弁護士阪口徳雄の自由発言

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官房機密費

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官房機密費

政権引き継ぎ時 金庫カラ 記録もなし

塩川議員質問に平野長官答弁


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-11-21/2009112101_02_1.jpg
(写真)質問する塩川鉄也議員=20日、衆院内閣委
 平野博文官房長官は20日の衆院内閣委員会で、前政権(自公政権)の官房機密費について河村建夫官房長官(当時)から引き継いださい、同機密費を収める金庫の中身は“カラ”で、使途の記録などは一切残されていなかったことを明らかにしました。日本共産党の塩川鉄也議員に対する答弁。
 自公政権は、総選挙2日後の9月1日、河村官房長官が「報償費」(官房機密費)計2億5000万円を引き出すよう指示。内閣官房会計課長の決裁で支出が決定されていました。
 金庫内の残額と使途などの記録の有無についての塩川氏の質問に、平野長官は「(残金は)まったくなかった」「過去の記録については引き継ぎしていない」と答弁しました。
 総選挙敗北で下野が確定し、事実上の“お払い箱政権”となっていた自公政権が、政権交代までの短期間に2億5000万円もの機密費をどのような目的で使い切ったのかなど、新たな疑惑の徹底的な解明が求められます。(赤旗新聞)


昨日(9/21)大阪地裁で、自民党最後の河村官房長官の2.5億円食い逃げ事件の情報公開請求の裁判があった。
 
原告から、9/1から9/16までの間に作成された「領収書」「政策推進費受払簿」「支払決定書」「出納管理簿」「報償費支払明細書」があるはずだから、その明細を明らかにせよと要求していた。
 
やっと昨日の裁判で国は、どのような文書があるかだけは開示してきた。
その詳細は、国の準備書面(3)において開示されたが、もちろん具体的使途は一切明らかにしない。
 
この書面は政治資金オンブズマンのHPにアップされた。
 
国の準備書面(3)をみると、平野俗物官房長官が上記共産党の塩川議員の質問に≪記録もなし≫と虚偽の答弁したことが分かる。
 
2.5億円のうち、大半の2億円前後が政策推進費と思われる。その領収書もあると書かれている。枚数を明らかにしないが、この領収書を1枚、1枚見れば誰にいくら配ったかは明らかになるはず。
 
麻生総理と平野長官で山分けしたか、それとも、自民党の派閥の代表に配ったかはこの領収書を見れば一目瞭然。
 
「政策推進費受払簿」「支払決定書」「出納管理簿」「報償費支払明細書」も明らかにすれば、2.5億円の全貌まではともかく、かなりのデタラメ支出が明らかになるはず。
 
民主党の官房長官であった平野長官、現仙谷長官がこれらの領収書や」「出納管理簿」「報償費支払明細書」などを見れる立場にある。
 
彼らは、自民党の河村長官の2.5億円の使途を必死になって、この裁判で守ってあげている。
 
自民党の河村2.5億円の公開に対して、民主党の平野、仙谷は何を恐れるのか。
以前に自民党から官房報償費を貰ったからか。
 
平野俗物長官が『官房機密費、そんなのあるんですかね?』で民主党が政治とカネにクリーンでない態度を露骨に示したことで、ケチがつき始めた。
 
あと、鳩山総理の、小沢幹事長の政治とカネのつまずきの最初となった。
 
管総理は「クリーン」を歌い、仙谷はそれを支援して、民主党の代表に再選された。
 
しかし、管総理や、仙谷官房長官が、自民党の2.5億円の食い逃げを明らかに出来るのに、それを明らかにしないようでは、自民党や、批判した小沢議員と、どこが違うというのか 

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内閣総務官である千代幹也氏の8/13の法廷に提出した陳述書の全文が政治資金オンブズマンのHPにアップされた。
 
何故、官房報償費を秘密にしなければならないかを述べた内容である。
この陳述書は国家にとって情報の入手が必要であり、その情報を提供してくれる相手方の秘匿が如何に重要かを述べている。
 
その上で、各文書が開示されると、国家がその相手方に2度と情報の提供を求めることができない・・・・・・とか、マスコミがその相手方にアクセスし、不正行為を働きかけるなどがあるので各文書の開示ができないという内容である。
 
政府があらゆる情報を入取するのは必要であろう。 
 
ところがその相手方が野党の議員であったり、又は国家公務員であったり、メデイァーの関係者であったりすれば、どうなのか。
 
裁判所から以前にこの相手方は公務員かどうかの釈明が求められたことがあった。国は、公務員がいるかどうかも秘密であるとして回答しなかった。
 
野中元官房長官は毎月、内閣総理大臣に月1000万円を配ったと述べている。
官房長官が内閣総理大臣にカネを配ってどのような情報を入手すると言うのか。
このようなデタラメなカネが官房報償費として配られている報道がある限り、現役官僚がいくら秘密だとあれこれ証言しようとも、誰も納得しない
 
秘密、秘密と言えば言うほど、官僚達と政権政党の官房長官達はオイシイ、オイシイ≪秘密≫の官房報償費を食い物にしているのでないかと疑う。
 
同時に、国が裁判所に提出した安倍官房長官時代の官房報償費の月別、目的別の支出概要を説明した準備書面(6)もアップされた。
 
自民党時代の内閣官房報償費の大半は、官房長官が自ら配る『政策推進費』であったと思われる。
 
内閣官房長官が保管する官房報償費が、月2回から3回、官房長官が独自に保管する金庫に区分され、その都度『政策推進受払簿』が作成される。
 
政策推進受払簿』には官房長官が誰にいくらのカネを配ったは記載されていない。
しかしこの文書が公開されると、内閣官房長官の行動から、誰にいくら配ったかが推測させるから公開できないという。
 
それはともかく、この準備書面(6)の政策推進費の『使用目的区分』欄に
対価(合意・協力、情報)
と記載されている。
 
情報の対価は良いとして、この合意・協力の対価とは何に対する合意・協力か、政府の政策に対する合意・協力の対価かを質問した。
 
「情報の提供に関する合意」であるかと、寝ぼけた証言であったが、政策推進費は
いくら現役官僚が証言をゴマカシ、証言拒否しようとも、政府の政策に合意・協力してくれた対価であろうという批判はくりかえされる。
 
どちらにしても政策推進費は安倍長官時代に7億円から9億円前後が配られていると思われるが領収書はあるのはわずか17枚という証言だった。
 
現役官僚は政策推進費の大半の支出には関与していないという。
大半は安倍官房長官の頭の中にしか配った相手は残っていないのなら安倍元官房長官に法廷にでて証言して貰わねばならない。
 
そこで当日(8/13)に安倍元官房長官を証人申請した。
 
仙谷官房長官が取り仕切る今の政府は、自民党時代の安倍元官房長官は不要だと必死になって抵抗している。
 
民主党はそのようないい加減な態度で許されるのかが今度は問われてきた。
 
内閣官房報償費について現役の官僚が大阪地裁で8/13の裁判で証言した。
 
官房報償費を貰ったかと思われるメデイアなどは、官僚の言い分を報道するだけだったが、翌日の朝日新聞が、国や原告側とのやりとりを正確に報道してくれている。
全文を引用させて貰う。
 
しかし、この日の千代幹也証人には、誰にいくら配ったを証言させる為の裁判ではない。実際は具体的使途まで一部尋問しているが、これは慾張りすぎ(笑い)
 
公開を求めている文書は下記文書であるが、この文書にはどのような内容が記載され、何故それを秘密にする必要があるかどうかを審査する裁判であった。
 
その文書とは
 
(1)政策推進費受払簿

政策推進費受払簿とは、内閣官房長官が内閣官房報償費から、自ら支出する政策推進費として使用する都度作成される文書で、月2回から3回作成される。
これに記載される情報項目は、「前回残額」、「前回から今回までの支払額」、「現在残額」、「今回繰入額」、「現在額計」、作成年月日、取扱責任者である内閣官房長官の氏名・押印、事務補助者である内閣総務官室の職員の氏名・押印の8つの情報である。

(2)報償費支払明細書

内閣官房報償費の使途を会計検査院に毎月報告する文書であり、その記載される情報項目は、前月繰越額、本月受入額、本月支払額、翌月繰越額の他、支払年月日、支払金額、使用目的、取扱者名、備考等である。
の支出目的と言っても、抽象的な「政策推進費」「調査情報対策費」「活動関係費」の目的が開示されるだけである。
 
(3) 内閣官房報酬費出納管理簿

  これは、内閣官房報酬費の出納管理のため、月ごとにまとめたうえで、更に当該年度の累計額を記載して、当該年度等における報償費全体を一覧できるように作成されたものである。記載されている情報項目は、「支払相手等」の欄を除けば、結局は前記(1)(2)の項目と大差のない。

(4)支払決定書

  これは、調査情報対策費、活動関係費につき、その支払決定を行う都度作成されるものである。前記の内閣官房長官自らが支払う政策推進費以外の目的の支出につき作成されるものである。
これに記載される情報項目としては、作成日付、支払金額、支払目的、支払相手方等、内閣官房長官及び事務補助者の氏名・押印、支払及び確認を行った日付が含まれる。

(5)領収書等

  領収書は、政策推進費、調査情報対策費、活動関係費の三つの目的類型全ての支出に及ぶものである。これには官房報償費を受け取った相手方が記載されているが、政策推進費は17枚の領収書があるだけで、大半は誰に配ったかは内閣官房長官に聞かない限り総務官では全く知らない。
 
調査情報対策費、活動関係費の領収書には飲み屋、本屋、銀行などの相手方が記載されているが、当日の千代証人にはこの相手側を聞くことではなかった。
 
銀行の送金手数料や本屋などを秘密にする必要性がどの程度あるかどうかを審査する裁判であった。
 
今回の千代幹也証人は法廷で証言させるのはこれで終わりではない。
 
千代幹也内閣総務官は安倍官房長官時代から、それ以降7人の官房長官に仕え現代も総務官を務めている。
 
従って、昨年の9月の河村長官の2.5億円食い逃げ事件、平野官房長官にも仕え、現在の仙谷官房長官にも仕えている。
 
政治資金オンブズマンは安倍官房長官の時代の官房報償費の情報公開請求をしているだけでなく、上記、河村時代、平野時代の官房報償費の情報公開請求をしている。
これらの情報公開請求に対して千代幹也総務官はいづれも情報公開請求を認めなった。
 
千代幹也総務官は上記2件の官房報償費の情報公開請求についても、何故秘密にしなければならないのかを法廷で証言しなくてはならない。
 
安倍長官時代は地裁の民事2部。他方2.5億事件(平野事件)は民事7部。継続部が違うと千代幹也証人は何故、秘密にしたのかの証言が要求される。
 
今回の千代幹也証人で何が明らかになり、何を明らかにしなかったのか正確な総括は上記2件の証言が終った段階でする予定である。
 
今回の千代総務官の証言は第1ランドでしかなかった。
 
私達は今回の安倍時代の裁判や千代幹也証人の尋問で、官房報償費の輪郭はほぼ判った。
 
今までは、官房報償費という秘密の館の塀の外から覗いていただけだが、やっと官房報償費の館の玄関まで入ることが出来た。
 
玄関から覗いたので、秘密の館の部屋の間取までは判り、その部屋の中に、おいてある秘密の書類の種類までは判ったが、どれくらいの高価の書類が置かれているかまで判らない。
 
第2回、第3回のラウンドは、2.5億円事件や平野事件では、やはり千代証人を今年の冬から来年の夏にかけて行われる。
 
この7月に、仙谷官房長官の官房報償費の情報公開請求もしている。
これも秋には裁判になる。千代証人がこの事件でも証人に呼び出される。
 
このような小さい積み上げだが、玄関からさらに居間に入り、奥の院の金庫にいれてある「政策推進費」を少しでも明らかにし、裁判所の判決を受ける予定。
 


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明日(8/13)の安倍長官時代の官房報償費に関する情報公開請求裁判の予定。
 
明日、8月13日(金)は午後1時にテレビの要請により大阪地裁の1階のロビーに集まり、原告本人、および弁護団一同が裁判所に入るシーンを撮影予定。
 
大阪地裁の1007号法廷で午後1時半から恐らく午後4時半ごろ、まで千代証人の尋問。国の尋問は約60分。原告側の尋問は60分から90分予定。
 
終ってから、各社からの要請がありますので、原告及び弁護団は大阪地裁の司法記者クラブ室又は廊下でも記者会見を予定。
 
私の休暇中の為にご迷惑をおかけします。
8月13日(金)午後1時30分から午後4時過ぎまで大阪地裁の1007号法廷で千代幹也内閣総務官の証人尋問が行われる。
 
この裁判に関する取材がかなりあるので時間の省略の為に解説。
 
継続部・大阪地裁民事2部
事件番号・平成19年(行ウ)第92号内閣官房報償費情報公開請求訴訟
原告 上脇博之
被告 国
 
訴状は次のブログ参照
内閣官房報償費(機密費)情報公開訴訟(内閣官房機密費1)
 
但し文書の量が多いので、細田博之の分は取り下げした。安倍官房長官時代の2005年(平成17年)11月から2006年(平成18年)9月までの文書に限定した。
2.5億円の食い逃げ事件、平野官房長官の報償費の公開裁判とは別
 
この安倍官房長官時代に内閣総務官であった(現在も総務官で7人の官房長官に仕えたという)千代幹也(内閣総務官室長)証人が安倍官房報償費が如何に秘密が要求されるか証言予定。
 
被告の国側が秘密の立証責任を負うのでまず証人申請した。普通は原告側は反対尋問になるが、主尋問の枠を大幅に超える可能性があるので、原告側も証人申請をした次第。
 
国の尋問にはスラスラ証言するが、原告側の尋問には「公務員としての守秘義務」を乱発するのだろう。

関係ブログ
日刊ゲンダイの6/1報道(官房機密費28)http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/61632579.html
官房報償費で初めての証人尋問(官房機密費26)http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/61581378.html
内閣官房も見ている超有名ブログ(笑い)(内閣官房機密費16) http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/61191852.html
月1億円の官房機密費を国民に説明すべき(内閣官房機密費4) http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/51723285.html
 

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