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≪神鋼、会長と社長が引責辞任へ 地方選めぐり不適正支出≫
今回も社長などが辞任した。
【今後、外部有識者のご意見を頂きながら、徹底した再発防止策を構築し信頼回復に努めて参ります】と社会に対して宣言している。
http://www.kobelco.co.jp/topics/2009/02/1181329_6470.html
神戸製鋼所の言う外部有識者のご意見・・・・という「お題目」は信用しない方が良い。
2002年4月に総会屋への利益供与事件で、今の会長は株主と、「今後、外部委員会を設置してコンプライアンスを守る」と裁判所および社会に対して宣言した。
http://kabuombu.sakura.ne.jp/archives/koube03.htm
しかし、その約束は守られなかった。
神戸製鋼は、橋梁談合でも公正取引委員会から排除勧告を受けた。
この株主代表訴訟において会社の役員達は「部下」がこっそり秘密に談合をしていたので役員達は全く知らなかったという弁解を裁判所で「執拗」に主張している。
今回の加古川製鉄所などの違法政治献金事件などは「素人」でもわかる違法、不正行為。
長年の違法、不正行為を継続していたが、最近やっと判明したという。それも脱税の調査で指摘されたという。
加古川製鉄所は総会屋利益供与事件当時も裏金を作っていた。
神戸地方裁判所から次の通り「所見」でも指摘された。
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≪加古川製鉄所における裏金捻出≫
神戸製鋼所加古川製鉄所では、平成7年7月から同9年4月までの間、取引相手である訴外株式会社島文(以下「島文」という。)との合意の下、スクラップの簿外売却の方法により、合計金1億6592万円の裏金(以下「本件裏金」という。)が捻出された。
本件裏金捻出は、平成7年3月下旬ころ、当時機械エンジニアリング事業本部海外エンジニアリング本部長であった被告根上が当時加古川製鉄所所長であった同上村に相談をもちかけて開始されたものである。
被告上村は、平成8年3月に加古川製鉄所長を辞めたが、その際、後任の同光武に本件裏金捻出の業務を引き継いだ。 本件裏金1億6592万円の内金3000万円は被告奥田への利益供与に費消された≫
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「以上引用終わり」
http://kabuombu.sakura.ne.jp/archives/koube01.htm
1億6500万円の裏金作りも当時の役員達は知らなかったという。
この会社の役員達の主張によれば、総会屋への利益供与での巨額の裏金作り、長年にわたる橋梁談合の継続、三事業所における長期間の違法政治献金など、部下が勝手にしたい放題ということになる。
「会社の内部統制が全くできていないコンプライアンスデタラメ会社」と自白しているようなもの。神戸製鋼所の今後の「コンプライアンス」などもおよそ信用できない。
(注)政治資金規正法違反の点では上脇教授がブログに書いておられるので参照
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51093278.html
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≪神鋼、会長と社長が引責辞任へ 地方選めぐり不適正支出≫朝日新聞
2009年2月10日16時39分
神戸製鋼所(本社・神戸市)は10日、兵庫県と山口県にある3事業所で、地元の県議選や市議選で同社の労働組合が推薦する候補者5人の後援会に計約2700万円の不適切な支出があったと発表した。政党と政治資金団体以外への企業からの寄付を禁じた政治資金規正法に違反する行為だったとして、犬伏(いぬぶし)泰夫社長と水越浩士(こうし)会長が3月末で引責辞任し、後任社長に佐藤広士副社長が昇格する。
犬伏社長が同日、神戸市中央区の本社ビルで記者会見して明らかにした。
同社長によると、3事業所は加古川製鉄所(兵庫県加古川市)、高砂製作所(同県高砂市)、長府製造所(山口県下関市)。02〜07年にあった兵庫県議選や加古川、高砂、下関の3市議選の計8回の選挙で、候補者5人に対して総額約2700万円の違法な寄付行為をした、と説明している。
5人はいずれも現職議員。うち3人は同社の社員で、2人はOBという。労組の推薦を受け、立候補していた。
3事業所は各候補の後援会と相談し、事務所の設置やポスター製作などにかかる費用を負担。さらに、文房具を提供したり、コンピュータープログラマーの人件費を支出したりしていた。少なくとも70年代ごろから同様の行為を続けていたという。
政治資金規正法が00年に改正され、企業や労働組合などからの寄付は政党や政治資金団体に限定された。特定の候補者側への寄付ができなくなったが、犬伏社長は「法改正について現場で議論がなく、漫然と(寄付行為を)続けていた」と説明した。
違法な寄付行為は、昨年11月からの大阪国税局の税務調査で発覚、同社が内部調査をした。犬伏社長は議員名や寄付の時期、費目などは「当局の判断にゆだねる」として公表しなかった。
犬伏社長、水越会長とも「寄付の報告は受けていなかった」としている。それにもかかわらず、辞任する理由として、同社長は「06年に神戸製鉄所などのばい煙データを改ざんする問題が発覚し、コンプライアンス(法令順守)を第一にしてきたが、徹底できなかった。会社として事態を重く受け止めた」と話した。
犬伏社長は04年4月、社長に就任。水越会長は99年4月に社長、04年4月に会長に就いた。
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以前、毎日新聞の読者の投稿川柳に、「かけめぐるコンプライアンス、言葉だけ」というのがありました。やっぱりなという感じですね。
2009/2/10(火) 午後 11:03 [ Kazuuuuuuuuuuu!!! ]
コンプライアンスって言葉を使って、
企業利益(収益を高めよう)としてるような企業が多いような感じを受けることが多い気がする。
逆に言うと、企業にとって、痛みを伴うコンプライアンスは、言うだけもしくは、
言いもしないってのが多いような気がする・・・。
ちょっと、たとえはずれるけど、
残業が多すぎて労働基準法とかの法令で問題があると言って、
残業時間をへらしましょうと会社が言いながら、
実際やるのは、残業のサービス残業化みたいな・・・・。
2009/2/11(水) 午前 0:46
裁判所に、裏金、横領問題があることをご存知だろうか ? 広島地方裁判所に勤めていた事務方の友人の証言では、裁判所事務の人達の給料は、他の公務員の給料に比べて極端に低く、労働組合は、人事院や事務局長に賃上げ要求をしていたが改革されず、いつしか、カラ出張、カラ残業でその埋め合わせをする慣習が生まれていたと言う。カラ出張やカラ残業で裏金を作り、事務方職員全員に配分する慣習が広島地方裁判所に存在したと言うのだ。その友達は、それを拒むと忌避されるようになったそうだ。
カラ出張での配分は、所得税の対象にならないので、脱税状況が生まれる。横領でプールした裏金を配分してしまったがために、その分の所得には税が賦課されることがない。公務員が公然と組織ぐるみで横領をした上で脱税をしているのである。地方裁判所の所長ともあろう裁判官が、これらに気づかないことがあるのだろうか。広島地裁のこの問題は、会計検査院が発見して、是正したそうであるから、他の裁判所にもあるに違いない。この法益侵害は甚大である。なぜなら、法の精神が侵害されているのだから、歪んだ判決が生まれるのは必至であろう。
2009/9/25(金) 午後 2:28 [ エコビレッジ・コスタリカ共和村 ]