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実は、このクリスマス・シーズンには、いつも行っているメキシコ・エル・シャダイ教会に行けるかどうか、分かりませんでした。最近は、お年寄りを世話していますので、妻と二人一緒には抜けられませんし、そうかと言って、一人でサンディエゴを経て、ティワナまで片道800キロ(500マイル)を運転して行くのは、最近年をとってきたので、かなりきつくなってきているからです。
昨日の役員会でも、そういう訳で、行くか行かないかは牧師に一任する、と言うことにしてありました。しかし、やっぱり、家に戻ると、あの貧しいメキシコの人達が喜ぶことを考えると、行ってあげたくなりました。教会の何人かから貰った、古着などを積み込んで、最近買った、新しい中古車のフォードで、月曜朝7時に出発しました。
最近カリフォルニアは雨、雨、雨で、ひどい天気なのです。セントラル・ヴァレーは、全面雨。フリーウェイ5は、もう雨ばかり、しかも南に下れば下るほど、雨脚はひどくなり、LAでは、土砂降り。エンコしている車、事故をやっている車をいくつ見たでしょう。
途中でメキシコ教会のナオミに電話して、「エルシャダイ教会へ荷物を持って行く」と言ったら、「ブラザー・エイブ、それはやめた方がいい、あなたがいつも、エルシャダイへ向かう道は、雨で陥没して通れない。迂回路は教えてあげても、分からないでしょう」と言うので、荷物は、アメリカ側の、ナオミの家においておくことにしました。ある意味では、少しホットしました。それでも、ナオミの家に着いたのは、4時過ぎていました。ナオミが、雨が上がったら、荷物をメキシコ教会まで運んでくれるのです。
荷物を下ろすとき、「ブラザー・エイブの持ってくるスタッフは、いいものが入っているから、教会のレイディーたちが喜ぶ」と言いました。私達は、古着でも、決して「メキシコに上げるのだから、どんなのでもいい」というようなものは持って行きません。彼らは、よく分かっているのです。
サンクス・ギビングの前に、日本からメキシコの人達にという指定献金があって、それを彼らに送りました。彼らはそれで、今回のクリスマスの食料を買いました。ハムとか、普段は食べられないものを彼らは食べることが出来たので、本当に感謝したそうです。今回、私達の教会からも献金を持って行きました。そうしたら、「これはお正月のための、食料を買うために使う」と言いました。200ドルくらいあると、ピント・ビーンズを買ったり、お米を買ったり、トルティヤが大量に買えます。この地方のミニストリーは、食事を出すということは、まず大切なことのようです。
ナオミは3年前に、ご主人のパブロに先立たれ、本当に最近まで、悲しい日々を過ごしていたようです。しかし、今回は違っていました。「ブラザー・エイブ、このクリスマスは、違うんだ。もう私にとって、パブロのために、嘆き悲しむ期間は、完全にクリヤーしたんだ。最近は、嬉しくて。嬉しくて、どこからこの嬉しさが来るのか分からない。でも、きっと主から来ているんでしょう」と、言っていました。
私は、本当に良かったと思いました。
暫くして、サンディエゴの、ナオミの家を出ましたが、もうトンボ帰りと言うような、荒業はしません。途中、サンフェルナンドまで、戻って、宿に一泊。本日(火曜)朝、6時に出て、サンホゼに午前中に、戻りました。
メキシコに行くには、お金もかかります。時間もかかります。体力も必要です。近年は、いざ行こうとすると、「ウーン」と、うなることが多くなりましたが、帰ってみると、「やっぱり、行ってよかった」と思います。ただ、荷物や献金を送るだけなら、郵便や宅配便ででも送れますが、大きな愛を送るには、やはり犠牲をはらって赴くことですね。
★写真は、ナオミ(右)と、娘さんのセーラ(左) 私達は、17年前から、この家族とのおつきあいをしています。
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良いことをなさいました。
私も自分のためにはあまりできなくても、他人のためには頑張れてしまうということに気付かされました。
2010/12/22(水) 午後 9:01