入った方が面白いのにぃ (^^;)。

 対する国内編は驚愕の結果! なんと1位が三津田信三である。これはマジで驚いた。そして本来ならトップを争うであろう今年度ベスト2の2作は影も形もない! ………いや、「早ミス」の対象が前年の10月から今年の9月刊行分までなんで、どっちも対象外というだけなんだけどね (^^;)。おかげで「このミス」や「文春」とはかけ離れた結果になってしまった感がある。
 ただ、それを差っ引いても『幽女の如き怨むもの』の1位は驚きと言える。そして、それ以上に2位の『キングを探せ』、3位の『カラマーゾフの妹』は予想外。冗談抜きで予想もしていなかったベスト3だね、こりゃ。むしろ4位の『機龍警察 暗黒市場』のほうが上に来るだろうと思っていたんだけど。
 また、『屍者の帝国』はもう少し上かと思ったし、『楽園のカンヴァス』がその上に来るとは思わなかった。いろんな意味で予想の斜め上を行くベスト10だなぁ、こりゃ (^^;)。眺める分には面白いけど、それでいいのかという気はする (^^;)。

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