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実は、先月は、家内の母の病と、その対策のために、バタバタしていましたが、実は素晴らしいことが起こっていました。
2月14日の日曜・・・この日は、家内は日本に行っていていませんでしたし、どういうわけか、「わたしも都合が悪い」「私は風邪だ・・」という人が重なって、礼拝に集ったのは、私のほかは、二人だけという寂しさでした。そのうちの一人が、103歳のTさんでした。しかし、往々にして、そういう時に、すごいことが起こるものです。
人数が少ないので、その日の説教は、まったくこのTさんをターゲットにしてお話しました。Tさんは、耳が遠いので、ヘッドホンを付けていますが、いつもはよく聞えないのか、まず殆ど、眠っています。しかし、この日は、1センテンスごとに、「Tさん分かりますか?」と確かめました。すると、うなづくのです。天国の話をして、「ですから、Tさん、Tさんも天国に行かなくてはならないのです。天国へ行きたくありませんか?」とチャレンジしました。
Tさんは、コックリとうなづきました。そして「それにはイエス様を、救い主と信じることです。信じませんか?信じたら、手を挙げてください」と話すと、アレヨアレヨ、Tさんが手を挙げたのです。
私は、その礼拝にきていた、Mさんに、「Mさん、あなたが証人です。ちょっと後ろを振り返ってみてください。もう一度、尋ねますから・・」と言って、もう一度、「Tさん、イエスさまを救い主と信じますか?信じたら手をあげてください」と尋ねると、ちゃんとMさんの見ていた二度目も右手を上げたのです。
それからの日々は、私達夫婦は、母の葬儀をどこでするかとか、病状がどうかとか、もう毎日ハラハラするような毎日でしたし、カルト宗教に入っている少女の救出作戦のためにも、ほぼ一週間費やしまして、ブログにも、このワンダフル・ニュースを掲載できませんでした。
そして先週は遂に母が召され、私達は葬儀で日本に行き、また報告が遅れました。
金曜に、日本から戻ると、Tさんが、「アノー、私は入会金はおいくら支払ったらよいのでしょう?」と言うではありませんか。わたしは、そのニュースを忘れていたことを恥じ入りました。そして、「Tさん、入会するには、きちんと洗礼式をいたしましょう」と申しますと、コックリします。この年齢の人たちの信仰告白は、軽んじられる傾向があると思います。と申しますのは、何と言っても103歳だからです。それで、礼拝の時に、(今日は、殆どのメンバーが集っていた)もう一度、「Tさん、イエス様を、救い主と信じますか?」と尋ねますと、今朝も、「ハイ」答えました。ちゃんと決心していたのです。そういうことで、今朝の礼拝で、滴礼で、洗礼式をしたわけです。
その後、いつもはTさんのところは通過していた聖餐ですが、今日初めて、聖餐にあづかりました。献金袋も、作ってあげますと、とても嬉しそうで、感謝して献げました。(我々のホームでは、家族の方から、お年寄りのためには、ほんの小銭しか預かっていませんので、その額はわずかですが・・・)
このように、洗礼を受けたのがとても嬉しかったらしく、Tさんは、この午後やって来た、息子さん(85歳)に、そのことを話していました。息子さんは息子さんで、「オーォ、それじゃママは、今日から正式のクリスチャンなんだ」と、喜びとも、驚きともとれる叫び声を上げました。しかし、決して、否定的ではなく祝福の、叫びでした。
この103歳のTさんが、私達のホームに来た2年前は、決してこうではありませんでした。「わたしゃ、お寺の人間だから・・」とか、「主人もお寺で、お世話になったから・・・」とか、決して私達が、勧めても、受け入れませんでした。しかし、四六時中、私達と一緒ですから、私達も、折があれば伝道します。そしてこの年、遂に103歳のTさんを、救いに導かせていただきました。このTさんは、この5月で、何と、104歳です。おおいにセレブレーションをしたいと思います。
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