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ピットマンをしてくれたおかんは途中寒かったので解放された2階の絨毯の敷かれたコースが良く見える部屋で寛いでいた。
同じ部屋に同じように亭主が参加している奥さん連中が話をしていたのを小耳にはさんだ。
「お宅のご主人どんな練習しているの?」
「週末に走りに行くけど、平日は家の中でゴォーッってやってるわよ」
「そうそう、あのゴォーッって結構うるさいのよね!」
「せめてあれで発電して扇風機ぐらい回せれば我慢できるんだけど。」
「子供の夏休みの宿題で、あれで発電する工作できないかしら?」
ゴォーッってのはこんな奴です。
おいらも、ゴォーッ欲しいな。
そう言えば子どもの頃科学博物館に行った時も、自転車のペダル漕いで発電し、電球に明かりを点けるのがあったっけ。
オプションで発電システム考案すれば、このご時世結構売れるような気がする。
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自転車
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今までずっと一人で走ってきたし、生でレースを観たことも無かったので知らなかったけど最新のバイクって走っている音がオイラのクロモリバイクとは全然違うのね。
これはピナレロのブースに展示されていた高そうなバイクだけど、トップ集団の選手も大体こんな感じのバイクに乗っていました。
フルカーボンで多分みんな100万円くらいするやつに。
それで、上り坂で後ろから速いやつがダンシングで来たりすると
「グゥオン、グゥオン、グゥオン」って感じの乾いた音がして、
平坦なところで抜かれる時は、やはり乾いた音で
「コォ〜〜〜〜〜〜ッ!!!」って江戸はるみが団体で来るような音がするのね。
オイラにはなんかプラモデルみたいに見えた。音も。
そんでもって、シフトチェンジの音も結構大きく「バキッ!」って感じで、最初壊れたのかと思って驚いちゃった(+o+)
ダンシングの最中にも大きな音でチェンジするやつもいたし、かなり乱暴に扱っているように見えちゃったけど、あれが普通なのかな(?_?)
でもカーボンバイクだらけで、どんな感じなのか一度乗ってみたいなって思いました。
サマージャンボ当ったら、一つ買ってみよう。
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受付で貰った袋の中にゼッケン、大会プログラムと共に入っていたのがスポンサーのバーム1本と香典返しに良く入っているような使い道のないサイズのハンドタオル1枚。
これって、参加賞?
あまり嬉しくないんですけど…
せめて大会の名前の入ったTシャツとかタオルぐらい欲しかった(+o+)
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コース試走のインプレッションは…
ホームストレートから緩やかに下り第一コーナーへ。
そのまま長い直線の下りで一気に加速する。ここはちょっと怖い。スタート直後の集団で中に入ってしまったら危なそう(+o+)
その後の大きな右コーナーの下りを抜けるとちょっと登ってヘアピン。そしてもう一度大きな右コーナーを下って直線が終わると後半の最初の上り。少し長い直線で意外ときつい。短い平坦部分が過ぎると左コーナーの上りとホームストレート前の大きな右コーナーの上りが連続する。
一周した感想は結構アップダウンがあり、テレビで見る車のレースの映像とはだいぶ違った印象を受けた。
しかし、それと同時に意外に4.5kmって短いんだなあとも感じた。
これなら何とか完走できるかな?
ピットに戻って最後のトイレを済ませ、場内アナウンスに促されクラス別にピットロードに並び出番を待つ。
此処でも結構待たされた。 隣の選手に聞くと30分遅れではなく、45分遅れに変更になったと言う。おいおい!
しかし45分になってもスタートせず延々とスタートセレモニーが行われている。
結局スタートは1時間遅れの9時だった。
小山町長代理のナントカ観光課長の号砲でいよいよレースが始まった。
2000人が一斉にスタートするのでコース上は大混雑! 第1コーナー通過で落車しないようにと慎重に走るが、ちょっと前との間隔が広がるとドンドン後ろから割り込んでくる。 スタート時点でおかんに写真を撮ってもらうためにインに並んでしまったのでアウトには出られず目一杯イン側で集団に囲まれたまま第一コーナーに突入!
まあ、これだけのバイクが一遍に入るのでさすがにスピードは抑え気味で、無事一周目は通過できた^^
どのくらいのペースで160km走れるのかが分かっていないので、手探りで進む。
自分の計算では12分で一周回れば35周で7時間。つまり1時間の余裕ができるので途中休憩を入れても十分走りきれる。そんな目算だったが、いつも一人で走っていたので周りに人がいるとついペースが上がってしまう。
5週目まで8分台の後半から9分台で走れた。アベレージは31km/hを超えている。
ちょっと出来過ぎ。
ところがここでアクシデント発生!
6周目の最終コーナーを上りきってホームストレートに入ったところでフロントギアをアウターにチェンジしたら、まさかのチェーン脱落(>_<)
コースの隅でかけ直して再スタート。この間に数百人に抜かれる。
参ったなあ。調整してずっと調子良かったのに!
そしてこのあとの7周目と8周目でも連続してチェーンが外れてしまう。
ここでオイラは決断を迫られた。
チェーンを落とし、そのたびに止まって降りてチェーンをかけ、おまけに手を油で汚すことの繰り返しでは完走前にやる気が失せてしまう。
メカニックなどいないから、ピットに戻って調整なんてできない。
選択肢は二つ。
アウターかインナーのどちらか一方で走りきるということだ。
まだ先は長い。上りを確実に余力を残して走りきるにはインナーが必要。
だけどインナーだとホームストレートや下りではスピードアップできない。
まだ、体力は残っている。
オイラはインナーを封印し、残りの周回をアウターのみで走ることに決めた。
つらい選択だった(>_<)
みんながインナーの軽いギアでシッティングでシャカシャカやっている所を一人重いギア(アウターでローから3〜4枚残し)でダンシングで上った。
ダンシングがきつくなると腰をおろし、すかさずローに入れて、それでも重いペダルを必死で踏んだ。
13周目?から雨が落ちてきた。雨の中を走るのは初めてで、ブレーキの効きが極端に悪くなった。特に一番スピードが乗る第一コーナーが怖い。
落車する選手が目立ってきた。
目の前でコースを外れ芝の上で大転倒するのを見て、慎重にとにかく完走が目標だと言い聞かせてペダルを踏み続けた。
少なくとも半分以上、つまり18周以上走ったら一度ピットインしようと思っていたが、雨で身体が冷えてきて、おまけにメガネに付いた雨滴で前が良く見えなくなってきた。前車のしぶきを浴びると路面の汚れが一緒に飛んでくるようだ。
1周早く17周目でピットイン。
急いでトイレを済ませエナジーバーをかぶりつき、身体と眼鏡を拭いてゼリードリンクとポカリを1本補充してレインウエアを着て、コースに戻る。
おかんがいて助かった。一人ではこんなスムーズには行かなかった。感謝m(__)m
メガネが汚れて見えにくくならないよう、前車のしぶきを浴びないようにコースの空いている所を選んで走った。
徐々に疲れが出てペースが落ちてきた。
当初8〜9分台だったのがその後は10分台に落ち、最終的には11分代後半から12分にかかるところまで落ちてしまった。
やはりコース後半の上りでインナーを使えないのが終盤に響いてきた。
もうアウターでは上りきれない。体力が残っていない。
最後の3周でついにインナーに切り替えた。
タイムは伸びないが、完走するためにシャカシャカクランクを回して頑張った。
そして感動のゴ〜〜〜〜ル\(^o^)/
何とか目標の完走を果たせて嬉しかった。
おかんの待っているピットに戻る。
しかし、そこにおかんの姿はなかった。
そうか、ゴールの写真を撮りに行ったけどオイラを確認できず、まだカメラを構えているのかもしれない。
重い足を引きずってゴール付近まで行ってみたが姿は見えない。
仕方なくピットの隅で濡れたウエアを着替え、いつもは河原のキャンプで使っているチェアに座って休んでいたらコースとは反対の方からおかんがやって来た(^^♪
「あら、帰って来てたの?」
話を聞くと、天気が悪いのでピットの2階の部屋が解放され、行ってみたら絨毯が敷かれた部屋で、外にいるより暖かいのでそこで寛いでいたようだ。
「おとんも行ってみる? ガラス張りでコースが良く見えてキレイだよ。」
そんな元気残っていませんわ(+o+)
ま、いっか^_^;
結果 タイム 6時間11分16秒 Av. 25.86km/h
順位 23位(50代の部) 総合286位
DNS、DNFの数は分かりませんが、
160kmの部エントリー50代44人、全体では609人でした。
おいらのデビューレースはこんなんでした。
あ〜疲れた(+o+)
でも楽しかった\(^o^)/
なんかハマりそう…
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まず最初に今回のレースで1名の選手が命を落とされました。
同じ場所で同じ時間を共に戦った仲間として心よりご冥福をお祈りします。 それでは初めてのレース参戦結果を報告をさせていただきます。 思い起こせば1年前、後輩からロードバイクを貰った時にはこんなことになるとは予想だにしていませんでした。
還暦を目前にして、レースに出るなんて!
中学高校は陸上部、大学ではノルディックスキー、また社会人になってからも市民マラソンや駅伝に参加していましたが、競技というものから離れて早30年。
久し振りに心地よい緊張感で大会の朝を迎えました。
7月1日午前3時起床。 外は濃い霧に包まれていた。 それが家を出るときには雨になっていた。 チッ! 最悪である。 箱根町燃やせるごみのカッパを着て走るのか(+。+)アチャー。 しかし現地へ向かう途中で雨はやみ、心持ち空が明るく見える。 わずかな期待を胸に会場へ向かう。 予定通り5時少し前に到着!
西ゲートの前は開門を待つ参加者の車で溢れかえっている。 オイラもガードマンの誘導でその列に並ぶ。
「これだけの車が待機しているんだから、きっと早めに入場出来るだろう(^^♪」と思っていたが、一向に開く気配が無い。 周りのみんなも不満げだ。 結局ゲートが開いたのは定刻を5分過ぎた。5時35分だった。 この時点で主催者の態勢に疑問を持つ。 みんな少しでも早く駐車場に車を停め、ピットに場所を確保し、受付を済ませ準備をしたいのに、参加者の気持ちがまるで分かっていない。 そしてゲートを入った後も駐車場まで渋滞である。
はやる気持ちが余計にはやる。 それでも何とかピットのすぐ裏に車が止められ、ピット内に自分のスペース&おかんの居場所を確保できたのは幸いだった。
遅く来た人や大所帯のチームはピット裏の軒下やピット3階の屋根のある屋上に場所を取らざるを得ない人たちもいた。 自転車関連企業の出店が並び色々見て回りたいが、そんな余裕はない。
ただ、時間を追って天気が悪くなることは目に見えていたので、おかんがゴミ袋のカッパじゃ可哀想とちゃんとしたレインウエアを買ってくれた。 やったね\(^o^)/
早々に受付を済ませ、準備に取り掛かる。
ここで最初の失敗。
フロントフォークにタイム計測用のチップをインシュロックで取り付ける際にスポークも一緒に固定してしまった。
これではタイヤが回らない(+o+)
すかさず、おかんが代わりを貰いに行ってくれた。 頼りになりますm(__)m
ピット内はこんな感じです。ちなみに参加者はカーボンバイクばかりで、クロモリビンテージバイクはじろじろ見られました。ちょっと恥ずかしい^_^;
距離が長いので試走はしないつもりだったが、スタート時間が30分延びたので(ほら、言わんこっちゃない! オフィシャルしっかり運営して下さいよ)時間を持て余し、一周だけ様子を見ることにした。
では、行ってきま〜〜す。
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