あらかん青春日記

癌闘病後、体力回復に向けて、マラソンを始めました。平成23年3月12日より1km走るごとに10円貯金をして東北に送る事にしました

初恋2校内陸上競技大会

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剣道部の自分が、陸上の勉強ばかりをするはめになった回想録です。
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 膝の痛みは少し引いたような気がしたので、本日は少しスピードを上げての2kmでした。

10分40秒で走ることが出来たので、少し喜びまました。

痛みも増さなかったので、明日あたりは、少し練習量を増やせるかなあと希望的観測をしています。

スピードを上げるべきか、距離を伸ばすべきかは迷うところです。難しいですね。

時間がとれるときはLSDに徹することが出来るのですが、時間が30分しかとれないときは、あせって

スピードがあがってしまいます。

と言ってもたかが知れているのですが・・・(笑)

体重も、せっかく58.5kgwまで落ちていたのに、59.3kgwに増えていました。

ダイエットはなかなか思うようにいきません。

クリールの記事を見ると、54kgw位になれると良さそうなのですが・・・

さて、今日は片思い編の続きです。おつきあい下さい。

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 決勝戦の結果は、後日、学校の掲示板に張り出されることになっていた。

終わってやれやれ。

自分ひとりで、注がれても居ない彼女の視線を勝手に意識して、

一喜一憂した校内陸上競技大会は終わった。

数日後、クラスの席替えで、彼女が僕の真後ろに来てしまった。

(それが、このブログの一番最初に書いた「席替え事件」である。やっとここにつながった。)

ある日、彼女から「この前の大会、速かったんやねぇ。」と言われてどぎまぎした。

「えっ?掲示板に張り出されたん?あ〜あ、からかいよる。」と思いながら、

掲示板を見に行ってびっくりした。

僕の名前が5位のところにあった。

タイム13秒8。4位以下は同タイムだった。

何かの間違いのような気がしたが、間違いなかった。

彼女はと言うと「2位。13秒8」

あまりにもできすぎた結果に驚いた。

「同タイムか」

「陸上部でもないのに、まあまあの記録やろうか。」

「いやいや、どう考えても、彼女と僕が同タイムのはずはない。」

「ストップウォッチの間違いや。一緒に走ったら負けるに決まっとる。」

「相手は女子やで。同タイムで喜んでたら笑われるで。」

「でもなあ、向こうは陸上が専門で、しかも全国区の選手やで。

 こっちは、専門外やからなあ。ほめてくれんやろうか。」等と勝手なことをあれこれ考えて楽しんだ。

 気分が非常にハイになった掲示板前でのこのときの様子は、今でもはっきり思い出すことができる。

彼女との「縁」を勝手に感じたのだ。

僕の「我流ランニングトレイニング」が、ますます盛んになっていったのは言うまでもない。

 本日は、痛めた左膝をかばいながら、1km6分の怖々3.2kmジョギングでした。

今月の月刊走行距離は、本日の3.2kmを加えて133km。

ランナーズやクリールを見ると200km超えの人が多いので、まだまだやなあと思いながらも、

月刊100kmをクリアできて、小さな満足感に浸りました。

「誰でも、LSDで月刊300kmを3年続けたらサブ3ランナーになれる」という記事を読んだけど、

本当かなあと思いながらも、その道のりの険しさに唖然としています。

「よくも、けがせんことやわい。」と思います。

さて、「校内陸上競技大会」の続きです。

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 僕を見つけた担任が、両手の平でメガホンを作って僕に声をかけてきた。

「よくがんばったな。午後の決勝もがんばれよ。」と。

「ええっ?ほんまに?」というと、「なんや、知らんかったんかいな。掲示板に張っちゃあるから、見て

おいなぁ。」と言うではないか。

我が耳を疑いながらも小躍りするような気持ちで掲示板のところに行った。

すぐに、予選通過者一覧表の中に自分の名前を見つけることができた。

何か急に空が明るくなったような気がした。

ついでに女子100m走のところも見ると、当然ながら彼女の名前もあった。

妙に心が弾んだ。
 
決勝の時は、女子・男子がそれぞれ横一列に並ばされた。

女子は、陸上部の精鋭が揃っていた。

日頃一緒に練習している部員同士の気楽さからか、互いに談笑する彼女たちの姿があった。

一方、男子はKだけが陸上部員で、ほとんど誰も口を開かなかった。

中2の時に転校してきた無名の僕は、ぽつねんとして、オリンピックの決勝にでも出ているような緊張感

を味わっていた。

女子の決勝の様子は、接戦だった。

しかし、僕にはそのレースを見る余裕はなかった。

気がつけば、スタートラインでクラウチングに構える自分が居た。

号砲がなってスタートを切った。

午前の予選と違って、8人が一発できれいにスタートを切った。

前に3人の背中が見えた。ゴールしたとき、自分はドべだったような気がした。

自分が、あの東京オリンピックで疾風のように駆け抜けたヘイズのような俊足に恵まれていたらどれほど

良かっただろうかと思いながらトラックを出た。

 ピストルが鳴った。

 はっきりスタートが遅れた自分がわかった。

「前傾、前傾!」「あごを引いて!」「膝を高く!」

正しいのか正しくないのかわからないが、心の中で自分に言い聞かせながら一所懸命に手を振った。

ゴール際で、陸上部のKの背中ははっきり見えた。

しかしあとは横一線でなだれ込んだ。

ゴールしたとき、自分が予選を通過したのか予選で敗退したのかわからないまま、退場させられた。

ただ、何となく駄目だった気がした。

落胆しながら、スタンドのクラス席に戻った。

陸上部員の彼女は、競技補助員のためスタンドに戻って来なかったのが救いであった。

スタンドのすぐ目の前で、走り幅跳びと三段跳びが行われていた。

同級生の跳躍に視線を泳がせながらぼんやりすごしていたら、スタンド下を歩く担任と眼が合った。

 校内陸上競技大会の日は、あっという間に来てしまった。

彼女も100m走に出場することになってい

る僕を無視するように時間は淡々と流れ、すぐに午前中の100m予選の時間が来た。

女子が先にスタートした。

第何組だったか定かではないが、彼女が予選を悠々と通過する走りをしたことが、スタートラインの後方

で待たされる僕の位置からでもはっきりとわかった。

プレッシャーが高まる中、僕の組が走ることになった。ゴールのところに走り終わった連中が座って待っ

ている。

当然、その中に彼女もいる。

「どのような形で自分がそこを駆け抜けるのか」と考えると、その場を逃げ出したい気持ちになった。

同じ組に、陸上部短距離のエースKが居た。

これは無視することにした。ほかに陸上部は居なかったので、「もしかして・・・」と、きわめてうすい

可能性にすがりつくような思いで、「用意!」の姿勢に入った。

ピストルの音と同時に飛び出したつもりだが、すぐに2発目のピストルが鳴り、レースを止められた。

誰かがフライイングをしたのだ。

「誰や!せっかく良いスタートを切ったのに・・・」と思っていたら、旗を持った審判の先生が僕の前に

歩み寄り、赤旗で僕のフライイングを指摘した。

「えっ?フライイングは僕かいな!」と戸惑いながら、再びスタートラインの前に並んだ。

もう一度フライイングをすると失格である。

小心者の自分の中で、どんどんプレッシャーが大きくなって行った。

気持ちの整理がつかないまま、2度目の「用意!」の体勢に入った。

 僕は、このころ、毎晩タイムを計りながら長距離を走る習慣が身についていた。いつ始まったかという

と、彼女を意識し始めた頃だったと思う。彼女と口を利いたこともない時期に、彼女が陸上部の卓越した

選手であったことを知った。僕はと言うと、学校の中でも、あまり練習が盛んでない剣道部の中の一般部

員だった。部員が少ないと言うことで、試合には出してもらえたが、まぁ言うなれば、彼女よりは遙かに

格下の運動部員だったわけである。陸上部の顧問の先生は、現役の国体選手だった。毎日、生徒と一緒に

走りながら指導されていた。一方、我が剣道部の顧問は、一度も稽古に来たことがなかった。当然、稽古

は我流になり、開店休業状態の日々もたくさんあった。

 その中で、僕は少しでも彼女と同じ「格」に近づこうとしたのかも知れない。4月の終わりだったか、

5月の始めだったか、夕食後に陸上のトレイニングを始めるようになった。そのいきさつがこうである。

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 ひそかに好感を抱いていた彼女が、陸上部の全国大会選手と知って以来、「走る」ということが、こと

のほかプレッシャーとなって自分の気持ちにのしかかっていることを感じた。最初にそれを感じたのは、

彼女と言葉を交わしたこともない5月下旬に、市の陸上競技場で行われた校内陸上競技大会である。

クラス全員が何か一種目出場し、その得点で総合順位を競うクラスマッチだった。僕は100m走に出

た。各クラス2名の代表20数名が4組の予選レースに参加し、決勝レース8人枠を競った。中1の

800m走も中2の100m走も予選で敗退したのだが、「ああ、残念やった。」で終わることができ

た。しかし、中3のこのレースは、できれば予選敗退を免れたかった。僕が、彼女のレース結果に注目を

することはあっても、彼女が僕のレース結果に注目するはずなどはないことは十分にわかっていたが、

なぜか「上位に食い込みたい。」と、真剣に思った。「陸上部やないから・・・。」とのせりふを準備し

ながらも、「いつ、誰に言うつもりかいな?彼女とは口も利いたことないし、きっと、まだ僕の名前と顔

が一致しないはずやし・・・。」と、自分で自分の心境ががおかしくて仕方がなかった。

 「とにかく、何かしよう。」と、思い立って体育実技の教科書を開いた。細かいことはよく覚えていな

いが、家の回りにいくつかのコースを設定して、毎日走るようになった。就寝前に走って、そのあと風呂

に入るという生活が始まった。スクワットや縄跳びやケンケン走などをまじえた我流の練習だが、よく続

いた。何でも三日坊主で、挫折感を味わってきたこれまでの自分との違いに、我ながら驚いた。

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