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1954年に、ニューヨークからサンフランシスコにやってきた、ジャイアンツが、サンフランシスコに来て、初めてワールド・チャンピオンになりました。今、私達の住む サンフランシスコ湾岸地域は、興奮の渦に包まれています。
地域シリーズで、アトランタ・ブレーブズを降し、ナショナル・リーグ・シリーズでは、去年のワールド・チャンピオンのフィラデルフィア・フィリーズを降し、最後に、アメリカン・リーグの覇者、テキサス・レンジャーズを、4勝1敗で降しての、ワールド・チャンピオンでした。
今日投げたのは、ティム・リンスカムという若いピッチャー。アメリカの選手にしては、背だって、私と同じ、5フィート11インチで、体重は私より軽い 170パウンドしかありません。しかし、しなやかに投げる球には、威力があって、まだ4年目ですが、2回もサイ・ヤング賞を受けている、素晴らしいピッチャーなのです。
サンフランシスコには、このリンスカムのほかにも、マット・ケインとか、マジソン・バンガーナー、ジョナサン・サンチェスとか、20代の若い、いいピッチャーがたくさんいます。そして、ブライアン・ウィルスンという、「おひげ」のすごい抑えがいます。
今年のシリーズは、これらのピッチャーが投げましたから、ディビジョン・シリーズの時から、全く負けるという気がしませんでした。
昔、バッティング・センターが出来た時、これはどう見ても、将来の野球は打撃の勝負だろうと思いました。と言うのは、バッティング・マシーンは、球速を変えたり変化球も投げられまし、マシーンが投げるのですから、マシーンは疲れません。それで、打者は練習をしたいだけ出来るのです。そういうことで、打撃の時代に入ると思ったのですが、結局、いいピッチャーがいるチームが強いですね。
日本でも、今日本シリーズをやっていますが、おそらくいいピッチャーが揃っている中日が勝つでしょう。もっとも、日本シリーズのパリーグ代表は、3位のロッテですから、3位が日本シリーズの覇者になってはおかしいですよね。
巨人などは、一番お金があるにも関わらず勝てなかったのは、やはりピッチャーが弱いからだろうと思います。今年の補強は、是非、いいピッチャーをとってもらいたいと思います。
それにしても、わがサンフランシスコ・ジャイアンツは強かった。
しなやかで、長髪のティム・リンスカムが、非常に美しく見えました。
(写真は、ティム・リンスカム投手)
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