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この事件は沖縄以外の他府県の地裁に移送しその地裁で裁判員裁判の審理を受けさせるべきである。
それが日本国の司法の公正さを宣言するようなもの。
私はこの事件の実態も知らないし、アメリカ米兵を擁護するつもりは全くない。
しかし、沖縄では多くの県民は長年アメリカ米兵による重大な被害を受けている。
殺人、強姦、ひき逃げなど・・・・・・数えきれない被害を米兵から受けている。
このような被害が多数発生している地域で、加害者である米兵の犯罪を、その被害地域の市民が裁く場合は、仮に、沖縄の裁判員が公正な判断をしたとしても、アメリカ米兵や国民から見ると、被害地域の裁判員が参加した判決だから、重罰になったとか、偏見があったいう批判が必ず被告人やアメリカで起こる。
20年ほど前にアメリカの陪審制を調査に行った。
ある州で事件が発生し、その州での陪審審理が裁判の公平性に疑いをもたれる可能性のある場合は他の州に移送する扱いをしていることを知った。
アメリカ的裁判の公平性であり、手続き的正義と思った。
裁判は判決の内容の前に、その手続きの公平性が求められる。
仮に、判決をする裁判官が、その事件の被害者である場合は、その判決内容の前に、そのような被害者が裁判官に参加するその手続きの公平性が問われる。
沖縄県民が全ては米兵の被害者ではないが、アメリカ米兵・国民から見ると沖縄市民は「被害者」という見方をする可能性がある。
私は今回現実に沖縄で選ばれた裁判員が偏見をもって裁判をするとも思わない。
しかし、せっかくの沖縄での裁判員裁判が公平に、かつ公正になされたとしても、被告人である米兵や、アメリカ国民から見ると「被害者」の裁判員である裁判官が裁いた判決と写るし、重い判決がでるとそのように批判する。
司法は被害者の報復であってはならないし、何より被害者の報復と関係者に思われてもならない。
鹿児島地裁、東京地裁、大阪地裁、福岡地裁などに移送して、そこで裁判員裁判をすべきである。そのような他府県に移送手続きをしてまで、米兵の裁判をしている姿が日本国の裁判の公平性が信頼される所以である。
明日(5/24)から開始されると言われているが、裁判官、検察官、弁護士の関係者の再考を求めるものである。
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2010年05月23日
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