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昨日は<ベッリーニの夕べ>
ベッリーニマニアが多く、べッリーニの生涯や作品を語りながらのコンサート。
曲目にはベッリーニが挑戦し、未完成に終わった『エルナーニ』も。
こういう場で面白いのは、休憩時間や演奏会終了後のトークである。
はじめっから「ベッリー二歌劇場総監督」の悪口から始まり・・・・・
そう、彼らいわく
この総監督はイタリア歌劇場つぶしで有名。
ベッリー二歌劇場は4番目の被害者なんだそうである。
ボローニャ歌劇場、トリノ歌劇場、ジェノヴァ歌劇場をつぶし、現在ベッリー二歌劇場つぶしにかかったという。
ボローニャ歌劇場からはほとんど追い出しを食らい、なぜ今ものうのうと総監督の座にいられるのだろう?
ベッリー二歌劇場というと、80年代などはスカラ座が
「ベッリー二歌劇場のように・・・・」というくらいレベルの高いものであり
世界的な歌手はほかの公演をけってまで、みな好んでベッリーニ歌劇場に歌いにきた。
韓国人のピアニストと結婚したこの御仁は
お世辞にも音楽や美というものからはかけ離れた印象を受ける。
またベッリーニ歌劇場EX演出家のS氏も来ており、
みな「Ciao!」
と気軽に挨拶するのだが、あるご老人が私に小声で
「あのシニョーレは優秀な演出家だったんだけど、妻を殺して刑務所からでてきたばっかりだ」
「!?」
こわいこわい。みなとてもさりげなく、エレガントに挨拶をする、その裏でしっかり他人に情報を流すこの黒さ・・・・・
コンサートにはある貴婦人の依頼で彼女のクラヴィチェンバロを用いての演奏となった。
このクラヴィチェンバロがまたすばらしい。
美しい本体に手書きのデザイン。彼女はベッリーニが使用していたクラヴィチェンバロを博物館に寄贈したというからいったいいくつの国宝なるものを所有しているのだろう?
なかなかおもしろい<ベッリーニの夕べ>となった。
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