弁護士阪口徳雄の自由発言

裁判・社会活動の中で感じたことを発言します

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7/31に東京弁護団が橋梁談合株主代表訴訟を東京地裁に追加提訴してくれた

今回の東京地裁への提訴は次の通り

住友重機の役員には合計5億1,348万円の課徴金プラス弁護士報酬4000万円を加算した5億5348万円の会社への返還請求である。被告は当時の日納 義郎社長を含む橋梁担当役員、コンプライアンス役員,その他の役員合計10名。

石川島播磨の役員には、課徴金による損害及び弁護士費用の合計金7億8621万4000円。
被告役員は伊藤 源嗣社長を含む橋梁担当役員、コンプライアンス役員合計4名の役員

三井造船株式会社の役員に対し,連帯して金5億0128万1000円。
課徴金相当額である4億5571万円及び弁護士費用として同金額の10パーセントに相当する4557万1000円の合計5億0128万1000円である
被告役員は岡野利道社長を含む橋梁担当役員、コンプライアンス役員合計7名の役員

誰を被告にするかは、担当弁護士によってかなり違う。担当弁護士の独自性を発揮するやり方で東京弁護団方式だ。

本件談合によって上記の課徴金の損害だけではない。
指名停止による損害やその他の損害が生じている

例えば石川島播磨重工では物流・鉄構事業本部は,平成17年度3月期中間決算での営業損益は63億円の損失に上り同年3月期末決算において,最終的には270億円の受注減を招き,営業損益は27億円の減収であった。

これらの損害額の追加は被告の役員の応訴態度を見て検討することになった。
談合は部下が行い、役員は全く知らぬ、悪いのは部下達と最後まで責任がないなど争うならば、その段階で請求の趣旨を拡張するなど追加提訴を検討する方針だ。

以前に橋梁談合訴訟をした内容は次のブログを参照。

東京弁護団結成(談合23)http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/30233691.html
三菱重工などの談合訴訟(談合24) http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/30631902.html
橋梁談合訴訟の追加提訴(談合41)http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/38335222.html
(三菱重工役員へは当初30億としていたが、その後に35億の株主代表訴訟に変更した)

なお他の橋梁談合企業の役員への代表訴訟は株主が集まれば、順次提訴予定。株主を公募中。

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