弁護士阪口徳雄の自由発言

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官房機密費

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自民党政権末期の河村長官が2.5億を食い逃げした事件について、その官房機密費を管理していた千代幹也元内閣総務官が法廷で証言する。
 
日時 20111220日(火)午後130分から午後4時30
場所 大阪地方裁判所 8階806号法廷
 
千代幹也元内閣総務官の陳述書が政治資金オンブズマンのHPにアップされている
 
安倍官房長官の情報公開裁判の時と同じで、官房報償費の「具体的使途」は言えないという逃げの証言になるだろう。
 
しかし今回の2.5億円の使途はわずか平成21年9月4日から16日の間に支出するのは異常だと原告が主張したら、過去の情報入取の対価もあったし、将来の情報入取の対価もあったと弁明してきた。安倍長官の時の法廷では言わなかったこと。
 
このブログで千代証人にどのような尋問するかは明らかにできないが、政権末期の自民党があれこれ弁明しようが、デタラメ政権であったことは確実
 
民主党政権も政権交代前は官房報償費の一部公開をすると公約し、官房長官は就任の都度、どのように公開するか検証すると言いながら退任と同時にダンマリを決め込み、早2年以上も経過してしまった。
 
2大政党による政権交代とは、ドッチもドッチの政権、似通った政権であることは官房報償費情報公開裁判でも明らかになった。
 
税金の支出の透明性は、民主主義のイロハであり、官房報償費であっても限りなく透明性が要求される。
自民党河村官房長官が政権末期に2.5億円を食い逃げした事件を大阪の市民団体が東京地検に背任及び予備的に詐欺罪で告発をしていた。
 
不起訴通知が弁護団に届いた。以下の文書がそれである。
イメージ 1
 不起訴理由は何も書いていない。報道によると「嫌疑なし」という。
一般的に不起訴処分には、「起訴猶予」「嫌疑不十分」「嫌疑なし」の3通りがある。
「起訴猶予」は有罪であるが、今回は起訴は勘弁してやろうという処分。
「嫌疑不十分」は犯罪を捜査したが、起訴出来るだけの証拠が集まらず、証拠不十分とする処分。臭い煙が立っているが、犯罪を立証できるだけの証拠がないという処分だ。
「嫌疑なし」は、そもそも犯罪に当たる事実すらなく、言わば臭い煙すらないという処分である。
 
今回の東京地検の捜査によると、官房報償費については臭い煙すらなかったというのである。
 
しかし、検察はどの程度捜査を尽くしたか極めて疑問。河村元長官の被疑者調書すら取っておらず、当時の秘書官程度を呼び出し、官房報償費は「秘密だから河村長官の同意なくして開示しない」と拒否されているのでないかと思う。
 
仮に河村官房長官の被疑者調書を取っていても、河村の言いなりに調書を取っていることは確実だろう。さもないと「嫌疑なし」などになるはずがない。
 
辻弁護団長に聞くと、検察審査会に異議申立をするという。
 
2.5億円の食い逃げ官房機密費の情報公開請求で明らかになった事実
などの資料を審査会に提供して、普通の市民の判断で、地検の捜査のあり方を検証して貰おう。
 
背任予備的に詐欺ということで告発したらしいが、当初から騙す意図なら詐欺罪、国に請求する段階で詐欺の意思がなくても金を国庫から受け取ってからポケットに入れた場合は横領だろう。
 
告発事実と検察審査会に異議申立理由又は検察審査会が認定する事実に違いが出たとしても、小沢事件であれこれ批判されたが、市民の告発する段階では事件の内容が明白でない場合も多いのだから、この違いに、あれこれ批判することは検察審査会の趣旨には合致しない
≪官房機密費の使途公開を検討…藤村官房長官
 

藤村官房長官は29日の参院予算委員会で、官房機密費(内閣官房報償費)について、「透明性を高めるという観点から、例えばある一定期間の後には公開するなど検討したい」と述べた。政府は官房機密費の月別支出は公表しているが、使途は公開していない。

2011年9月29日19時32分  読売新聞)

官房長官が交代すると国民向けの良い話がでるが、2カ月か3カ月間、官房報償費を実際に使うとこんなオイシイお金があったのかと、そのうちウヤムヤになってしまう。
 
月1億円を、飲み食い、自分の子分の国会議員や野党のカネのほしそうな議員、マスコミ関係者、一部ジャーナリストなどに配ると『感謝!感激!雨あられ!!』と喜ばれる。
 
『貧乏な政治家』が官房長官になればなるほど、公開をしぶる。
 
平野官房長官から仙谷、枝野と決してお世辞にもカネが潤沢な政治家ではなかった。就任当初は官房報償費の支給状況を検証して、公開内容を検討するというようなバカの一つ覚えのような言葉が繰り返されてきた。
 
結局のところ、民主党になって2年経過するも、何も前進しない。
 
それどころか、自民党政権末期の河村官房長官の2.5億円の食い逃げ事件についても、今の民主党の官房長官が公開すると決めれば裁判所において開示されるのに、それすら開示しようとしない。
 
今の野田政権には何も期待しない。
 
どうせ大した実績は残せないのだから、せめて官房報償費だけでも公開に踏み切ってはどうか。
 
官房報償費を公開に踏み切った歴史に残る総理、官房長官と評価されること間違いなし!!
 
河村官房長官は、2009年9月の自民党政権末期のわずか16日間で2.5億円の官房報償費を使った。原告はこの使途に関する文書について情報公開請求を行った。
 
その文書とは
1 報償費支払明細書
2 政策推進受払簿
3 支払決定書
4 出納管理簿
5 領収書
である。
 
上記1の「報償費支払明細書」の記載事項は
 
* 前月繰越額(不明だが、もし残っておれば2.5億円は不要になる)
* 本月受入額(これは2.5億円は明白)
* 翌月繰越額(ゼロ)
* 支払年月日(9月1日から16日)
* 支払金額(合計2.5億円)
* 使用目的区分(これがわかっても政策推進費、調査情報対策費、関係活動費)
という抽象費目が分かるだけで、およそ誰に、いくら払ったか不明)
 
ほとんどが判明している事実
それでもなお、秘密にすると云う。
 
2 「政策推進費受払簿」の記載事項は
* 前回残額(どうせゼロ)
* 前回から今回までの支払額(1回か2回)
* 現在残高(ゼロ)
* 今回組み入れ額(2.5億円のうちたとえば2億円)
* 現在額(ゼロ)
 
ほとんどが判明している事実
それでもなお、秘密にすると云う。
 
3 支払決定書は、上記費目以外に
 
* 相手方(これを秘密する場合は書く必要がないから実質相手方を書いていない可能性あり)
 
4 出納管理簿
 
ほとんど3と同じ費目を書く程度。
 
5 領収書
 
これには相手方氏名、金額、領収書の日時などの記載がある
 
この相手方といっても、2.5億円の大半のカネの受取人は河村長官の可能性があり、そこからどこに配ったかの領収書はない可能性あり
 
あっても、飲み屋であったり、タクシー会社の会社である程度。
 
これに対して千代幹也証人は非開示決定をした当時の内閣官房総務官。現在は内閣官房広報官。
 
尋問期日は今年の12/20日(火)午後1時半から午後5時。
場所は大阪地裁の806号法廷。
 
国の尋問時間は30分。
原告側の反対尋問時間は90分となった。
 
前回の昨年8月のときは傍聴者多数により傍聴券が交付された。
 
 
自民党河村官房長官がどさくさに紛れて、2.5億円を食い逃げした。その情報公開請求裁判が本日(8/23)大阪地裁であった。
 
原告は千代幹也証人の採用を申請していた。
国は、安倍官房長官時代の官房報償費で一度証言したのでその証言記録で十分であり千代証人の再尋問は不要と何回も反論してきた。その為に約半年間この採否をめぐって空転してきた。
 
裁判所は、官房報償費の一般的性格は安倍官房長官の裁判で証言していることで十分。しかしこのわずか16日間で2.5億円を費消したことに関して、何故、その対象文書を非公開にしたかは、安倍官房長官時代の証人尋問ではそれがなされていないという趣旨の説明があり、千代幹也証人を、裁判所は再証拠調べすることを双方に伝えた。
 
本来なら、いつ、千代証人の証拠調べをするか今日、決まるはずだったが、国はいつもの通り、引き延ばしを図り、「千代証人は今は忙しい内閣広報官なのでいつできるか分からない」などと言って証人尋問期日を決定することに抵抗した。
 
裁判所から9/20(火)午前11時半に「いつなら千代証人が出廷可能か準備して欲しい。そこで千代証人をいつ、何時間尋問するか」最終決定することになった。
 
早ければ今年の12月か国会が正月休みの1月はじめごろになりそうだ。
 
河村長官がわずか16日間に2.5億円を使ったという。真実は自民党の幹部で山分けした政権末期の食い逃げであろう。
 
それをつぶさに見てきた千代幹也証人の採用を、国の激しい抵抗がありながら、裁判所が採用を決定したことは、この異常な時期の支出に、何故、千代幹也証人が「16日間の対象文書」を非公開にしたか疑問を持った現れであろう。
 
本来ならこのような異常な官房報償費の支出は国会で河村長官を≪証人尋問≫すべき重要課題。しかし多数党の民主党は官房報償費を使いたい故に自民党の2.5億円にダンマリを決め込んでいる。自民も民主も官房報償費問題では同じ穴のムジナ。党首が変わるというが誰がなってもこの問題は永久に≪闇≫に葬られそうである。

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