宝塚市で行政オンブズマンを導入 前市長汚職で2010年9月29日 12時01分 兵庫県宝塚市の前市長による汚職事件を契機に、同市に設置された弁護士による外部調査委員会は29日、市長などの違法行為を監視する「行政オンブズマン」の導入を柱とした再発防止策を盛り込んだ最終報告書を市に提出した。
報告書では、市長や議員、地元企業との間に著しい癒着があり、市職員もそれを阻止することができない風土があったと指摘。コンプライアンス(法令順守)意識を高めるため、外部委員会としてオンブズマン導入を盛り込んだ条例をつくるよう提言した。
オンブズマンは(1)兵庫県弁護士会が推薦する弁護士ら5人以内で構成(2)職員からの通報や相談に基づき市長の行為を調査し、違法と判断した場合は中止や是正を勧告(3)議員などの公職者から職員への要請はすべて文書化を義務付け、定期的な調査権限を与える(4)通報した職員が不利益な処分を受けた場合は市長に是正勧告できる―とした。 (共同)
関西の兵庫県の宝塚市という、文化レベル、教育水準が非常に高い都市で、市長が2代続いて逮捕・起訴される不祥事が発生した。
昨年4月に中川智子市長が当選し、何故このような不祥事が2代続いて起こったのか、その原因と再発防止策を検討・提言する『前市長の不法行為に関する調査専門委員会」を発足させた。兵庫弁護士会や大阪弁護士会の5名の弁護士で構成された。
私もこの委員会の一委員に要請され、参加した。
この委員会は昨日(9/29)中川智子市長に最終提言を行った。
文化レベル、教育水準が非常に高い都市でありながら、今までの市長、市会議員に当選した人達の中には、宝塚市を、自分の利権に結び付ける人達がいたことに本当に驚かされた。
提言の中で≪宝塚市の市長,議員になれば利権を牛耳ることが当然という風土があったこと,それを時には一部市幹部職員らが,その者と「癒着」して,市内部でそれを推進するという「風土」などがあった≫と指摘した。
市長という人事権を持つ者が違法、不正行為を行う場合に、これを阻止する道はない。しかし、そのような中で、必死に市長や議員の違法、不正行為に抵抗している多くの職員達がいることも知らされた。
市長や議員の違法、不正行為の防止は最後は有権者である市民であるが、その前に、市長などの違法、不正行為を、一番知りやすい立場にあるのが、市の幹部であり、職員達である。 そのような職員達が、勇気を持って頑張れるシステムをどう作るかが、当委員会の役割と思い、外部の弁護士で構成される『宝塚市行政オンブズマン』制度の導入、議員などの公職者の口利き問題を全て文書化し、問題事例は『宝塚市行政オンブズマン』が公表出来る権限を付与するなどの提案を行った。
市役所内部を外部の目、法律の目線でチャックすることであった。
この提言は岸本洋子委員長(兵庫弁護士会)在間秀和副委員長(大阪弁護士会)白井 啓太郎(大阪弁護士会) 高山 巌(大阪弁護士会)の5名の合作の結果である。
何より、委員会の急な調査要求、資料請求などに一言も文句を言わず、協力頂いた事務局の職員の方や、様々な情報を提供して頂いた多くの関係者の努力の賜物であり感謝したい。
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