弁護士阪口徳雄の自由発言

裁判・社会活動の中で感じたことを発言します

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本日の読売新聞の37ページに『談合防止センターー』の設立へ
「大阪の弁護士ら、訴訟・告発など支援」と題し、「株主代表訴訟や刑事告発などの他自治体や企業の外部調査委員などに弁護士を派遣、談合防止に向けた提言を行う」と大きく報道されている。
この経過は以下のとおりだ。

橋梁談合株主代表訴訟弁護団で三菱重工などの役員への株主代表訴訟を準備中である。弁護団が15名の大所帯になった。
弁護団の討論の中で、日本の談合が極めて根深く、本当に談合を防止するためには、株主代表訴訟だけでなく、談合防止の為のあらゆる活動をすることが必要だとなった。もちろん株主代表訴訟もその1つであるが、同時に談合防止支援センター(仮)などを設置して多くの弁護士・学者・自治体OBなどの協力を得て、組織的に談合を防止する活動の必要性を感じた。
談合の防止は、市民・株主だけでは無理であり、何よりも発注者(国、自治体)や、政党・議員団・議員も本気になって、談合を監視する必要がある。独禁法の改正により、この際に談合を止めたい企業もあるが、業界などの圧力、しがらみで、腐れ縁を続けているという現状も報告されている。

その為には談合を無くす立場からあらゆる活動を弁護士としてすることになり『談合防止センター』(仮)を作ろうとなった。談合の追求もするがそれだけでなく、官と共同できるところは一致して行動する予定だ。具体的には次の活動を行う予定計画。
1 市民・株主などと一緒に談合防止の監視活動やその相談、訴訟の提起、告発などを行う。
2 発注者である自治体などへ入札事務の改革・改善の取り組みの呼びかけ。
  自治体への入札事務の改革・改善のために講師、講演・入札監視委員会・外部調査などに
  弁護士・学者など派遣。
3 議員(立候補者も含む)・議員団・政党へ談合防止のための活動の呼びかけ及び地方公共団体の
  入札事務の改革・改善策の相談・講演。
4 100条委員会が設置されたときに委員会や議員への入札業務の改革・改善についての相談。
5 企業に対しても本当に談合防止するためのプログラムの策定ならびに入札談合外部調査委員会の設置
  それへの弁護士・学者などの派遣
6 入札談合防止のための研究・立法・政策提言
NPO法人も視野にいれて広げて行きたい。

当面は談合に詳しい弁護士とりわけ、入札監視委員の経験のある弁護士、自治体OBや住民訴訟などで談合に詳しい弁護士ならびに自治体のOBなどの参加を得て、来年の2月中ごろに発足予定。
    

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談合(税金のダマシ取り)は、悪意をもって、計画的・組織的に行われている。摘発しても尻尾だけで組織はビクともしない。完全に無くすには、罰金100億円以上、社長以下役員は全員逮捕する位のことが必要とおもいます。

2006/6/14(水) 午後 6:40 [ もくれん ]

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moku85renさん。コメントありがとう。貴方の指摘するとおり。日本の法律は企業の犯罪には甘い。役員にも甘い。政権党が企業から献金をがっぽり貰うから、刑罰も軽い法律しか作らない。判決をする裁判所も執行猶予が殆ど。

2006/6/14(水) 午後 11:31 [ abc5def6 ]


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