弁護士阪口徳雄の自由発言

裁判・社会活動の中で感じたことを発言します

憲法

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今回の参議院選挙の最大の争点は「改憲反対勢力が3分の1」を守れれるかである。
 
マスコミは今回の選挙の争点は≪ねじれを解消できるかどうか≫とか≪争点がない≫とか騒いでいるが、いずれも的外れ。
 
今回の選挙を位置づけるとすれば、「改憲反対勢力が3分の1」を守れるか、それとも改憲賛成議員が3分の2に達するかどうかである。
 
日本の選挙史上で、今回の選挙が分岐点と後の世代に総括されるであろう。
 
自民党、維新の会はゴリゴリの改憲勢力。
自民党は国防軍とか、押しつけ憲法とか、表現の自由まで制限する条文を挿入したい時代遅れの古い、古い政党、議員の集まり。
 
維新の会の石原代表や、旧太陽の党の連中も本籍自民党だから似たり寄ったり。橋下代表も年だけ「若い」が、従軍慰安婦問題を始め、復古主義者の様相。
 
なにより場当たり的政治家。
 
我々が監査請求している自分の後援会の幹部の息子を大阪市の特別秘書に縁故採用するほどの「旧態」政治家。
 
みんなも改憲勢力。
 
間違ってもこれらの議員に投票してはならない。
 
公明党は改憲には消極的なポーズをとっているが「加憲】とか言って自民党との与党連立を維持することが絶対要件となるので、最後は改憲に賛成になるだろう。
 
民主党は議員で改憲反対議員もいるが、自民党、維新の会と同じレベルの改憲賛成議員もいる。よく候補者の意見を聞く必要がある。
 
生活も今は野党なので反対のポーズだが、最後はドッチに転ぶか不透明。
 
社民、共産党ははっきり改憲反対であることは確実。
 
戦後のある選挙において、改憲が大きな争点になった時があった。当時の社会党と共産党が3分の1を確保して改憲を阻止したことがあった。
しかし、今回の選挙ほど、改憲に賛成か反対かで議員を選ぶことを強調しても強調すぎることはない選挙はない。
 
本日(7/6)の毎日新聞などでは、大阪は共産が最後の4議席を獲得できるかどうかと大きく報道していた。
 
大阪では間違っても、自民や維新の会推薦の「改憲賛成」候補者などは投票しないように。
 
ネット選挙が自由になったので、この際、参議院選挙に一言。
橋下知事・大阪維新の会の暴走は実に危なかしい。
 
教育は政治が介入するとロクなことはない。戦前に軍部が、戦争に突入した時に教育に介入し子供たちに「愛国心」=国(当時の政府)の方針を「愛すること」を教えた。
 
多くの若者が戦争に疑いを抱かず、お国の為に死んでいった。同じ過ちを橋下知事・大阪維新の会がおかそうとしている。
 
教育の「仮想敵」なる教師を作り、それを厳しく批判することは閉塞状況の打破になるかの幻想を与え、それに多くの市民達が、大阪維新の会に拍手喝采を浴びせる。
 
教育に拙速は禁物。
 
教育に、ど素人の政治家が介入することは、≪一時の政治家の気分、感情、思いつき・・・・≫などに子供の教育が左右されては子供が可哀想だ。介入するという知事・維新の会の府会議員達は子供に教育を語るほどの立派な人格者か。
 
大阪の弁護士の集団である自由法曹団の声明である。私も賛同した。それを紹介する。


大阪維新の会・「大阪府教育基本条例素案」を弾劾し、成立の阻止を訴えます−憲法・教育基本法に背き、教育のあり方を根本から歪めるもの−
 
自由法曹団大阪支部
 
1 はじめに
  大阪維新の会は,2011年8月22日,「大阪府教育基本条例素案」(以下「条例案という)」を発表しました。
   「条例案」は,異常に長文の「前文」をかかげて,政治による直接の教育支配の必要を打ち出し,しかも知事の絶対的な権限を強調し,かかる支配に添わない教師をはじめとして教育委員を含む教育関係者に対して,懲戒・分限・罷免などの処分によって排除する露骨な意図を明らかにするものとなっています。
    そして条例案は,かかる条例案をもって,「府の教育に関する最高規範」であると宣言しています。
 
2 教育への政治介入は憲法の趣旨に背くもの
  そもそも,戦後教育の政治的中立性をうたい、これを教育委員会制度等によって担保している現行の教育法制の趣旨は,教育が,戦前の国家主義・中央集権主義教育行政によって,時の政府の意のままに歪められたことを反省し,軍国主義教育の解体をめざそうとするものでした。
   条例案は,今日の教育が依拠すべき憲法に真っ向からそむき,教育を根底から破壊しようとするものです。
 
3 府民の願い・要求を無視するもの
  また,貧困化が進む中で家庭に問題を持つ生徒が増えるなど,教育の現場が一層複雑化する状況において,府民が求めているのは, 個々の児童生徒に応じたきめ細やかな教育行政であり,そのための教員の充実などの条件整備により,子どもの人格形成を図ることで
  条例案は,このような府民の要求に関する認識全く欠如しているもので
 
4 競争主義の徹底による敗者切り捨て
    そして,子ども達の教育のあり方として,憲法・教育基本法がめざす人間像の形成を目的に掲げるのではなく,むしろこれに真っ向から対置する仕方で,国家主義的・競争主義的人間像の実現を目指すものとなっています。
  すなわち,学区制の撤廃したうえで,学力調査の結果の公表することにより,学校の序列化を徹底し,さらに最下位となり定員割れが3年間続いた高校は統廃合することにより,「敗者」として切り捨ててしまうのです。
  このように,新自由主義の根本をなす競争原理・自己責任論の思想のもと,競争に負けないことに価値を置き,競争に負けた児童・生徒は自己責任によるものであり,価値のない人間であるという観点を教育に持ち込もうとしています。
  これは、まさに財界の求める人間像と教育のありかたに沿うものです。
 
5 教育関係者に対する徹底した管理主義
  そして,これら不当な目的を達成するため,教員に対して,知事らの教育支配に服従することを義務づけ,これに対する抵抗を排除するために,教員などの教育関係者に対して,懲戒・分限・罷免などの処分を手段とする徹底的に管理主義的な体制を敷くものとなっています。
  その結果,教員等の教育の自由の保障,教育条件の整備・改善などの要請がほとんど顧慮される余地のない構造となっています。
   また,加えて強調したいことは,児童・生徒の保護者や「周辺地域住民」に対してまで,知事の学校運営への協力を義務づけ,これに対する抵抗を容認しない意図を鮮明に打ち出しています。
 
6 法解釈をねじ曲げる「最高法規」性
  そのうえで,条例案は,「この条例が府の教育に関する最高法規であって,この条例に反する一切の府における条例・規則・指針などは無効である。」としています。
  言うまでもなく,条例制定権は,法律の範囲内においてのみ認められるのであり(憲法94条),国の法令に準拠している条例・規則・指針をこの条例によって無効とすることができないのは当然です。
  ところが条例案の内容は、知事の絶対的権限、行政の恣意的な運用を許すものとなっており、事実上条例によって憲法・教育基本法等を改変することを可能とする違法を犯すものです。
 
7 まとめ
  このように,憲法・教育基本法が目指す教育の目的と理念、教育行政のありかたをを根本から歪める条例案の成立を認めることは,大阪府にとどまらず、わが国の教育のありかたに重大な影響をもたらすものであり、また大阪府のみならず,我が国の教育史に汚点を残すことになるものであり、到底容認できません。
    よってわたしたちは、大阪府民にとどまらず、わが国のすべての人たちに条例案の成立を阻止することを訴えるものです。
 
 
朝日新聞の「人」欄に東京空襲の中山武敏弁護団長が紹介されている。
 
東京空襲等の一般の市民などの戦争被害者に対する戦後補償がないのは軍人等と比べて憲法14条違反と提訴。一審は敗訴したが、高裁で係争中。
 
同時に一般市民が戦争による被害補償を求め「差別なき国家補償」を国に求める立法運動となろうとしている。
 
彼の故郷は九州の被差別部落とあり、一般市民の戦争被害者に対する補償の欠如は軍属と比べ、差別ととらえた。それが戦争被害者救済運動となり、国を動かす運動になりつつある。
 
中山弁護士は元官房長官であった民主党の仙谷弁護士と23期の同期生。
 
仙谷は司法修習生の時は弱者救済を表向き叫んでいた。
 
この2人のスタートは同じ弱者救済であったが、40年も経過すると他方は月1億円の官房報償費を使いこんだ「俗物政治家」
仙谷は官房報償費の透明化を検証すると言いながら、今なお何も明らかにしない。
 
自民党河村官房長官の2.5億円の食い逃げの情報公開も自分が使いたいばっかりに政治資金オンブズマンのメンバーの情報公開もサボった。
 
彼の子分である枝野とか言う、さえない官房長官弁護士も、大阪地裁の釈明にも答えず自民党官房長官と同じレベルの悪質さ。
 
他方の中山弁護士は、以上の通り今なお弱者救済を求めて市民の目線で裁判を続ける弁護士。
 
朝日新聞の「ひと」欄の中山弁護士と、同期の仙谷官房長官弁護士と比べ、違えば違うものだと、官房報償費の情報公開裁判の準備書面を書いていて、つい比べたくなった。
 
同様に「君が代」処分取り消し/都教職員167人 逆転勝訴/懲戒権の逸脱、違法 東京高裁の弁護団長の沢藤統一郎弁護士も同じ23期。あかはた新聞を紹介する

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党憲法調査会の復活検討=民主幹事長

6月23日17時52分配信 時事通信
 民主党の枝野幸男幹事長は23日午後の記者会見で、党政策調査会とともに廃止された党憲法調査会について、「選挙後には多分、わたしの下につくり、与野党の信頼関係をどのような形で修復していくかの議論を始めていく」と述べ、参院選後に幹事長直属の組織として復活させる考えを明らかにした。 

民主党の国会議員は憲法改正問題では賛成、反対がごっちゃに混ざっている。
 
自民党の安倍内閣の失敗で、憲法改正問題が頓挫したと喜んでいたが、枝野幹事長がこの問題を再開するようでは、自民党と同じ。
 
民主党の候補者にアンケートをして、憲法改正に賛成する議員を当選させさせてはならない。もちろん自民党や立ち枯れ日本とか言う国会議員などは論外。
 
事業仕分けなどの政権交代の小さい「成果」などに誤魔化され、間違っても憲法改正に賛成する候補者を当選させてはならない。

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≪鳩山総理の憲法発言に異議あり≫ 

民主党の鳩山総裁のカネに関する倫理観の欠如は呆れるばかりである。
これだけで一国の総理大臣としての適格性を疑う。

小沢幹事長の土地購入資金などの巨額のカネの入手なども極めて不透明。
金権政治家の田中総理大臣、金丸自民党幹事長の直系の後継者だけあり、疑惑がドンドン
でてくる。この疑惑の幹事長が政権政党を牛耳っているとなると、政権交代の意味を再度問い直す必要性がありそうだ。

政権交代した、間もない時期であり、かなりの国民が民主党に期待しているから、鳩山総理や小沢幹事長などに「辞めろ」コールがそれほど起こらない。

自民党の総理大臣や幹事長だったら、とっくに辞任に追い込まれるほどの大事件である。

まだ、国民のかなりの部分は、民主党に≪アイソ≫をつかしていないというか、「もし民主党に代わり自民党ではもっと悪くなる」と消極的支持に近い感覚で「辞めろ」コールをしていないだけではなかろうか。

すくなくとも、私達の周りのグループは鳩山総理を告発しなかったし、小沢幹事長などを告発しなかったのはその為だ。

ところが鳩山総理=民主党のメッキは、民主党トップの、上記政治とカネでの墓穴からボツボツはげ出してきた。

*平野官房長官の「官房機密費、何て、あるんですか」に始まる官房報償費の公開を怠った問題が最初。

*企業・団体献金禁止法の国会上程の先送りしかり。【企業献金】の【企】すら鳩山、小澤からは発せられない。

上脇教授がブログで指摘する通りである。
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/

*NHKに要請放送を自民党と同じように交付金を計上する原口総務大臣の行為しかり。

*本日(1/4)の記者会見での鳩山総理の発言しかり

鳩山総理が何を勘違いしたか、マニフェストにない≪憲法改正≫問題まで言いだした。

予算が必要なマニフェストを税収の減収の為に先送りしたり、中止するのは、理解できる。何も、税収の減収は、民主党の責任ではないからである。

普天間問題で迷走するのは、アメリカという交渉相手がおり、自らの思い通りにいかない
点では「迷走劇」は理解できる。

しかし、政府の政策・行政の透明性に関する上記マニフェストは民主党がやろうとすれば、できる課題ばかりである。

にも関わらずそれをサボル行為は国民に対して背信行為そのもの。

マニフストにない、憲法改正問題を鳩山家の念願の課題であるからと言って,これを政治課題に乗せようとする鳩山総理の見識を大いに疑う。

巨額の贈与税を脱税しながら、国の根本問題である憲法改正を叫ばれては憲法も可哀想である。いや、鳩山脱税総理に憲法改正を政治課題にされては、税金を真面目に納付させられる国民が可哀想だ。

まして鳩山総理の念願の主張である「自衛軍」の創設などされて、アメリカ、財界、ネオファシスト等の戦争に駆り出される将来の国民が最大の被害者だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鳩山総理は本日の記者会見で【憲法改正】 で次の通り発言したという。
朝日新聞から引用
        記
――過去に首相は新憲法試案を出している。昨年末も言及している。今国会で改憲に着手する考えはあるか。その場合、どこをどのよう改正するのか。改憲への議論をどう進めるのか。憲法審査会を動かす考えはあるか

 「憲法に関しては、当然政治家ですから、自分なりの憲法というものはかくあるべしという議論は、当然政治家ですから、国会議員ですから、一人ひとりがもちあわせるべきだと思います。その意味で私は自分としての、自分が理想と考える憲法というものを、私案として世に問うたところでございます。

それはむしろ安全保障ということ以上に、地域主権という国と地域のあり方を抜本的に変えるという思いでの発想に基づいたものでございました。

ただ一方で、内閣総理大臣として、憲法の順守規定というものがございます。その順守規定、当然憲法を守るという立場で仕事を行う必要がございます。そのことを考えた時に、憲法の議論に関しては、いわゆる与党、連立与党3党、特に民主党として民主党の考え方というものを、憲法の議論を進めていくなかでまとめていくことが肝要かなと、そのように思っておりまして、私はやはり憲法の議論というものを国会議員として抜きにするべきではないと、そのような発想を持ちながら、しかし今の現実の経済の問題などを、国民の皆様方の切実な問題を解決させていくことが、政府の最重要課題だという状況なのかと。

それからやはり順守規定のなかで、憲法の議論は与党のなかで、またこれは超党派でと言うべきだと思いますが、しっかりと議論されるべきではないかと、そのように思っております。

従って憲法調査会(憲法審査会)の話も、国会のなかで与党と野党との協議でお決めになっていただくべき筋の話だと、そのように思っております。

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