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【政府は24日の政務官会議で、ライブドアー関連株などが急落していることに関し、経済犯罪の影響で株主が損害を被った場合の救済策を検討していくことを確認した】という小さく新聞記事に掲載されていた。(1/25産経新聞朝刊2面)
遅きに失したが、これは賛成だ。
事前規制から事後規制への転換が叫ばれ規制緩和が進められた。株式100分割とか考えられないことが行われる。それをマスコミが改革だと言って煽る。評論家も持ち上げる。それを知らない個人投資家が買う。結果、株も信じられない上がり方をする。その上、政治家も「わが弟であり、わが息子」とか「小泉、私(=竹中)ホリエモンが一緒になって郵政改革をするめる」などボルテージをあげる。おおくの個人株主があおられ、ライブドアーの株の購入に走った。
しかし今回の捜索、逮捕に到った。上場廃止になる可能性が大だ。株主が損害を受けても自己責任であると放置することは情報のない弱者が結局のところ損害を受けることはライブドアーの結果をみれば一目瞭然だ。
ライブドアーの大口株主に機関投資家が殆どなく、半数以上が個人投資家であることがこれを証明している。
今回のような会社、役員が有価証券法に違反した結果、上場廃止になる場合の株主の損害賠償が簡易、迅速に出来る法律を、個人投資家の保護の視点から早急に作るべきだ。それは長い目でみれば、我国の株主市場を活性化する道だからだ。
1 会社、取締役が有価証券法に違反して有罪の刑罰を受けた場合に
2 その会社が上場廃止になった場合で
3 その損害を受けた個人株主について(事件後に買った株主などは除外するなど)
4 簡易、迅速にその損害額を判定して(民事訴訟法248条のような条文を作り)
5 会社、役員、監査法人などに命じる
6 第3者機関をつくるか(この場合の命令に不満があれば訴訟に移行できる。しかし命じれた会社側は 出来ないなど)
7 又はアメリカのようなクラスアクション制度
を作る必要性を痛感する。
個人の投資家を救済する道は、司法上はあっても時間と費用がかかり、現実は泣き寝入りするしか道がなくなるからだ。
個人投資家と事業者の区別をどうするかが問題だが、本来は区別する必要性がない。
しかし、全ての投資家にすると経済界等の抵抗勢力が自民党等に政治献金をして反対する。
その為には当面、個人投資家に限り、その被害額を例えば一定の額に限定するなどするのも一案だ。
ないよりましだ。長い目でみれば、個人投資家を株式市場に呼び込み、株主市場を活性化する
一つの道となるからだ。
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