弁護士阪口徳雄の自由発言

裁判・社会活動の中で感じたことを発言します

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収賄・背任で元和歌山市長に実刑4年。

自治体の市長が権限を乱用して、自治体に損害を与える事件が多い
和歌山市の前市長の事件もしかり。

和歌山市の市長は自己の行為を否認しているから実刑4年になった言う弁護士は多い。しかし反省しているかどうかで、背任罪や収賄罪の実刑かどうかの基準にしてはおかしい。

第1に、背任罪や収賄罪の刑罰の重さは、自治体への損害額の大きさや、収賄の金額の多さで基本的には区別すべきであろう。

第2に考慮すべきは、その自治体にこれらの前市長が損害を弁償したかどうかである。
損害を補填した以上、背任罪の損害が一応、解消されたことになるからだ。
ワイロのカネもどこかに寄付するなど、利得を一切吐き出す必要がある

第3に、反省しているかどうかについてこれに、あまり重きを置くべきではない。

損害を与えた自治体への補填をせず、談合罪や、背任罪で、反省は誰でも出来るからだ。談合罪で、自治体に巨額の損害を与えながら、それを補填せず、反省すれば『執行猶予』では自治体の住民は踏んだりけったりだ。

≪反省は猿でも出来る≫といわれている所以だ

奈良県の生駒市の前市長もタダ同然の土地を1億4千万円近いカネで購入し、生駒市に14000万円の損害を与えた背任事件や、1000万のワイロを貰い、収賄罪で起訴された。

4900万円の損害を和歌山市に与え、300万円のワイロで実刑4年なら
生駒市の前市長は1億4千万円の損害を生駒市にあたえ、ワイロが1000万
とすれば和歌山市長より、相当重い刑罰になるはずだ。

大阪地裁の裁判官はどう判決するか。
年内か来年の初めに出されるという判決が注目される。
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収賄・背任で元和歌山市長に実刑4年。

 和歌山市の元料理旅館「不老館」跡地購入や元料亭「石泉閣」借り上げを巡り、収賄や背任の罪に問われた和歌山市議で元同市長・旅田卓宗被告(62)の控訴審判決公判が2日、大阪高裁であった。

 片岡博裁判長は懲役4年、追徴金300万円(求刑・懲役5年、追徴金300万円)の実刑とした1審・和歌山地裁判決を支持し、旅田被告側の控訴を棄却した。

 判決によると、旅田被告は市長だった2000年8月、市が不老館跡地を高値で購入した見返りに建設会社元社長(控訴審公判中)から300万円を受け取った。同年9月には親密な交際をしていた女性(有罪確定)が若女将だった石泉閣を市が月140万円で借り上げる契約を結び、03年3月までに市に4900万円の損害を与えた。

 旅田被告は、今年の統一地方選の和歌山市議選(定数40)に出馬し、2位で当選したが、有罪判決が確定すれば失職する。

(2007年7月2日15時0分 読売新聞)

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