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番組改変訴訟、市民団体側の逆転敗訴確定 最高裁判決。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=36444&hanreiKbn=01
NHKが当初、市民団体に説明した内容と違う番組を報道した。
市民団体として取材を受けて、取材に応じた以上、その取材内容通り報道されるという期待を抱く。その期待権の侵害を理由に損害賠償を求めた事案。
http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/nhk/etv2001.html
一審は、NHKの子会社は責任を負うが、NHKは損害賠償を負わないとして棄却。高裁判決は、これを逆転して、期待権の侵害を理由にNHKに200万円の損害を命じた。
本日の最高裁判決はこの高裁の判決を逆転させた。
NHKの勝訴=取材に応じた市民団体の期待権の侵害ではないという純法律論で、市民団体を敗訴させただけ。
国会議員の介入により、NHKが番組を改ざんしたことが是認されたわけではない。
番組改ざんの事実が「なかった」とも認定していていない。
番組改ざんが憲法や放送法に違反するかどうかの請求(裁判)ができたら、はたしてNHKは勝訴できたかどうか?
この番組改ざん問題に関して、NHKの報道の在り方が不公正だという訴訟をしたら、NHKは勝訴できるのか?
≪NHKの不公正報道への慰謝料請求で対抗しよう(NHK3≫のブログで述べた訴訟なら、NHKは敗訴する可能性が高い。 http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/42378433.html
NHKはこの安倍、中川議員の「介入」問題により、番組をどのように改ざん、変更したのか。その変更は許されるのかどうかの検証番組を直ちにするべきだろう。
それをしないで、NHKが勝ったという「形式論」で終わるなら、NHKは永久に、知的な市民の共感を得ることはできない。
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番組改変訴訟、市民団体側の逆転敗訴確定 最高裁判決2008年6月12日16時24分
NHK側の勝訴が確定、支援者の前で「不当判決」の旗を掲げる原告団ら=12日午後、東京都千代田区、細川卓撮影
旧日本軍による性暴力をめぐるNHKの番組が放送直前に改変されたとして、取材を受けた市民団体がNHKなどに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷(横尾和子裁判長)は12日、200万円の支払いをNHK側に命じた二審・東京高裁判決を破棄。市民団体の請求をすべて退ける判決を言い渡し、市民団体側の逆転敗訴が確定した。
問題となった番組は、NHK教育テレビが01年1月に放送した「ETV2001 問われる戦時性暴力」。00年12月に旧日本軍の性暴力を民間人が裁く「女性国際戦犯法廷」を開いた「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」(バウネットジャパン)が、当初の趣旨と異なる番組を放送されたとして、NHKや下請け制作会社に賠償を求めた。
東京高裁は07年1月に、バウネット側の期待と信頼を不法に侵害し、説明の義務も怠ったとしてNHKに200万円の賠償を命じた。下請け制作の2社も、このうち100万円について連帯責任があるとした。
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