|
安倍首相が辞任を表明した事で有名になった「テロ特措法」関連です。 安保理事会決議(07.9.20)で「ISAF」の期間延長決議が上程され、毎年全員一致で決議されていたこの決議で、今回ロシアが棄権した事から、 日本が給油活動で参加している「OEF」作戦が、「国連決議を得ないで実行されたもの」である事がTVや新聞で明らかにされてしまったのです。 整理してみます。 「OEF」 --「不朽の自由作戦」は01.9.11の米国同時多発テロ後、米軍を主体とした「有志連合軍」がアフガンでのアルカイダ等の武装勢力掃討のための作戦。 この作戦は米国の「自衛権の行使」として、「国連の安保理事会の決議なしで」実行された。 安保常任理事国のロシアがこの件は知らないと主張する所以である。なお、イラク戦争の前である。 「ISAF」 --01.12に安保理決議1386号で決議された。 アフガンのカブール等の治安維持の為に創設された「多国籍部隊」 。 最近の動きです: 民主党小沢党首は「テロ特措法の延長には反対」。何故なら国連の決議を得てないので「自衛隊の派遣は憲法違反」である。 町村外務大臣は対民主党対策で、ライス長官に「ISAF」延長決議の際に「OEF」への貢献について言及し、国連決議にして欲しいと協力を求めた。 結果です: 「ISAF」延長決議案の「本文」でなく、「前文」に「海上阻止を含むOEF有志連合各国の貢献に謝意を表明する」と入った1776号案が上程され決議に入った。 ロシア国連大使 「なぜ海上阻止活動に言及するのか?」 アメリカ国連大使 「有志連合に参加している国の色々な都合がある」 ロシア国連大使 「安保理でない特定の1カ国(注:日本を暗示)が要請していると聞いている」 決議は案通りに決議されたが、ロシアは「棄権」した。「ISAF」延長決議では始めての結果だった。 決議後、ロシア国連大使 「OEFの活動は国連の枠外で行われているものだ。今回の決議は特定の国の国内事情を優先させた結果採択された」 と批判し、棄権理由を述べた。 私の最近の酒席での会話です。 酒が入ってるのでニヤニヤして聞くだけにしました。 「諸外国もイラク戦争に反対で撤収してるので、日本も給油止めた方が良い」 「政府が言うには、給油はイラク向けでなくアフガニスタン向けらしいぞ」 「給油と言ってもアメリカの油を受け取って給油作業してるだけだろう」 「小沢が国連決議ないと言ったが、間違ってないか。国連なしでは戦争出来ないだろう」 議論は進むと 「自衛隊の海外派遣は憲法違反だ」 「国際貢献には自衛隊の海外派遣は必要だ」 迄行ってしまい、収拾が付かない。 やはり、政府は「テロ特措法」延長に取り組む前に、国民に正確な情報を出して世論を聞くべきですね。 今回は 1、給油作戦には税金を幾ら使ってるのか?貢献額を諸国にPRしたのか? 2.対イラク作戦に紛れ込んだ油はどの程度か? 3.日本は給油作戦以外のテロ対策は考えないのか? 例えば中村医師のNPOがやってる「水利事業」等に200億円を投入すれば、貧困撲滅に莫大な効果が期待できたのではないか? ペシャワール会から画像お借りしました 4.米国に貢献する必要あっても、2〜3年で良いのでは?貢献の効果はどの程度か? 5.海外貢献の為の軍事組織は必要ではないか? 国民は、「ごまかしには反発」するけど、必要ならば「かなりの案でも納得」するのではないでしょうか?
|
全体表示
[ リスト ]




おはようございます。貴重な情報が含まれた記事、すばらしいです。TBさせていただきます。宜しくお願いします。
2007/9/22(土) 午前 7:48
TB歓迎です。
2007/9/24(月) 午後 3:41