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夜の欧羅巴

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久しぶりにミステリランドを手に取りました。

べるさんの記事を読んでこの作品のことを知り、早速図書館で予約した本。
井上雅彦といえば、「竹馬男の犯罪」を以前読み、すごく好きというほどじゃないのですが
いかにもな小道具で溢れててわくわくしたのを思い出しました。
だって、舞台は「引退したサーカス団員のための養老院」なんですもの。

そしてミステリランド。
もう何しろこのミステリランド特有の装丁にわくわくしちゃいます。
図書館本なので残念ながら函なしなのですが
子供の頃に想像した、お屋敷の書斎に並んでいそうな
ちょっと魔法の匂いのする本。

ここに、一冊の本がある。
箱入りの上製本。上質の紙を使って、丁寧に作り込まれている。

こんな感じで始まるのですが、最近は箱に入ってない本のほうが多いから
この本で初めて箱入りの本を手にした子供が読んだとしたら。
もうわくわくしちゃうと思うんだ!私なら絶対する。
しかも、一冊通してひらがなじゃなくって
難しめの漢字を多用しててルビがうってある。

そうそう、漢字の読み方って、授業じゃなくって、
本を読んで覚えたものだったわ。
知らない漢字が出てくると困るよりわくわくしたわ。

と、ここまででわくわくが4回。
つまりは内容に入る前にわくわくしちゃったわけ。(5回!)

そして私のわくわく(6回)は登場人物の一人が
アッティリアーノ=ボマルツォに向かうと知ったときに最高潮!
行った!!!!!!そこ行ったよ!!!!!
大学時代に、敬愛する澁澤龍彦を偲ぶ旅に出たときに行った!
正直、怪物公園のことあんまり覚えてないんだけど行った!
公園の中のことよりも電車の中からみる、
欧羅巴の冬の景色のほうが印象に残ったけど行った!

はあはあ。

まあ、そんなにボマルツォの怪物公園自体はさらっと流されたんですが、
夜の種族、吸血鬼、怪物公園、ユングフラウ、などなど
子供の頃に憧れた夜の空気、不思議、怪奇がきらきらとちりばめられてて
本当に楽しかった。

小説としても面白かったけど、なによりも子供をわくわくさせる!ために書かれた印象で
まんまと元子供の私がわくわくさせられてしまいました。

今度は、井上さんの大人作品を探してみようっと。

閉じる コメント(2)

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あ、出て来たイタリアの都市、行ったことがおありなんですね。設定だけでもワクワクするようなお話でしたよね^^まぁ、ツッコミ所は満載でしたけど(苦笑)。

2011/5/23(月) 午前 1:03 べる

都市というか怪物公園にいったんです。澁澤龍彦のヨーロッパの乳房を読んで憧れてたので。異界への行き方もちょっとナルニアみたいで楽しかった〜

2011/5/23(月) 午後 11:37 abe


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