弁護士阪口徳雄の自由発言

裁判・社会活動の中で感じたことを発言します

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内閣総務官である千代幹也氏の8/13の法廷に提出した陳述書の全文が政治資金オンブズマンのHPにアップされた。
 
何故、官房報償費を秘密にしなければならないかを述べた内容である。
この陳述書は国家にとって情報の入手が必要であり、その情報を提供してくれる相手方の秘匿が如何に重要かを述べている。
 
その上で、各文書が開示されると、国家がその相手方に2度と情報の提供を求めることができない・・・・・・とか、マスコミがその相手方にアクセスし、不正行為を働きかけるなどがあるので各文書の開示ができないという内容である。
 
政府があらゆる情報を入取するのは必要であろう。 
 
ところがその相手方が野党の議員であったり、又は国家公務員であったり、メデイァーの関係者であったりすれば、どうなのか。
 
裁判所から以前にこの相手方は公務員かどうかの釈明が求められたことがあった。国は、公務員がいるかどうかも秘密であるとして回答しなかった。
 
野中元官房長官は毎月、内閣総理大臣に月1000万円を配ったと述べている。
官房長官が内閣総理大臣にカネを配ってどのような情報を入手すると言うのか。
このようなデタラメなカネが官房報償費として配られている報道がある限り、現役官僚がいくら秘密だとあれこれ証言しようとも、誰も納得しない
 
秘密、秘密と言えば言うほど、官僚達と政権政党の官房長官達はオイシイ、オイシイ≪秘密≫の官房報償費を食い物にしているのでないかと疑う。
 
同時に、国が裁判所に提出した安倍官房長官時代の官房報償費の月別、目的別の支出概要を説明した準備書面(6)もアップされた。
 
自民党時代の内閣官房報償費の大半は、官房長官が自ら配る『政策推進費』であったと思われる。
 
内閣官房長官が保管する官房報償費が、月2回から3回、官房長官が独自に保管する金庫に区分され、その都度『政策推進受払簿』が作成される。
 
政策推進受払簿』には官房長官が誰にいくらのカネを配ったは記載されていない。
しかしこの文書が公開されると、内閣官房長官の行動から、誰にいくら配ったかが推測させるから公開できないという。
 
それはともかく、この準備書面(6)の政策推進費の『使用目的区分』欄に
対価(合意・協力、情報)
と記載されている。
 
情報の対価は良いとして、この合意・協力の対価とは何に対する合意・協力か、政府の政策に対する合意・協力の対価かを質問した。
 
「情報の提供に関する合意」であるかと、寝ぼけた証言であったが、政策推進費は
いくら現役官僚が証言をゴマカシ、証言拒否しようとも、政府の政策に合意・協力してくれた対価であろうという批判はくりかえされる。
 
どちらにしても政策推進費は安倍長官時代に7億円から9億円前後が配られていると思われるが領収書はあるのはわずか17枚という証言だった。
 
現役官僚は政策推進費の大半の支出には関与していないという。
大半は安倍官房長官の頭の中にしか配った相手は残っていないのなら安倍元官房長官に法廷にでて証言して貰わねばならない。
 
そこで当日(8/13)に安倍元官房長官を証人申請した。
 
仙谷官房長官が取り仕切る今の政府は、自民党時代の安倍元官房長官は不要だと必死になって抵抗している。
 
民主党はそのようないい加減な態度で許されるのかが今度は問われてきた。
 

「官房機密費」書庫の記事一覧

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政権の椅子に座ったら
今度は政権自体を護ることに必死で
国民のためじゃなかったんでしょうか

2010/8/24(火) 午後 6:17 ITI


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