|
≪前田晃伸・みずほフィナンシャルグループ社長はNHK経営委員に不適格≫
時代錯誤でウルトラ右翼の古森がNHKの経営委員を辞任すると報道に接し、喜んでいた。ところが、このあと、前田晃伸・みずほフィナンシャルグループ社長(経団連の副会長)を当てるという報道に接した。
これではNHK経営委員は巨大企業のトップのたらい回しになりそうだ。
放送法16条は「 委員は、公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と知識を有する者のうちから、両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命する」とある。
巨大企業や経団連のトップとなると、「公正な判断をする」ことに関して問題がおこる可能性が多いにある。
100年に1回あるかないかの、世界同時不況が発生する可能性があるという。日本の銀行もこの影響を受けて「貸し渋り、貸しはがし」が今後、起こる確率は極めて高い。
日本における今後の大きな社会問題になる可能性がある。
このようなことにおいてはメガバンクの社長は、当事者であるが故に「公正な判断をする」ことに欠ける可能性が高い。
民放テレビはトヨタの奥田元会長の発言にビビリ始め、財界や政界の批判を控えだしたという指摘が多い。「マスコミに圧力をかけるスポンサー」
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2008/11/post-bea7.html
このような時こそ、NHKは、政界、財界と関係なく、このような銀行のあり方や政治のあり方を公正な立場で報道をしなければならない。
もともとNHKは権力を持つ者には弱い体質がある。
NHKの運営を監督する立場の経営委員会の委員に、みずほフィナンシャルグループなどの巨大企業のトップが座るとなると、銀行批判などの報道を自粛する傾向が強くなることは明白。
経団連の副会長でもあるから、経団連、財界の活動などへの批判報道も自粛する可能性もあろう。
これからの時代の要請、視聴者の要求に沿わないNHKになりそうだ。
NHK経営委員の選び方について【NHK経営委員は視聴者の声を聞いて選ぶべきだ】と(NHK74)のブログで指摘した
「NHK経営委員には、財界の委員が多く大多数はNHKの視聴者や契約者とは縁遠い人達。メデイア論に詳しいジャーナリストや学者が1人もいない。この人達の選任過程の透明性が一番重要。契約者は受信料を払う以上、この委員の選任に関心を持とう。意見を述べよう。発言しよう」と呼びかけた。
http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/53581708.html
丁度、このような時に≪NHK経営委員候補の推薦公募制導入および今回の委員改選について≫という署名運動が起こった。http://www.news-pj.net/npj/news/nhk-20081117.html
この運動をとっかかりにして、NHK経営委員の選び方を国会でキチント決めさせよう。
少なくとも、前田晃伸・みずほフィナンシャルグループ社長の選任には民主党、社民党、共産党などの野党が参議院で反対すれば選ぶことができないからだ。
(余談だが、みずほフィナンシャルグループの中間決算がかんばしくない。このようなときに前田晃伸社長が他の法人であるNHKの運営などを監督する余裕があるのか。みずほフィナンシャルグループへの取締役としての、忠実義務をどのように考えているか)
【転載、転送、引用自由】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
NHK経営委員候補の推薦公募制導入および今回の委員改選について≫
政府は11月13日、12月に任期 (3年) がくるNHK経営委員4名の補充人事案を国会に示し、承認を求める手続きに入った。国会に提示された人事案によると、再任者2委員を除く2名の退任委員の後任には、従来からの地域ブロック代表型の委員1名のほかは、前田晃伸・みずほフィナンシャルグループ社長を当てる、とするものであり、NHK経営委員の財界たらい回しの傾向は、弱まるどころか、かえって強まるおそれがある。
しかも、放送法が、経営委員長は経営委員の 「互選」 による、と定めているのに、政府がすでに、古森氏のあとの委員長として、現委員の岩崎芳史・三井不動産販売会長を内定している (11月14日付の読売・日経朝刊)。岩崎委員は、NHK執行部の経営計画案を拒否、強引に2012年からの受信料10%引き下げを同執行部に飲ませた古森委員長の協力者として知られている。
安倍政権は、放送法を無視、古森氏を新しい経営委員に指名したときから、彼を経営委員長とする意向をNHK側に押しつけ、「互選」 を空文化した。こうしたやり方が繰り返され、経営委員長までが政府合作で財界の指定ポストにされるようなことは、絶対にあってはならない。
以上の趣旨から、「開かれたNHK経営委員会をめざす会」 は、桂敬一さん (マスコミ研究者、元東大教授)、湯山哲守さん (NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ共同代表、元京大専任講師) の2名を独自に選定し、経営委員候補として、政府人事案に付け加え、国会審議に付すよう政府に申し入れた 別紙1 (NHK経営委員候補者の推薦に関する申し入れ――経営委員の選任に当たって――)。
NPJとしても、「めざす会」 を応援したい。 別紙2 (NHK経営委員候補の推薦公募制導入および今回の委員改選に際しての独自候補推薦に対するご支持・賛同のお願い) にて賛同の輪を広げてください。
(代表 梓澤和幸)
|