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[三洋電機の不正会計、株主が提訴請求 監査役らに]
この記事が読売新聞に報道されてから、株主オンブマンが関与しているかという取材が多い。
株主代表訴訟だと、株主オンブズマンの専門領域と思われているためであろう。
この代表訴訟は株主オンブズマンとは無関係。
この事件の株主側の弁護士は記事の通り加藤真朗弁護士(大阪弁護士会)である。
若くて有能な弁護士グループ。株主オンブズマンの弁護士グループ以上に株主側には強い味方。
是非頑張って欲しい。
なお、この提訴通知によると三洋電機が違法配当した
平成14年9月中間期 56億0500万円
平成15年3月期 55億6600万円
平成15年9月中間期 55億6500万円
平成16年3月期 55億6500万円
平成16年9月期 55億6500万円
合計 278億6600万円
損害賠償の元被告役員らはコラソン・シー・アキノ、 尾関ともよ外11名合計13名。
この株主代表訴訟は上記被告は役員達だけでなく、当時の監査役5名にも請求している点に特徴がある
三洋の社内調査によっても監査役の責任が問われているので、監査役も真正面から同じ責任を追及される。非常に興味深い裁判となろう
平成19年12月25日三洋電機ニュースリリース参照
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0712news-j/1225-01.pdf
証券取引等監視委員会の「三洋電機株式会社に係る有価証券報告書等の虚偽記載に係る課徴金納付命令の勧告について」参照
http://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2007/2007/20071225.htm
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三洋電機の不正会計、株主が提訴請求 監査役らに 12/9朝日新聞
三洋電機(大阪府守口市)の決算で損失処理を先送りし、違法な配当を繰り返して会社に損害を与えたとして、西日本に住む株主の男性が8日、同社監査役らに対し、創業家一族の井植敏(さとし)・元会長や井植敏雅・前社長ら歴代の旧経営陣18人を相手に違法配当分約278億円を同社に賠償させる訴訟を起こすよう求める通知書を発送した。
現経営陣は「故意の不正はなく過失だった」として、旧経営陣に賠償を求めない方針をすでに表明している。
この株主は会社法に基づき、同社側が60日以内に提訴しなければ大阪地裁に株主代表訴訟を起こす構え。企業トップらの法的責任の有無が裁判で争われる公算が大きくなった。株主側代理人の加藤真朗弁護士(大阪弁護士会)は「当時の役員らが不正な決算にかかわった状況を裁判を通じて解明し、責任の所在を明らかにしたい」と話している。
三洋電機は昨年12月、保有するグループ会社株の評価損を適切に計上していなかったとして、01年3月期から7年分の単独決算の自主訂正を関東財務局に提出。02年9月期から04年9月期まで5期の配当計約278億円が原資のない状態で配当されていたことを公表した。
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