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アストロズ、ワールドチャンピオンへの道!

アストロズ年代記

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ブログ開設前のアストロズ球史です。1996年より。
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 創設44年目にしてついにワールドシリーズの大舞台に立つ事になったアストロズの相手は、アメリカンリーグの覇者シカゴ・ホワイトソックスです。
 ホワイトソックスは、昨年のワールドチャンピオンのボストン・レッドソックス、ニューヨーク・ヤンキースを倒し勝ち上がってきたロサンゼルス・エンゼルスを全く寄せ付けずにアメリカンリーグを制覇してきた強豪チームです。チームはアストロズと似た投高打低が特徴で、88年ぶりのワールドチャンピオンを目指します。互角の勝負が期待されましたが、意外な結果となりました。

●第1戦  ●3−5  USセルラー・フィールド

 アストロズは、ワールドシリーズの開幕に経験豊富なロジャー・クレメンス投手を起用。敵地での先勝を狙いました。ホワイトソックスは、チャンピオンシップで4者連続完投勝利と素晴らしい投球を見せた1人、ホゼ・コントレラス投手を先発のマウンドに送り出しました。
 クレメンス投手は最初からボールにキレがなく、わずか2回でマウンドを降りる結果になりました。この大誤算は、シーズン中から痛めていた左足の故障が原因でした。ずっと無理し続けていたのでしょう。この後を受けたブルペン陣が何とか試合を作りましたが、打線は期待に応える事ができず、チャンスはことごとくホワイトソックスの投手陣に潰されてしまいました。

●第2戦  ●6−7× USセルラー・フィールド

 思わぬ形で試合を落としたアストロズは、必勝を期してアンディ・ペティット投手を起用。先勝し、勢いをつけたホワイトソックスは左のエース、マーク・バーリー投手を起用しました。
 ペティット投手は、素晴らしい投球を見せて6回を2点に封じました。打線もペティット投手を援護。ランス・バークマン選手が3打点を挙げる活躍を見せ、試合を有利に展開しました。ところが、この日はブルペンが大誤算。今まで素晴らしいリリーフを見せてきたダン・ウィーラー投手が二死満塁のピンチを招き、続いたチャド・クウォールズ投手が主砲のポール・コナーコ選手に逆転の満塁本塁打を浴びてしまいました。
 打線はそれでも粘りを見せて最終回、クローザーのジェンクス投手を攻めて2死から同点に追いつきました。ところがその裏、満を持して登板したブラッド・リッジ投手がシーズン中の本塁打が0であったスコット・ポドセドニック選手にサヨナラ本塁打を浴びてゲームセット。アストロズのブルペンは明らかにガス欠状態でした。

●第3戦  ●5−7  ミニッツメイド・パーク

 敵地で連敗し、次第に追い詰められるアストロズは、エースのロイ・オズワルト投手に逆転の望みを託しました。地元ヒューストンでは無敵の強さを誇っています。ホワイトソックスはジョン・ガーランド投手をマウンドに送り出しました。
 打線は初回から得点を重ね、オズワルト投手は4回まで圧倒的な投球でホワイトソックス打線を封じていましたが、5回に突然連打を浴び、一気に5点を奪われてゲームをひっくり返されてしまいました。突然な事だったので、これには本当に驚きました。
 打線は、前回同様粘りを見せて同点に追いつきました。この日はブルペンも素晴らしい投球を見せ、延長14回まで試合が進みました。しかし、アストロズは毎回のようにサヨナラのチャンスを作りながら逃し続けてしまい、結局ブルペンが力尽き、敗れました。かつてアストロズに在籍したジョフ・ブラム選手に本塁打を浴びるなど延長戦では全くいいところがありませんでした。

●第4戦  ●0−1  ミニッツメイド・パーク

 王手をかけられ、後がないアストロズは、大舞台に強い若手のブランドン・バッキー投手を送り、一矢報いようとしました。余裕のホワイトソックスはフレディ・ガルシア投手を送り出しました。
 バッキー投手は期待に応え、最高の投球を披露。7回で三振を7つ奪い、ピンチらしいピンチもなく無失点に封じました。アウトを取るごとに雄たけびを上げ、球場は沸きに沸きました。ガルシア投手も負けないくらい素晴らしい投球で無失点に切り抜けました。
 しかし、最後はリッジ投手が力尽き、アストロズのワールドシリーズは終わりました。

 創設44年目にして初の夢舞台に立ったアストロズですが、ワールドチャンピオンの栄光を掴む夢は叶いませんでした。アストロズをずっと引っ張ってきたビジオ選手、バグウェル選手が夢の舞台に立つ事ができて子供のように喜んでいた姿は忘れられません。ワールドシリーズに出るまでに要した試合数は、ビジオ選手が史上最多、バグウェル選手が史上3位と本当に長くかかりました。

 来年こそ絶対にワールドチャンピオンに輝いて欲しいものです。アストロズにはその力は充分あります。ビジオ選手、バグウェル選手はキャリアも晩年に差し掛かっており、残された時間は多くありません。二人が元気なうちになんとか最後の夢を叶えて欲しいと思います。

 
  
 
 

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 昨年に引き続き同じ顔合わせになったナショナルリーグ・チャンピオンシップシリーズ。前シリーズで最終戦に敗れて涙を飲んだ相手、中部地区覇者のセントルイス・カージナルスと激突しました。今季のカージナルスも圧倒的な力をもって100勝を挙げ、早々と優勝を決めていました。アストロズはシーズン中5勝10敗とあまり相性が良くありませんでした。

●第1戦  ●3−5   ブッシュ・スタジアム

 ディビジョンシリーズと同じく、アストロズはペティット投手を初戦に起用。カージナルスは今季のサイ・ヤング賞投手でエースのクリス・カーペンター投手を起用しました。シーズン中は常に圧倒的投球を見せ、アストロズは0勝5敗と分が悪い投手です。
 ペティット投手は、苦手のレジー・サンダース選手に本塁打を浴びるなど6回5失点でKO。打線はやはりカーペンター投手の前に沈黙し、バーク選手の代打本塁打による2点が精一杯でした。精彩を欠いたペティット投手でしたが、実は試合前の練習で打球が直撃する事故にあっていた事が発覚。

●第2戦  ○4−1   ブッシュ・スタジアム

 仕切り直したいアストロズは、エースのオズワルト投手をマウンドに送り出しました。対するカージナルスは左の若きエース、マーク・マルダー投手を起用。緊迫した投手戦になりました。
 アストロズは、ディビジョンシリーズ、そして昨日の試合でラッキーボーイとなっているルーキーのバーク選手をスターティングラインアップに加えました。このバーク選手が大活躍。チャンスを生み出す三塁打と、試合を決めるタイムリーを放ちました。オズワルト投手は全く危なげない素晴らしい投球を見せ、最後の2回をリッジ投手が豪快に締めて1勝1敗のタイにしました。敵地での勝利はアストロズを有利にします。なぜならアストロズは地元ではほぼ無敵の強さを誇っているからです。

●第3戦  ○4−3   ミニッツメイド・パーク

 地元に戻ったアストロズはクレメンス投手を先発に起用。カージナルスは生え抜きの前エース、マット・モリス投手をマウンドへ。この試合も緊迫した投手戦となりました。
 この試合では、ビジオ選手、ラム選手が活躍。チームはモリス投手に8安打を浴びせて6回途中でマウンドから引きずりおろし、クレメンス投手をはじめとする投手陣がリードを守りきって2連勝となりました。カージナルスはスーパースター三塁手であるスコット・ローレン選手を欠き、守備面での不安が出始めていました。この試合では代役を務めていたヌネス選手まで故障し、代わって出場したルナ選手が痛いエラーをするなどらしくない場面も見られました。アストロズもクローザーのリッジ投手が連投連投の疲れからか精彩を欠きつつあるのが気になるところです。

●第4戦  ○2−1   ミニッツメイド・パーク

 第4戦には、地元では無類の強さを誇るブランドン・バッキー投手を先発に起用。対するカージナルスはジェフ・スーパン投手を起用しました。この試合はアストロズの結束力が発揮された好試合になりました。
 先発のバッキー投手は一つアウトを取るごとに雄たけびを上げる気合の入りよう。6回途中でマウンドを降りましたが、ベンチでもずっと大声を出してチームを激励し続けていました。守備でも代わって登場したタベラス選手がスーパーキャッチを見せ、最終回の大ピンチでは二塁に代わって入ったブラントレット選手が好判断でダブルプレーを奪い、試合を終わらせました。攻撃面でも守備面でもガーナー監督の采配がことごとく的中しました。
 カージナルスは逆に名将ラルーサ監督、エドモンズ選手が退場になるなど完全に後手に回ってしまいました。

●第5戦  ●4−5   ミニッツメイド・パーク

 早くも王手をかけたアストロズは、再びペティット投手をマウンドへ送り出しました。後がないカージナルスはエースのカーペンター投手で巻き返しを図りました。
 試合は、バークマン選手が逆転の3ラン本塁打を放ち、カーペンター投手から4点を奪って有利に展開しました。ペティット投手も前回の負傷から立ち直り、好投を披露。ブルペンにつないで最終回のリッジ投手の登場をお膳立て。ところが、リッジ投手は最終回あと1球まで追い込みながらもランナーを2人出し、主砲アルバート・プホルス選手に逆転3ラン本塁打を浴びてしまいました。信じられない瞬間です。球場が一瞬にして静寂に包まれました。
 地元でリーグ優勝を決められず、嫌な雰囲気で敵地に乗り込む事になりました。

●第6戦  ○5−1   ブッシュ・スタジアム

 勢いを盛り返してきたカージナルスを相手に、アストロズはエースのオズワルト投手を起用しました。カージナルスはマーク・マルダー投手を起用。最後の戦いが始まりました。
 オズワルト投手は何事もなかったかのような冷静な投球。第2戦と同じく全く危なげのない投球で勢いに乗っていたはずのカージナルス打線に付け入るスキを与えませんでした。これぞエースの投球でした。打線は着実に得点を重ねて、ついにカージナルスを倒しました。

 アストロズは、創設44年目にしてついに初のワールドシリーズ進出を決めました。本当に素晴らしいシーズンです。プレーオフのMVPには連打を一度も許さず3勝を挙げたオズワルト投手が文句なしで選ばれました。チーム一筋18年のビジオ選手は、バグウェル選手と「信じられない」と連呼していたのが印象的でした。借金15以上からのリーグ優勝は長い歴史の中で2チームしかいません。歴史的な勝利で、ヒューストンの町は喜びに包まれていました。

 ワールドシリーズの相手は、圧倒的な強さで勝ち進んできたシカゴ・ホワイトソックスです。

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 2年連続してワイルドカードを手にしたアストロズは、ナショナルリーグのチャンピオンシップ出場権を賭けて昨年と同じ相手、全米プロスポーツ史上最高の14年連続地区優勝を果たしたアトランタ・ブレーブスと激突しました。

●第1戦 ○10−5 ターナー・フィールド

 アストロズはアンディ・ペティット投手を開幕投手に起用。プレーオフで滅法強いペティット投手を開幕投手に立てて流れをつかみにかかりました。ブレーブスは今季加入の名投手ティム・ハドソン投手を起用しました。
 第1戦では打線が爆発。中でもエンズバーグ選手が3安打5打点の大爆発。ビジオ選手がトップバッターとして切り込み隊長ぶりを発揮し、チームは10点の猛攻撃でハドソン投手をKOしました。先発のペティット投手は安定した投球を披露し、7回を3点に抑えました。これでペティット投手はプレーオフ通算14勝目で史上トップタイとなりました。本当に頼りになる投手です。

●第2戦 ●1−7  ターナー・フィールド
 
 第2戦の先発はロジャー・クレメンス投手を起用。ブレーブスは苦手のジョン・スモルツ投手が登板しました。
 打線はスモルツ投手の前に沈黙。さすがの投球を披露しました。クレメンス投手はブレーブスの若手軍団に打ち込まれ、5回5失点でKOされました。終盤、疲労からか精彩を欠いていたクレメンス投手が心配になる出来でした。

●第3戦 ○7−3  ミニッツメイド・パーク

 地元に戻っての第3戦、アストロズのエース、ロイ・オズワルト投手が先発。ブレーブスは今季ブレイクした若手のホルヘ・ソーサ投手が登板しました。
 地元に帰ったアストロズは再び打線が爆発。ソーサ投手が降板した後のブルペン陣に襲い掛かりました。この試合では、ビジオ選手が3本の二塁打を放って大活躍。かつてのプレーオフに弱かった当時の面影は全くありません。オズワルト投手は8回途中までを3失点に抑えてブルペンがリードを守りきり、早くもシリーズに王手をかけました。

●第4戦 ○7×−6 ミニッツメイド・パーク

 最後の試合となった第4戦は歴史に残る試合となりました。アストロズの先発ブランドン・バッキー投手が4回5失点でKOされ、8回で6−1と圧倒的不利の形勢から、アストロズはすさまじい粘りを見せました。
 ブレーブスは、先発のティム・ハドソン投手からクローザーのカイル・ファーンズワース投手に繋ぎ、磐石の態勢を整えていましたが、8回の裏にランス・バークマン選手が満塁本塁打を放ち、9回の裏には2死からブラッド・オースマス選手が土壇場で同点本塁打を放ち、なんと同点に追いつきました。その後は延長戦となり、両チームは0点のまま試合が進みました。
 延長15回の裏、なんと代打でクレメンス投手が登場し、球場は大喝采。次の回からマウンドに上がり、3回を1安打に抑えて4奪三振をマークしました。チームの勝利のためならなんでもすると常に語るクレメンス投手が有言実行でチームに活気を与えました。これに応えたのはルーキーのクリス・バーク選手です。自分の前の打席でフルスイングを見せるクレメンス投手を見て火がついたそうです。試合を決める本塁打をレフトスタンドに叩き込み、試合に決着をつけました。
 この試合のイニング18回、試合時間5時間50分は史上最長、出場選手42人は史上最多でした。

 アストロズは昨年に引き続いてブレーブスを倒し、ナショナルリーグのチャンピオンシップに進む権利を手に入れました。もう一つのディビジョンシリーズでは、同地区の覇者セントルイス・カージナルスが、西地区覇者のサンディエゴ・パドレスを3連勝スウィープで撃破しました。昨年同様、リーグチャンピオンシップのカードはアストロズ対カージナルスとなりました。

 

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●2005年の主なローテーション

 1.ロイ・オズワルト
 2.アンディ・ペティット
 3.ロジャー・クレメンス    ★最優秀防御率(1.87)
 4.ブランドン・バッキー(一時離脱)
 5.ワンディ・ロドリゲス/エゼキエル・アスタシオ

●ブルペン投手
 
 ダン・ウィーラー
 チャド・クウォールズ
 マイク・ギャロ
 ラス・スプリンガー
 マイク・バーンズ・ジュニア
 ジョン・フランコ(解雇)
 チャド・ハービル(ウェーバーで放出)

●クローザー

 ブラッド・リッジ

 リーグの平均を下回った打線に比べて、投手陣はリーグ有数の力を発揮しました。中でも「ビッグ3」と呼ばれた先発のエーストリオは全員がタイトル争いに顔を出すほどの活躍。オズワルト投手は昨年に引き続いて素晴らしい投球を見せて連続20勝に到達。昨年、故障でシーズンの半分を欠場したペティット投手が完全復活し、リーグ2位の防御率2.39で18勝。特にスパートをかける勝負どころの後半戦で
は投げれば勝つ状態となり、11勝をマークして巻き返しの原動力となりました。クレメンス投手は打線の援護がなく、13勝に終わったもののメジャー最高の防御率1.87をマーク。投球内容はメジャー最高クラスでした。(7イニングを2失点以内に抑えて勝てなかった試合が10試合もあった・被打率も2割未満でメジャー最高)

 昨年台頭したバッキー投手は故障で1ヶ月以上欠場しながらも10勝。新人のロドリゲス投手も10勝を挙げてローテーションの全員が2桁勝利をマークしました。新たな世代の台頭も進みました。

 ブルペンは昨年台頭したウィーラー投手、クウォールズ投手を中心に役割をしっかり果たし、クローザーのリッジ投手を含めて8回に勝っている試合では78勝1敗という信じられないほどの勝率をマークしました。リッジ投手は昨年ほどの奪三振率ではありませんでしたが、それでも100以上を奪い、24連続セーブをマークするなど安定した活躍を見せました。

 後半、快進撃を見せて最終戦でワイルドカードを掴み取れた原動力はこの強力な投手陣でした。

●12月27日現在の投手状況

 再契約   ラス・スプリンガー

 退団    ロジャー・クレメンス

 放出    マイク・バーンズ・ジュニア→シンシナティ・レッズへ移籍

 ★年俸調停有資格者

  ブラッド・リッジ
  ダン・ウィーラー

 ロジャー・クレメンス投手が現役続行か引退かの決断がまだできないため、アストロズは年俸調停を申請せず、クレメンス投手は退団する事になりました。本当に残念です。アストロズは二年前も、そして昨年もクレメンス投手の意思を尊重してずっと待つ姿勢でいたのですが、3年連続でそれはもうできなかったようです。待っている間も市場はどんどん動き、チームの補強ができなくなってしまいます。アストロズとしては苦渋の決断となってしまいました。
 ただ、希望は残されています。来年の5月1日以降であれば再契約ができるのです。クレメンス投手もアストロズ復帰へのふくみをもたせる発言をしています。帰ってきてくれる事を心待ちにしています。    



 




 

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●2005年の主なスターティングラインアップ

 1.中 ウイリー・タベラス
 2.二 クレイグ・ビジオ
 3.右 ランス・バークマン(途中復帰)
 4.三 モーガン・エンズバーグ   ★シルバースラッガー賞受賞
 5.左 ジェイソン・レイン
 6.一 マイク・ラム
 7.捕 ブラッド・オースマス
 8.遊 アダム・エバレット

●その他主な控え選手
 
 捕手   ラウル・チャベス
 内野手 ホゼ・ビスカイーノ、クリス・バーク、エリック・ブラントレット
 外野手 オーランド・パルメイロ

●故障による長期離脱

 内野手 ジェフ・バグウェル

 昨年のバランスが取れていた打撃陣は崩壊。ジェフ・ケント選手との契約更新を見送り、プレーオフで大活躍したカルロス・ベルトラン選手は、超高額の長期契約でニューヨーク・メッツに移籍しました。個人的にはケント選手を手放した事については納得がいきませんでした。(総年俸の問題ではありますが)

 ケント選手が去った事により、ビジオ選手が再び二塁手に復帰。ビジオ選手は自己が持っていた先頭打者本塁打を44本に更新し、さらに自己最多の26本塁打をマークするなど40歳目前にして衰えのない打撃を披露しました。また、通算の死球数で世界記録を更新し、ガッツ溢れるビジオ選手にふさわしい勲章が加わりました。中盤からは急成長のタベラス選手に一番を譲り、二番打者として活躍。

 問題は中軸打者で、バークマン選手がオフに重傷を負って前半を欠場。バグウェル選手は右肩の故障が悪化してついに手術となり、長期欠場。大砲が不在となりました。その中で、昨季10本塁打のエンズバーグ選手が急成長し、36本塁打101打点をマークしました。また、生え抜きのレイン選手が出場機会を得て急成長。26本塁打をマークしました。ただ、両者とも確実性に欠け、ここ一番ではあまり結果を残せず、弱体化した打撃陣はアストロズのアキレス腱となってしまいました。

 新人ではタベラス選手がフルシーズンをメジャーで過ごし、その高い潜在能力を開花させました。俊足を生かして30本のバントヒットを含む70内野安打をマークし、ヒットは172本を数えました。盗塁も34をマークし、久々にアストロズのスピードスター誕生を予感させました。控えであるビスカイーノ選手、ラム選手、パルメイロ選手もここ一番で渋い活躍を見せ、期待のルーキー・バーク選手もその才能の片鱗を見せました。パワーダウンした分、今まで以上にチーム全体でという思いが表に出ていたと思います。以前のようにスピードでかき回す野球も復活。

 アストロズの自慢はその鉄壁の守備力です。エラーの数はリーグで2番目に少なく、好守を誇る遊撃手エバレット選手、オースマス捕手を中心に堅い守りを見せました。エラーしないチームはやはり強いですね。特にエバレット選手はその華麗なプレーで何度もピンチを救いました。

 前半戦は、チームを去ったケント選手、ベルトラン選手そして故障のバグウェル選手とバークマン選手といった昨年の2・3・4・5番を欠いた事もあり、最悪のスタートとなりました。アストロズのビッグ3という強力先発陣やブルペンがどんなに奮闘しても点が取れなければ勝てません。6月前に借金15を背負い、早くもプレーオフの望みは消えたかに思われました。
 しかし、6月になると出遅れたバークマン選手も本領を発揮し始め、成長したエンズバーグ選手、レイン選手、タベラス選手など若手の台頭が相乗効果を発揮し、元々投手陣はリーグでもトップレベルにあるためにほとんど負けなくなりました。7月に月間22勝とスパートをかけ、最終戦でワイルドカードを掴み取る事ができたという信じられないシーズンとなりました。

●12月26日現在の野手状況

 再契約  クレイグ・ビジオ
        ブラッド・オースマス
        オーランド・パルメイロ
        マイク・ラム

 移籍   ホゼ・ビスカイーノ→サンフランシスコ・ジャイアンツと契約

 ★年俸調停有資格者

  アダム・エバレット
  モーガン・エンズバーグ

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