弁護士阪口徳雄の自由発言

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NHKとの受信契約を巡る法律問題についての解説、意見
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≪NHK経営委員長の古森が続投しないなら大歓迎≫

<NHK>経営委員会の古森委員長が続投しない意向を示唆
11月11日20時7分配信 毎日新聞

NHK経営委員長の古森が続投しないというならこれほどNHK、及びNHK受信者にとって歓迎すべきことはない。

昨年6月、安倍総理の政権投げ出し寸前の、どさくさに、古森がNHK経営委員に選ばれたこの委員長ほど時代錯誤のNHK委員長はいない。
http://www.nhk.or.jp/keiei-iinkai/member/member01.html

NHKの公共放送の何たるかを知らずに、安倍に請われるママになった古い体質の委員。
安倍に任命された、自衛隊の、田母神俊雄航空幕僚長と同じ狂信的な人種。

かれの失言=本音発言は指摘するまでもない。
NHK経営委員会で彼の提案が他の委員から反対され、自ら失格と思ったのであろう。

NHKおよびNHKの受信契約者にとって、これほど歓迎すべき情報はない
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<NHK>経営委員会の古森委員長が続投しない意向を示唆
11月11日20時7分配信 毎日新聞

 NHK経営委員会の古森重隆委員長(富士フイルムホールディングス社長)は11日、12月21日で経営委員としての任期が切れることについて「委員長としてやれることはやった」と話し、続投する意思のないことを示唆した。自身の進退について言及したのは初めて。

 古森委員長は石原邦夫前委員長が辞任した後、昨年6月に当時の安倍晋三首相から委員に任命され、経営委で委員長に選任された。任期は3年だが、前委員長の残存任期を引き継いだため、12月で任期切れを迎えることになっていた。

 古森委員長はこの日の経営委終了後、記者の質問に答え、先月、中期経営計画を修正決議したことなど1年余りの在任期間の仕事を振り返り、「(経営委員の)後継人事は国会同意人事ですので、その前に私が申し上げるのは適切ではない」と断ったうえで「やれることは大体やったかな」と繰り返した。また今後の経営委について「経営計画の実行を監督する仕事があるが、仮に代わっても優秀な人がいるので(その人たちで)できるだろうと思っている」と話した。【佐々本浩材】

番組改変訴訟、市民団体側の逆転敗訴確定 最高裁判決。

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=36444&hanreiKbn=01

NHKが当初、市民団体に説明した内容と違う番組を報道した。

市民団体として取材を受けて、取材に応じた以上、その取材内容通り報道されるという期待を抱く。その期待権の侵害を理由に損害賠償を求めた事案。
http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/nhk/etv2001.html

一審は、NHKの子会社は責任を負うが、NHKは損害賠償を負わないとして棄却。高裁判決は、これを逆転して、期待権の侵害を理由にNHKに200万円の損害を命じた。

本日の最高裁判決はこの高裁の判決を逆転させた。

NHKの勝訴=取材に応じた市民団体の期待権の侵害ではないという純法律論で、市民団体を敗訴させただけ。

国会議員の介入により、NHKが番組を改ざんしたことが是認されたわけではない。
番組改ざんの事実が「なかった」とも認定していていない。

番組改ざんが憲法や放送法に違反するかどうかの請求(裁判)ができたら、はたしてNHKは勝訴できたかどうか?

この番組改ざん問題に関して、NHKの報道の在り方が不公正だという訴訟をしたら、NHKは勝訴できるのか?

 ≪NHKの不公正報道への慰謝料請求で対抗しよう(NHK3≫のブログで述べた訴訟なら、NHKは敗訴する可能性が高い。 http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/42378433.html

NHKはこの安倍、中川議員の「介入」問題により、番組をどのように改ざん、変更したのか。その変更は許されるのかどうかの検証番組を直ちにするべきだろう。

それをしないで、NHKが勝ったという「形式論」で終わるなら、NHKは永久に、知的な市民の共感を得ることはできない。

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番組改変訴訟、市民団体側の逆転敗訴確定 最高裁判決2008年6月12日16時24分

NHK側の勝訴が確定、支援者の前で「不当判決」の旗を掲げる原告団ら=12日午後、東京都千代田区、細川卓撮影

 旧日本軍による性暴力をめぐるNHKの番組が放送直前に改変されたとして、取材を受けた市民団体がNHKなどに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷(横尾和子裁判長)は12日、200万円の支払いをNHK側に命じた二審・東京高裁判決を破棄。市民団体の請求をすべて退ける判決を言い渡し、市民団体側の逆転敗訴が確定した。

 問題となった番組は、NHK教育テレビが01年1月に放送した「ETV2001 問われる戦時性暴力」。00年12月に旧日本軍の性暴力を民間人が裁く「女性国際戦犯法廷」を開いた「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」(バウネットジャパン)が、当初の趣旨と異なる番組を放送されたとして、NHKや下請け制作会社に賠償を求めた。

 東京高裁は07年1月に、バウネット側の期待と信頼を不法に侵害し、説明の義務も怠ったとしてNHKに200万円の賠償を命じた。下請け制作の2社も、このうち100万円について連帯責任があるとした。

≪NHKはいつ、総務大臣の4/1要請放送を応諾したのか?≫
≪奇妙な事実が判明した≫

総務大臣はNHKに2008年4月1日に拉致などの報道の要請をした。それをNHKは同日応諾したと報道されている。

ところが、NHKはとっくに総務大臣の要請放送の内容が判明する相当以前から、この要請放送を応諾することにNHK内部では決めていた事実が判明した。

総務大臣の要請内容は、3/12の電波監理審議会にあらかじめ、諮問されている。諮問20号、21号。
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/denpa_kanri/pdf/080312_2.pdf
おそらく対外的には、この前に、総務大臣の要請内容が確定したと思われる。

ところが、NHKは上記電波監理審議会の約2か月も前に、しかも総務大臣の要請の内容も不明の段階から応諾をすることにしていた。

1/16NHKは「平成20年度収支予算・事業計画・資金計画」をHPに公表した。この計画の中にNHKは、総務大臣の要請を受ける前提で
   33億4642万5千円
の国からの交付金を計上している。
http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/yosan/yosan20/pdf/syushi.pdf
(8P参照)

このうち
   33億2943万1千円
が「放送法35条による国からの交付金」となっている
http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/yosan/yosan20/pdf/siryou2.pdf
(8P参照)

何のことはない。

NHKは総務大臣の要請の内容がどのような内容であろうが、最初からこれを応諾する計画であったことが上記予算・資金計画から証明される。

NHKはこの奇妙な事実について、NHKの受信料を払う契約者に説明責任を果たす必要がある

総務省は本日(4/1)放送法33条1項に基づき「国の重要な政策に係る事項」等をNHKに放送することを要請した。NHKはこれに応じる旨の回答があったと言う。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080401_11.html

NHKのテレビ国際放送やラジオ国際放送は、政府の御用放送機関ではない。

NHKの公共放送の性格と国の要請を受けて「国の重要な政策」を放送するという矛盾はどう解決するのか。受信料を払っている契約者に一切、説明がない。

おそらく、NHK市民の会は、この要請放送の内容と応諾を受けて、NHKに訴訟をすることになろう。まして、古森経営委員長が、国際放送には「国益」を強調せよと、NHKに迫っていることとの関係でも、この訴訟が重要な役割を果たすことになる。

(注) 気になる点があった。

要請内容が以前の命令放送の内容と異なっているからだ。

以前の命令内容は≪時事・国の重要な政策・国際問題に関する政府の見解≫であった。今回の要請内容には、誰かの好きな≪国≫が3回も登場し、しかも≪国の文化、伝統・・に係る重要事項≫が新しく挿入されている。≪国益≫とか≪文化・伝統≫などを強調されだしているからだ。
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《総務省は、本日、日本放送協会(会長 福地 茂雄。以下「NHK」という。)に対し、平成20年度国際放送等実施要請を行いました。  これに対し、NHKからは、要請に応じる旨の回答がありました》http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080401_11.html

総務大臣がNHKに要請した概要は次の通り。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/pdf/080312_5_bs.pdf

一 テレビ国際放送
放送法33条1項の規定に基づき、次の事項を指定して、テレビジョン放送による外国人向け委託協会国際放送業務の実施を要請する

1 委託放送事項

委託放送事項は次の事項に係る報道及び解説とする

(1)邦人の生命、身体及び財産その保護に係る事項
(2)国の重要な政策に係る事項
(3)国の文化、伝統及び社会経済に係る重要事項
(4)その他の国の重要事項

2 委託して放送をさせる区域

委託して放送をさせる区域は北米、中南米、欧州、中東、アフリカ、アジヤ及び大洋州とする

3 その他必要な事項

(1)放送効果の向上を図るため、放送法9条1項5号の規定に基づき実施する業務と一体として行うこと
(2)(略
(3)(略)
(4)(略)
(5)この要請に応じて行う業務については、別に示すところにより、放送法施行令7条1号ホに規定する資料を提出すること


二 ラジオ国際放送

1 放送事項
(1)放送事項は次の事項に係る報道及び解説とする

(ァ)邦人の生命、身体及び財産その保護に係る事項
(ィ)国の重要な政策に係る事項
(ゥ)国の文化、伝統及び社会経済に係る重要事項
(ヱ)その他の国の重要事項

(2)上記事項の放送に当たっては、北朝鮮による日本人拉致問題に特に留意すること

2 放送区域
(1)平成20年12月31日以前の放送区域は、欧州、北米、ハワイ、中米、南米、中東、北アフリカ、アフリカ、極東ロシヤ、アジヤ大陸(北部)アジヤ大陸(中部)アジヤ大陸(南部)東アジヤ、朝鮮、東南アジヤ、フイリッピン、インドネシヤ、東西アジヤ及び豪州・ニュジランドとする

(2)平成21年1月1日以後の放送区域は、上記区域から欧州、北米及びハワイを除いた区域とする

3 その他必要な事項
(1)から(6)は略

(7)この要請に応じて行う業務については、別に示すところにより、放送法施行令7条1号ホに規定する資料を提出すること

「国際放送で国益主張を」 NHK経営委員長、執行部に。朝日新聞(2008年03月25日03時06分)

もし、この報道が事実なら、NHKのトップに、どえらい国家主義者がなったものだ。

国際放送には国から20数億円の金がNHKに交付されているといえども、国民に受信料を払わせる以上、国営放送ではないはずだ。

古森のようなNHK経営委員長が主張するようなNHKにしたいなら、受信料は国民から聴取するべきでない。NHKの財政を国家の税金で賄えば良い。

2008年4月1日には総務大臣が、NHKに拉致問題に留意して特別放送要請をすると言う。
今回の古森発言は、上記総務大臣の拉致問題要請以上の重大問題。

「利害が対立する問題については日本の国益を主張すべきだ。国際放送をただ強化するだけでなく一歩踏み出せ」と言うなら、2歩も3歩もNHKを国家放送機関にせよと言う戦前の国家主義者と同じ。

3/25日の経営委で再審議される見込みだという。

古森委員長の選任は昨年6月に末期の安部内閣の置きみやげだった。

NHK経営委員の選任は、国会議決案件であったが、この古森の選任に反対したのは、社民党だけ。
自民、公明は当然として、野党の民主、共産党まで賛成をしている。

NHK経営委員はあと1名が補充される。
この補充委員には、このような古森の国家主義者に反論できる、ジャーナリストか学者を選ぶべきだ

今のNHK経営委員会は、ドッチを向いているのか不明。
月2回の会議で、年間750万円の高額報酬を誰の金で貰っているのか。
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「国際放送で国益主張を」 NHK経営委員長、執行部に朝日新聞(2008年03月25日03時06分)

 NHK経営委員会の古森重隆委員長(富士フイルムホールディングス社長)が11日にあった経営委員会で、海外向けの国際放送では「利害が対立する問題については日本の国益を主張すべきだ。

国際放送をただ強化するだけでなく一歩踏み出せ」と、NHK執行部に話していたことが関係者の証言などでわかった。25日の経営委で改めて審議されるが、公共放送の中立性に踏み込んだともいえる発言は議論を呼びそうだ。

 4月施行の放送法改正でテレビとラジオの国際放送が外国人向けと邦人向けに分類されるのに伴い、NHKの国際番組基準の一部変更が経営委員会で審議された。執行部からは「国際連合憲章の精神を尊重」とあった一般基準を「日本国憲法および国際連合憲章の精神を尊重」などと改定する提案があった。

 関係者の話や記録によると、古森委員長は「国連憲章には日本などを対象とした敵国条項が入っている。国連憲章の部分については一般的な言葉に変えるべきだ」と発言。さらに、「不偏不党と放送法に書いてあるが、国際放送では各国とも国益を主張する中で国内放送のように満遍なく意見を伝えるという話ではすまない」と主張したという。

 これに対し、担当の今井義典副会長は表現の見直しを検討する意向を示したが、「敵国条項について日本政府は改正の要請を出した上で、国連憲章に基づく外交を進めている」「国際放送でのNHKの放送は様々な意見を反映しつつわが国がどういう立場にあるかを鮮明にする。日本の立場を直接主張することではない」と反論した。

 しかし、古森委員長は「利害が対立する問題については当然日本の国益を主張すべきだ。日本の意見の発信は覚悟を決めてやらないといけない」と語った。

 結局、多賀谷一照委員長代行(千葉大教授)が「日本政府の立場だけ出すのでは国営放送になってしまう」とくぎを刺す形で議論は収まった。25日の経営委で再審議される見込みだ。

 古森委員長は朝日新聞の取材に対し、「中国も韓国も国際放送を強化している。日本も国際放送を強化するとともに、国の立場をはっきり言わなきゃならない」と強調した。

 古森委員長は昨年9月の経営委で選挙中の放送について「歴史ものなど政治的問題に結びつく可能性があり注意願いたい」と発言し、番組内容への介入ではないかと反発を招いた。


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