あなたの知らない視点で語りたい〜フォト 詩 小説 エッセイ

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ライトヴァース〜揮発

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ある瞬間に
まさしく一瞬という刹那に
 
世界のすべてが
動きを止め
 
静謐な祈りの
一節となるときがある
 
イメージ 1

ツンドラの銀の森に
聖なる星々が
降り注ぐ
 
無事を祈る家の窓には
明々とした灯が
漏れている
 
トナカイは長い角を
震わせ 凍った息を吐く
 
父は獲物を手に 
わが家を想う
 
白い道には 
たくましい足跡
 
深いけものみちに
延びるそれは
ひとブレも乱れることはない

 
 
 
ときおり愛について想う
神の説く愛についてだ
 
そのようなとき
 
わたしは少しばかり
祈ってみたくなるのだ
 
まるで世間から身を隠した
中世の修道女のように
 
冷たい夜の縁に
手をかけて
イメージ 2

謙虚で慎み深いとき
 
わたしは
祈っている
 
安らかで温かいとき
 
わたしは
祈っている
 
そして祈りは
喜びであり
 
感謝であることを
知る

                          
                       フォトと詩は咲耶子
どうしても
書かなければならない

喪失の事実から 目をそむけては

踏み出せないのだ

なにも変わってないと
言うだろう

そう

初めからなにも 変わっていない

幻想を失っただけなのだ
 
イメージ 3

ブラックスワンが
スクリーンに流れたとき

未来が始まったのだと思った
 
わたしはひとりで見なければ
ならなかった
 
すべてが象徴だった
 
幻影の女に向かって怯え
自らを闇に追いたてる
 
焦燥と孤独と破滅という羽根を
引きちぎる
 
やがてストーリーは幕を閉じ

ひとシーズンの残骸に変わった
 
イメージ 2
 
冷たい男とは 
どういった男だろう?

冷たい男とは 
限りなく優しい男である

溺れた人間へ
 衝動のままに飛び込む

手を差しのべる
 
その命綱を 
別な人間から奪い取る

 
奪い取られた人間が 
溺れていることは
 
 
ぞっとするほど 
 
無視出来るのだ
 
イメージ 4

バッグでも
買ってもらおうか

女であることの 勲章だという
 
だが中身が無い 
 
夢や喜びや
安らぎや気遣いは

どうやって 
そろえればよいのだろう?
 
弱々しく甘えれば 
 
バッグはいっぱいに
なるのだろうか?
 
イメージ 1
 
宝石の
たったひとつも
この指に輝いていない
 
それはある種 
別な価値をしめす
ひそかな自慢だった
 
けれど 
 
この世は愛すら
宝石と入れ替わる
 
時間を 惜しまれ 
金銭を 惜しまれ
距離を 惜しまれたら
 
それは
大事な人ではない
 
ああ
 
あなたは残酷な
証明をするのね 
 
わたしは
愛の証拠も
 
持ってはいなかった
 
 
                                            以上・・・詩とフォトはすべて咲耶子
 
 
 
 

 
イメージ 1
 
つまり
こういうことです
わたしの寂しさが 

きみの寂しさに

捕まったという
ことなのです

硝子窓のひと雫が

許容を越えて
流れ落ち
ほかの雫を

巻き込んだという
わけです
 

イメージ 2

幾世も放浪を
繰り返して
きました
 
ときおりは
土地の者と
言葉を交わしました
 
孤独はそれほど
わたしを
惹きつけてきた
 
おかげで今世
ようやく人恋しく
なれました

 
イメージ 3
 
軒下の床には

乾いた砂が
溜まっている
 
ペンキの剥がれた石の壁
飾りも何もない 
味気ない建物
 
雨が降っている
 
枝の足を晒した少年は
天気を気にしない

この国では軒下は大きく
出っ張っているのだ
 
                                                    ※フォトと詩は咲耶子
イメージ 1
※フォトは咲耶子
 
毎瞬が波紋
毎瞬が反応
 
そうやって
わたしの精神は

わたしの魂に
翻弄される
 
眠りこけた愛を

揺さぶり
起こそうとする
 
あなたという
触媒をとおして
 
                      by咲耶子
 
なんど問うたかわからない。いいえ毎時毎瞬、問うていた。
なにがわたしを苦しめるのか?
なにがわたしをうんざりさせるのか?

「想像する」という行為は、ときに恐ろしい怪物を創り出す。
たとえそれが見当違いであっても、たとえそれが事実であっても
どちらにせよ、それはいとも簡単に「わたしの信じる」ことの息の根を止めるほど。

問うて問うて、問い疲れ、わたしはついに叫ぶ。
――もう嫌だ!――
答えるものはない。

ただ、わたしの答えを阻むものを知る。

それは、わたし自身。
 
                     
※ライトヴァースとは一瞬にしてはじけるシャボンの虹のような言葉
ツィートを流し読みします。
ブログを訪れます。
新聞を開きます。
 
日本も世界も混沌としております。
憂う記事、信じがたい現実、決して解決策は載りません。
 
あらゆる場所で、あらゆる人びとが混乱に戸惑っております。
 
わたしは頭痛に耐えます。
 
人間の創る闇が広がります。
希望は失われたように見えます。
不信が浸み入るように広がり
人は人を疑います。
 
わたしの心は穏やかです。
 
人間の放つ光が貫きます。
 
わたしはアバターを替えます。
アバターは『私』であります。
 
3月15日、異次元の扉が開きました。
多くの人びとが迷い込みました。
その世界は蒼白い不安で出来ておりました。
 
わたしは頭痛に耐え続けます。
 
両手を差し出します。
その手を握るのは迷い人です。
眩いばかりの光は愛です。
しかし闇はなお深く、まだ先は見えません。
 
不安と愛が強烈なコントラストを創り出します。
人間の弱さ、強さ、絶望、希望
 
わたし達は欲っしました。
それらを結びつけるつながりをです。
 
生きることは、明らかに辛苦であります。
そしてまた、まごう事なき歓喜であります。
 
私は嵐と凪ぎの狭間で、心揺さぶられ涙します。

希少な体験です。
宝石のように価値ある体験です。
 
さて・・・
今も一錠、頭痛薬を足しました。
 
今日はすでに三度目です。
全然効きません。
 
ですが、この状況を楽しんでいます。
世界はつねに面白いのです。
 
両手を天に差し出します。
今度は神がわたしの手を握ります。
 
わたしの上には 
天国があり

 
 わたしの下には 
地獄があった
 
わたしの存在は
素晴らしかった
 
  どちらもわたしの 
視野にあり

 世界のすべてを 
 知りうるからだ 
 
              by 咲耶子

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