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移籍して半年、やっと新しいチームの内情も少し見えてきた。
次男の立ち位置は相変わらずで、努力しないのも相変わらずだが
最近では次男が嫌がっても、サッカーへの意識を聞きだすようにしている。
それにより、どうしてああいうプレーになるのかがわかることもあるから。
次男は、移籍後長く、ボールを貰いに行かない病にはまっていた。
いや、それどころか・・なんの役にも立たないような位置にいることが多くなっていた。
何度も注意した。あんな場所にいても意味ないでしょう、と。
でも、あそこにも来ることがある、それで得点できたこともある・・と言うのだ。
それを言ってしまったら、どこにいたってボールが来ることはある。
しかし、くる可能性が低い場所にいられたって役に立たない。
フィールドにいる人数は限られてるのだから、役に立たない人間がいたらその分不利でしょう、と説明するのだが・・変わってくれなかった。
しかし話をするうちにわかってきた。
前のチーム・・出来たことを褒めることはなくとも、ミスを罵倒するコーチだった。
そう、それでみんな委縮してしまい、次男に限らず試合に参加せず、ただ目の前に転がってきたときのみ参加する(しかもそれはまずパパコーチの子にパスw)というチームになっていた。
どうもその時の癖があるらしい。
勝つサッカーより、失敗しないサッカー。
怒られないサッカー。
これがすっかり根付いていたようだった。
この数カ月、次男には、失敗したっていいんだよ、と。
失敗しないことより悪いのは、参加しないこと、役に立たないことだよ、と・・
繰り返し言うように変えた。
そして試合のあと、紅白戦のあと、
「○君(レギュラーの子)、あのトラップミスは痛いよね。
でもすぐに他の子が取り返しに来てたよね。
で、○君もすぐそれに参戦して奪い返してたね。
あれでいいんだよ。
みんな失敗してるよ、気にしなくていいんだよ。
失敗はしないようにするのではなく、その後どう取り返すかが大事。
実際には取り返せなくて失点してもくじけず果敢に攻めてるよね。
それでいいんだよ、そうじゃなくちゃ駄目なんだよ」
そんなことを、言うようにして少しづつだけど変わりつつある。
失敗を恐れていた前のチームでは、ボールを受けに行ってもフォローに入ってくれる子がいなかった。
それで何度も苦労したはずだ。
でも今は息子自身がフォローに行かない選手になってしまっていた。
思いだしなさいよ、自分が無理して受けたのに助けてもらえなくて
敵を背負って「誰か〜!」と叫んでいたことがあったでしょう、と。
ただ、そういう局面で助けに入れば、今度は自分が背負うようになる。
うまくできるかな・・そう思う気持ちもあったようだが
「大丈夫、このチームの子は見捨てないで来てくれるから。
仲間を信じて助けに行きなさい」
そう言ってやらせたら・・やはりきちんと貰いに来てくれていて
敵を背負ってSOS!みたいなことは起こらなかった。
今ではきちんとフォローに行くようになったし
味方のフォローを信じて、厳しい局面でも受けに行くようになってきた
(まだまったく足りていないけど・・・)
思えばこの半年は、前のチームで染み付いてしまったプレーを洗い流す期間だったようにも思う。
しかしここにきて、やはり厳しい局面や前線での奪い合いで
うまくやりこなせないことが目につくようになった。
単純な、個人技術の不足である。
試合に参加しないことで失敗を回避してきた結果
個人技術が進歩しないでこの1年が過ぎてしまったことは否めない。
さすがに最近では、自分の技術不足を認識するようになってきた。
でも、相変わらず自主練をまったくしない・・・
本当にこれだけはどうしたものかと、今はそこが課題なのだが。
そんなこともあり、保護者会などは無理してでもでようと思っていた。
=続く=
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