弁護士阪口徳雄の自由発言

裁判・社会活動の中で感じたことを発言します

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自民党河村官房長官がどさくさに紛れて、2.5億円を食い逃げした。その情報公開請求裁判が本日(8/23)大阪地裁であった。
 
原告は千代幹也証人の採用を申請していた。
国は、安倍官房長官時代の官房報償費で一度証言したのでその証言記録で十分であり千代証人の再尋問は不要と何回も反論してきた。その為に約半年間この採否をめぐって空転してきた。
 
裁判所は、官房報償費の一般的性格は安倍官房長官の裁判で証言していることで十分。しかしこのわずか16日間で2.5億円を費消したことに関して、何故、その対象文書を非公開にしたかは、安倍官房長官時代の証人尋問ではそれがなされていないという趣旨の説明があり、千代幹也証人を、裁判所は再証拠調べすることを双方に伝えた。
 
本来なら、いつ、千代証人の証拠調べをするか今日、決まるはずだったが、国はいつもの通り、引き延ばしを図り、「千代証人は今は忙しい内閣広報官なのでいつできるか分からない」などと言って証人尋問期日を決定することに抵抗した。
 
裁判所から9/20(火)午前11時半に「いつなら千代証人が出廷可能か準備して欲しい。そこで千代証人をいつ、何時間尋問するか」最終決定することになった。
 
早ければ今年の12月か国会が正月休みの1月はじめごろになりそうだ。
 
河村長官がわずか16日間に2.5億円を使ったという。真実は自民党の幹部で山分けした政権末期の食い逃げであろう。
 
それをつぶさに見てきた千代幹也証人の採用を、国の激しい抵抗がありながら、裁判所が採用を決定したことは、この異常な時期の支出に、何故、千代幹也証人が「16日間の対象文書」を非公開にしたか疑問を持った現れであろう。
 
本来ならこのような異常な官房報償費の支出は国会で河村長官を≪証人尋問≫すべき重要課題。しかし多数党の民主党は官房報償費を使いたい故に自民党の2.5億円にダンマリを決め込んでいる。自民も民主も官房報償費問題では同じ穴のムジナ。党首が変わるというが誰がなってもこの問題は永久に≪闇≫に葬られそうである。

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