弁護士阪口徳雄の自由発言

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元生駒市議会議長 実刑確定へ

http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2053177222_m.jpg
生駒市の元市議会議長が市に山林を高値で買わせて損害を与えたうえ、賄賂を受け取ったとして背任とあっせん収賄の罪に問われた事件の裁判で、最高裁判所は元議長側の上告を退ける決定をして、懲役3年6か月の実刑が確定することになりました。

生駒市の元市議会議長○○○被告(70)は、平成15年、当時の市長に働きかけて知り合いの業者が所有していた山林を実際の価格の10倍以上の1億3000万円あまりで買い取らせて市に損害を与えたほか、その業者などからあわせて1400万円の賄賂を受け取ったとして背任とあっせん収賄の罪に問われました。
元議長は「山林の買い取りは適正だった」などと主張しましたが、1審と2審はいずれも「巨額の賄賂を受け取り、市民の信頼を裏切った」として懲役3年6か月の実刑と追徴金1400万円を言い渡していました。


これについて最高裁判所第2小法廷の竹内行夫裁判長は1日までに酒井元議長側の上告を退ける決定をして実刑判決が確定することになりました。

11月02日 12時03分
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最高裁に上告されて今回の判決まで相当の時間がかかった。
 
元議長らは大阪地検の捜査で自白の強要などがあったという弁明をして、無罪の主張をしていた。一審、高裁でも議長らの弁明が認められなかった。
 
この間に大阪地検の特捜部におけるさまざまな問題が発覚したので、最高裁でも慎重に議論をしていたのであろう。
いくら自白を強要されたといっても、1400万円のカネを業者からもらったことを配った側が認めているのだから、空しい弁明と思われるが最高裁も付き合ったのであろう。
 
この山林買収事件の調査に関与して丸5年。
 
当時、この買収劇に関与した又は関与させられた職員達も議長側の「仕返し」を恐れ、真実を語らなかった。自分達も背任罪の「被疑者」になる危険性があったからでもある。
 
私はこの調査にあたっての冒頭に「この山林事件は背任罪になる可能性が高い。よって今まで関与したのは仕方がないとして、今後刑事事件になる可能性があるので、皆さんは、現在存在する文書や書類を廃棄、隠匿しないでいただきたい。過去の責任は追及しないが、今後文書などを廃棄した場合は証拠隠滅罪になるのでその場合はその責任を追及するので注意していただきたい」と職員の人達に要請した。
 
市長交代による政権交代後にさっさと辞めた職員達はともかく、残っていた職員達は生駒市の調査や検察の捜査に協力してくれ、元議長、元市長らの犯罪(生駒市方式)を暴くことができた。
 
(注)生駒市の自治体の入札や取引に参加できた場合は、お世話になった議員らに「お礼」を払うやり方を「生駒方式」という。
 
 
 

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