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日本に住む唯一の、チベット人声楽家として 活躍中の方ですが・・・ 先日この方の講演会に行ってきました。 この方、日本にお嫁に来て13年!(40歳越え〜〜?若くて美しい!) 彼女はチベットの遊牧民の家庭に育ち、幼年時代は牛や羊を追う 生活を送ってきたといいます。 チベットは漂高4200mという高地です。(ですから、天国に一番近い国・・・) また、気温がマイナス20℃という過酷な酷寒の地域でもあります。 ここでは、子供も大きな労働力であるがために、 学校にも行かず毎日、牛や羊のフンを拾い燃料にするための作業を しなければなりません。 ですから、文盲率は非常に高いとされています。 しかし、文盲の両親は「勉強したい!」という 彼女や彼女の兄弟に、教育を惜しまず、 彼女はチベット自治区で初めて、中国の音楽大学を卒業し 声楽家になったといいます。 その後、音楽大学の講師をしていた頃、中国に留学中であった旦那さんと知り合い 結婚しました。 彼女は、天国のような日本での生活に慣れるにしたがい、 故国チベットとの差は、どこから生まれてきているのかを考え始めます。 ある日、テレビで北海道の酪農家が、搾乳機を使っているのを見、 故国に贈ろうと考えチベットの母に話します。 ところが母から、「機械の取扱いが書かれてあっても読めない。 どうせ使えないからいらない」と言われショックを受け、 「そうだ!日本の繁栄の基本は教育なんだ! チベットの子供たちには学校が必要なのだ。祖国の子供たちのために学校を作ろう!」 と思いたちます。 その後彼女は、ハンバーガーショップ等でのアルバイトでお金を貯め、 なんと来日5年目に、念願の小学校を建設したのでした。 彼女の一貫した主張は、 「人間は自然に逆らってはいけない」(自然は崇高なもの) 「感謝の気持ちを忘れてはならない」 と言う哲学です。 彼女は現代の日本人を指して、「幸福を幸福と感じられない不幸に陥っている」と言います。 彼女のこう言った主張は、厳しい生い立ちから体感した ものであるとしても、確かに今を生きる我々は 便利さを当然の事と感じ、自然をコントロールできると錯覚した、 ある種の傲漫さのなかで生きているのかもしれません。 また、文盲と簡単に言っても、我々は文盲の人が感じる悲しさを理解することはできません。 文盲のお母さんのエピソードのなかで、 病気治療のため中国に行ったお母さんが、トイレに入ろうとした時 男、女の区別が読めず、男のトイレに入っていってしまう。 そして、中にいた男性にこっぴどく怒鳴られる・・・ またある時は、土地の譲渡に関する書類が読めず、 言われるままに、所謂メクラ判を押させられ、土地を奪われてしまう・・・ このような悲しみを、今だかつて我々は経験した事があるであろうか? 自分で背追うしかない運命とは分かっていても、 人間としての尊厳も打ち砕かれるほどの悲しみ・・・ このような現実を見聞きし、生きてきたヤンジンさんの悲しみは いかばかりだったか・・・と思う。 開発途上の地に学校を作る・・・今まで、遠い世界の事と思っていた。 そして、その意味合いを考える事もなかった。 今回、ヤンジンさんの話を聞き、 日本という国に生まれ、恵まれた環境に育ってきた事を 改めて実感し、幸福の質を考えさせられた。 最後に彼女が、 「色々な経験の中で、考えることができた日本に感謝します」と 涙ながらに発した言葉に、 逆に日本人として、あまりに無知であった自分を恥じた思いだった。 附)ヤンジンさんの対談が載っています・・・http://www.30ans.com/specialtalk/backnumber/vivi_200409.html ※ 現在、彼女が協賛し建設した小学校は7校にのぼります
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へぇ〜、いや全くこの方の事は知りませんでした。
HPと対談は明日にでも・・・今日はもう寝なくっちゃ。
おやすみなさい。
2007/10/17(水) 午前 3:09
崇高なお話に感銘を受けました。
大変な志ですね。
私も、ちょっとは、見習います。
2007/10/17(水) 午後 0:09
ヤンジンさんは、偉い。本当に偉いと思います。
ヤンジンさんの一貫した主張「人間は自然に逆らってはいけない。
感謝の気持ちを忘れてはいけない」というのは、立派な信念ですね。
2007/10/17(水) 午後 11:16
せしおさん>暇な時でいいから、のぞいてみてください。本当に純粋な方です。
2007/10/18(木) 午前 2:12
NAOさん>本当に素晴らしい志、実行力だとおもいます。彼女は今、全国の学校をはじめ、依頼のあるどこにでも訪問し、講演会活動をしています。その講演料が、学校建設資金の一部になっているんです!
2007/10/18(木) 午前 2:19
ひーろーさん>確かに、彼女の信念には共感すべき点がたくさんあります。彼女が立派なのは、建設資金をまる抱えせず、4割をその地区に負担させ、建設そのものにも地域の人間を投じているという事実です。地域参加型の建設が、チベットの成長に大きく寄与する・・・と考えているようです。
2007/10/18(木) 午前 2:32
日本の政治家も少しは見習って欲しいです。凄く感銘しました。
2007/10/20(土) 午前 9:00
「幸福を幸福と感じられない不幸に陥っている」
心に刻んでもっと感謝して生きよう…
2007/10/20(土) 午後 4:31
ヤンジンさん、素敵な方ですね。とても感動しました。
便利って何だろう、幸せってなんでしょう?
私も自然の多いところで育ったので、自然は偉大なものだと思います。
文字が読めない人がいること、そのことで傷つくことや被害を受けることがある…考えさせられる内容でした。素敵な話をありがとうございました!!
2007/10/20(土) 午後 8:48 [ CHI-CO ]
彼女の事 知ってますよ 綺麗な人ですよね すげ〜 って言うのが 初めての感想 でも 一番偉いのは ご両親かな?
2007/10/21(日) 午後 1:18
abcさんの記事とても興味深く読ませていただきました。
ヤンジンさんのことは、知りませんでしたが、abcさんが感動したこと、考えたこと、心に響きます。
ポチッと!
2007/10/22(月) 午後 1:07
HI NOONさん>ありがとうございます!いかに自分の視野が狭かったかって・・・自覚したお話でした。
2007/10/22(月) 午後 1:15
naluちゃん>私もね、この言葉がグサッときました。そして反省しました。。。愚痴ばかり言ってないで感謝して生きなきゃ。。。とね。でも、つい忘れちゃうんですよね・・・
2007/10/22(月) 午後 1:18
chi co tさん>そうですよね!私など、言葉で理解するとついその内容まで分かったつもりになるんですけど、決してそんな単純なものじゃない。当事者の思いを理解するというのは、その環境の中でこそ実感できることなんでしょうね。まだまだです。私・・・
2007/10/22(月) 午後 1:29
ノアさん>ホント、御両親が一番素晴らしいですね!ヤンジンさんのみならず、他の6人の兄弟にも高等教育をうけさせ、今はそれぞれ医師や弁護士、教師・・・などの職に就いているという話を聞いて二度びっくりしました。ほんとの意味で、知性のある御両親なんでしょうね・・・
2007/10/22(月) 午後 1:37
ハイジさん>この文章を書いたときは、少々興奮気味だったので恥しいのですが、いたく感動したんですね。生身の体験を聞くという事が、これほど人の魂をゆすぶるものなのか・・・と。貴重な体験でした。
2007/10/22(月) 午後 3:46
私も昨夜彼女の話を初めて聴きましたが感動しました。すばらしいですね。
2008/3/29(土) 午後 8:06 [ 森からの手紙 ]
kkpit566さま>トラバありがとうございます!
宮司さんでいらっしゃるのですね。あたたかい記事に触れさせていただきました。
時々遊びに行かせてくださいネ!
2008/3/29(土) 午後 8:59
> せしおさん
バイマーヤンジンさんの話を実際に聞いてきました。すばらしいかたでした
2017/11/8(水) 午前 11:49 [ ツカケン ]