|
本日(4/18)の読売新聞の朝刊に、し尿・汚泥処理施設建設施設のメーカーが【1000億談合疑惑、2年半で14社49件】とか【落札率を「95%以下ルール」を設定していた】という記事があった。
やっと摘発されたかという印象を持った。この施設の入札では談合疑惑が多く、世間をよく騒がせていたからだ。
【落札率を「95%以下ルール」を設定していた】という内容に注目した。
談合には「ハゲタカ談合」と「控えめ談合」があることを以前に書いたからだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/25248271.html
一般競争入札、指名競争入札でも、汚泥施設の業者は限られている。100%から96%の高い落札率で落札すると疑われるので、落札率を意図的に「95%以下」にしているという。
高い落札率では談合を疑われるので、「控えめ談合」にしたというのである。
このような控えめ談合のルールで入札しているケースは次のような場合が多い
1 今回のような参加する業者が限られている入札の場合
2 地方自治体の限られた地元企業だけの入札の場合
3 談合が摘発されて、最初は80%台で落札するが、社会や世間が注目しなくなると95%以下の
ような「ひっそり談合」する場合
などである。いづれにしても、世間の批判をかわし、談合を長く継続させるためである。
それにしても、三井造船、住友重機、クボタなど常連談合企業がいつものとおり入っている。
これらの企業の談合防止の法令遵守マニュアルとは、何であったのかが根本的に問い直さねばならない
読売新聞の記事を引用させて貰う。
(なおこの記事には95%ルールは触れられていない)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「汚泥」1000億談合疑惑、2年半で14社49件
自治体発注の汚泥処理施設建設を巡る大手プラントメーカーによる談合疑惑で、2003年度から、公正取引委員会の立ち入り検査があった昨年8月までに行われた55件の入札のうち、49件で談合が行われていた疑いの強いことが、関係者の話でわかった。
受注総額は1018億円に上る。メーカーの談合組織は04年度以降、談合に加わっていなかった後発メーカー2社を新たに引き込み、組織の拡大を図っていたことも判明。大阪地検特捜部は18日、このうち大阪府阪南市が昨年2月に行った入札について、競売入札妨害(談合)容疑でメーカーへの一斉捜索に乗り出す方針。
今年1月施行の改正独占禁止法では、これまで東京高検だけに認められていた独禁法違反の罪での起訴が全国の地検で可能となった。
公取委は、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で大手メーカーの刑事告発に向けて詰めの調査を進めている。
今後、検察当局との間で協議が行われるとみられ、昨年の鋼鉄製橋梁(きょうりょう)談合に続き、大型談合事件に発展する可能性が強まった。
全国の市町村が発注する、し尿や浄化槽汚泥を処理する施設は、環境意識の高まりを受け、市場規模は年間600億円前後に上る。し尿の海洋投棄が07年1月末で禁止されるため施設の新設・改修ラッシュとなり、読売新聞のまとめでは、入札件数は、03年度の18件から、04年度には32件に跳ね上がった。昨年度は8月までに5件だった。
関係者によると、このうち談合が疑われている入札は各年度別に、16件、28件、5件の計49件。発注者は、青森、三重、山口県などの行政事務組合や自治体と全国にわたり、荏原製作所(東京都大田区)やアタカ工業(大阪市西区)など14社が受注した。
公取委の調べでは、メーカーのうち、三井造船(東京都中央区)とタクマ(兵庫県尼崎市)は当初、談合組織に加わらない「アウトサイダー」とされ、両社が参加した入札では、談合が成立しないたたき合いが多発していた。
このため、業界の談合組織は04年8月、長崎県対馬北部衛生組合(当時)が実施した入札で、「チャンピオン」に内定していた荏原製作所が、三井造船にその座を譲って受注業者を決定。さらに同年12月、千葉県富津市の入札では、タクマを談合組織に加え、同社に受注させたという。
この結果、談合組織はより強固になり、年間の平均落札率(予定価格に占める落札額の割合)は、03年度は91・8%、04年度は88・3%だったのに対し、両社が正式に加わった後の昨年度は95・3%に上昇した。
公取委は昨年8月、荏原製作所やアタカ工業のほか、住友重機械工業(品川区)やクボタ(大阪市)など大手メーカー十数社に立ち入り検査を行い、今年3月から、各社の担当者らを集中的に事情聴取してきた。(2006年4月18日3時1分 読売新聞)
|
可愛いキャラクターは自分のブログにも使いたいものですが、Yahoo!blogが重いのは「直リンク」するからだと言う意見が多く見られます。それは、コピーして自分のPCに「保管」して使いましょうと言うものなのですが、Yahoo!blogが重いのと、「直リンク」問題は別問題だと考えます。著作権からこの問題を見直してみました。ご意見を戴けたらありがたいです。
2006/4/21(金) 午後 2:02